音楽クリエイターのための Dolby Atmos 入門 ①アトモスの成り立ち
圧倒的な没入感をもたらす、いま注目の音楽体験 Dolby Atmos。新たな表現形態として気になっている音楽クリエイターもいるのでは? その1人である作・編曲家の岩崎元是氏が、Atmos に精通するエンジニアの齋藤晴夫氏と対談し、様々な疑問をぶつけていきます。全5回連載でお届けします。
Universal Audio : UADプラグインが引き継ぐビンテージ機材の真価【前編】
数々のビンテージ機材をDAW上で忠実に再現する Universal Audio UAD プラグイン。その真の価値に近年気づいたというエンジニアの杉山勇司氏が、UA でアジア担当セールスマネージャーを務める永井 ICHi 雄一郎氏と対談。UAD プラグインが次世代にもたらすビンテージ機材の重要性を語ります。
Universal Audio A-Type : 60年代のノイズリダクションがMIXで重宝されるワケ
先日登場した UAD プラグインの新製品 A-Type Multiband Dynamic Enhancer は、1960年代に開発された Dolby のノイズリダクション・システム A-Type をモデリングしたものです。実はこのハードウェア、ノイズリダクション以外の用途でも大活躍していました。実機を所有するエンジニアの Goh Hotoda 氏に、その手法と UAD プラグイン版 A-Type の使い勝手を聞きました。
Universal Audio : Apollo ─ 素晴らしき音質の背景
世界で最も信頼されているオーディオ・インターフェイスに隠された科学。
iCON Pro Audio 32Ci : 名機コンソールの血を引くオーディオインターフェイス
iCON Pro Audio 32Ci は、32C コンソールで知られるコンソールメーカー Harrison Audio とのコラボレーションから生まれたハイブリッドなオーディオインターフェイスです。エンジニアの福田 聡氏が Harrison コンソールの歴史を紐解きながら、32Ci の実力をチェックします。
Expressive E : Osmose - UI に振り切った未来形シンセ - Yaffle's view
藤井 風、iri、SIRUP らの楽曲制作に携わる音楽プロデューサーの Yaffle 氏は、Expressive E のシンセサイザー Osmose をスタジオ作業/ステージの両方で活用しているクリエイターの1人。鍵盤を揺らす、押し込むなど多彩な表現を持つ Osmose について、その独特の立ち位置を分析してくれました。
CAPCOM : ゲームの世界を色付けするコンポーザーの仕事術
『ストリートファイター』シリーズや『バイオハザード』シリーズ、『モンスターハンター』シリーズをはじめ、世界中で爆発的なヒット作を次々と生み出すゲームメーカー、カプコン。名作の世界観を彩るのが、同社のミュージックチームが作り上げる音楽です。大阪のスタジオを訪ね、最前線で活躍する4名のコンポーザーに話を聞きました。
sE Electronics : マイク導入事例 @ マカロニえんぴつ日本武道館公演
マカロニえんぴつや Lucky Kilimanjaro など多数のアーティストのライブサウンドに携わるエンジニアの井田真樹氏は、最近 sE Electronics のダイナミックマイクやリボンマイクを積極的に活用しています。マカロニえんぴつの日本武道館公演を訪ね、そのマイクチョイスについて話を聞きました。
MeldaProductions : 耳馴染みの良い倍音コントロールを実現する MCharacter
第一線で活躍するエンジニアがお気に入りの MeldaProduction 製プラグインを紹介する記事の第二回。今回は STUDIO MASS の伊永拓郎氏が MCharacter をレビューします。MCharacter はモノフォニック音源の倍音構成を変更することで、音色にキャラクターを与えるプラグインです。
IK Multimedia : iLoud MTM MKII - 3倍以上の価格/サイズに匹敵する再生能力
IK Multimedia のニアフィールド・スタジオモニター iLoud MTM の後継機として iLoud MTM MKII が登場しました。iLoud シリーズのヘヴィユーザーであるスタジオアルテのエンジニア、長谷川 巧氏が初代モデルからの進化ポイントを詳しくチェックしていきます。
Heritage Audio : Grandchild 670 - 名機 Fairchild をコンパクトサイズで再現
1950年代に誕生し、今も世界中で愛用されるコンプレッサーの名機 Fairchild 670。そのニーズに応えるべく Heritage Audio が2022年に開発した Herchild 670 を、コンパクトな 500 シリーズで再現したのが Grandchild 670 です。Fairchild を長年愛用するエンジニアの青野光政氏に Grandchild 670 の実力をチェックしてもらいました。
Lynx Studio Technology : Make Hits Lab が Aurora(n) で到達した「極上の宅録」
東京・新宿のシェアリングスタジオ Make Hits Lab は、ルームチューニングされた防音環境とプロフェッショナルな設備を兼ね備え様々な小規模プロジェクトで利用されています。その核となるのが Lynx Studio Technology Aurora(n) です。オーナーの谷 正太郎氏に導入の経緯を聞きます。
Rupert Neve Designs : Newton Channel レビュー - 利便性と多様性を持ち合わせた最高のチャンネルストリップ
Rupert Neve Designs から今年リリースされたパワフルでモダンなチャンネル・ストリップ Newton Channel。その特徴的なサウンドとキャラクター、シンプルな操作性はどんなサウンドメイクを実現させてくれるのでしょうか。big turtle STUDIOS のエンジニア yasu 2000 氏が試します。
Manley Reference Cardioid : クリエイター集団が選んだ真空管マイク
メジャー作品に携わる敏腕エンジニアを多数擁するクリエイターチーム、SIGN SOUND。同社が2020年に新設したスタジオでは、コンデンサーマイクの Manley Reference Cardioid を新たに導入。採用に至った経緯をエンジニアの小岩孝志氏、近藤圭司氏、相澤光紀氏に聞きました。
LiquidSonics : イマーシブオーディオで使える高品質リバーブ Cinematic Rooms Professional
プラグインのリバーブを専門に開発している LiquidSonics の Cinematic Rooms や Seventh Heaven、Lotus には、いずれもサラウンドに対応したProfessional版があり、Dolby Atmos のミックスをする時に重宝します。特に Cinematic Rooms Professional は豊富なプリセットとリアルな音質が魅力で、筆者は特に愛用しています。
ライブ機材導入事例 : 佐野元春 & 深沼元昭
佐野元春さんと深沼元昭さんはライブステージにおいて、Vital Audio、Carl Martin、MORLEY、IK Multimedia などの製品を使用しています。2022年7月2日まで開催された佐野元春 & ザ・コヨーテバンドのライブツアー“WHERE ARE YOU NOW”の神奈川公演を訪ね、機材撮影を実施しました。