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Meet the sE Artists.

sE Electronics 製品は、世界の様々なアーティスト、エンジニア、プロデューサーたちに愛用されています。彼らから届いた賞賛の声を一部ご紹介しましょう。

John O’Mahony (ミキサー / プロデューサー)

John O'Mahony は、Vance Joy、Sara Bareilles、Coldplay、Metric、The Cribs をはじめとする錚々たるアーティストたちとの仕事で知られるミキサーです。

彼は活動拠点を故郷であるアイルランドからニューヨークへと移し、かの Andy Wallace のエンジニアリングを5年間務める前に、市内のトップスタジオで経験を積みました。

以来、John はニューヨークとロサンゼルスを中心に、ナッシュビル、コペンハーゲン、ロンドン、トロントなど世界中で作品を生み出しました。そして2012年、今や彼がホームと呼ぶグリニッジ・ヴィレッジの歴史的なスタジオ Electric Lady Studios に設けられた特別なミックススイートへと迎え入れられます。

グラミー賞のアルバム・オブ・ジ・イヤーにもノミネートされた、Sara Bareilles の The Blessed Unrest (2014)、Coldplay の Viva La Vida Or Death And All His Friends (2009)、そして Juno 賞を獲得した Metric の Fantasies (2009)、Synthetica (2012) は彼のキャリアのハイライトと言えるでしょう。

「RN17 は最近お気に入りのスモールダイアフラムコンデンサーマイクなんだ。高い周波数帯域は信じられないほど詳細に捉えてくれるし、これまでのペンシルマイクでは損なわれていた中低域の重さもしっかりしているね。 アコースティックギター、ピアノ、弦楽器、パーカッション、そしてルームマイク用としても愛用している。 今年は Metric と The Kills のセッションで活躍してくれたよ。」

「VR1 は素晴らしいリボンマイク。Metric とのニューオーリンズでのスーザフォン録りから、 Electric Lady での The Kills のギターキャビやドラム録りなど、あらゆるセッションで使った。音源にはとことん忠実だし、ロケットエンジンクラスのSPLにも対応しているんだ。」


「...そして RNR1 は、次世代のリボンマイクデザインと言えるね。見事に詳細を捉えてくれる衝撃的なリボンマイクだよ。リードボーカルにはバッチリで、最高にハッピーになれるんだ。」

使用製品

リンク

http://mixedbyjohnomahony.com/


Ryan Hewitt (エンジニア / ミキサー / プロデューサー)

Ryan Hewitt は、Red Hot Chili Peppers, The Avett Brothers, blink-182, The Dixie Chicks, Flogging Molly, そして Jamie Cullum をはじめとする著名なアーティストたちから支持される、幅広いジャンルで人気のグラミー受賞エンジニア、ミキサー、プロデューサーです。

2015年初期にロサンゼルスからナッシュビルへと移った Ryan は、ベリー・ヒルにある House of Blues Studios に腰を据え、ノンストップのレコーディングの日々へと突入しました。

The Avett Brothers, Third Eye Blind, Sean McConnell, Harry Connick Jr. のアルバムをミキシングしながら、Crass Mammoth, The Black Lillies をはじめとする様々なアーティストのプロデュースとミックスをこなし、夏の終わりには、プロデューサー・Simone Felice とともに、The Lumineers の新作のレコーディングとミキシングをニューヨーク州北部で行いました。

Ryan は、自身の音楽とレコーディングへの愛情は、偉大なる父・David Hewitt からの影響だと認めます。世界中を旅しながらライブアルバムのレコーディングや多くの素晴らしいアーティストたちの放送を通じ、Ryan は小さなクラブから大規模なアリーナまであらゆるタイプのベニューで青春を過ごしました。

旅先では輝きを得るチャンスは一度限り - 多くの経験を通じ、彼はスタジオ・レコーディング・エンジニアとして類まれなる仕事への倫理観と心構えを育むこととなりました。


ボストンのTufts大学で電気工学の学位を取得し、構内で音響会社を運営した後、Ryan はソニーミュージックスタジオで働くためニューヨークへと向かいました。そこで機会を得た彼は、ロサンゼルスの Cello Studios (現在のEastWest Studios) へと移り、 Red Hot Chili Peppers と Rick Rubin とともに仕事を始めます。ギタリストである John Frusciante から絶大な信頼を得た Ryan は、彼のソロアルバムの8曲の録音とミックスに携わりました。このことが Ryan をグラミーで複数の賞を受賞したダブルアルバム "Stadium Arcadium" のエンジニアリングとミキシングへと導きます。Rick と Ryan はその後もコンビを続け、The Avett Brothers の3つのアルバムと2つのライブDVDだけでなく、Angus and Julia Stone, Brandi Carlile, Lady Gaga, Johnny Cash といったアーティストのプロジェクトに携わりました。

ON THE REFLEXION FILTER

- いつごろRFの存在を知りましたか?

5年ほど前に Matt Serletic と Matchbox 20 のアルバムをやった時かな。ずっと RF Pro を使ってたけど、最近 RF Space を手に入れてね。ずっといい感じだ。さらにソリッドで、取り付けもしっかりしてるよね。

- どのようなシチュエーションでRFを活用されていますか?

レコーディングではいつでも可能な限り "主張" が欲しいからね。信じられないくらいにミックスの前面にボーカルを置いてくれるんだ。多くの場合、ボーカルはあとで好きにできるよう、スーパードライに始めたいんだよね。加えて、RFは貧相な環境でのサウンド改善に役立つし、コンピューター、エアコン、ストリートの雑音といった不要なノイズもカットしてくれる。意図しないルームサウンドや他の楽器からの干渉をアイソレーションするために、ギターアンプ、アコギ、ベースアンプ、アップライトベースにも使ったりするよ。

- RFがサウンドに及ぼす効果をどのように感じますか?

ボーカルにおいてはとくに...例えるなら "フィルムの中でより深いブラックを得る" ような感覚かな。より細かく、多くのものを聴くことに繋がっているよ。

- RFのオススメポイントを教えて下さい。

これは優れたアイソレーションを得るにはもってこいの優れたツールさ。プアな響きの部屋でもより良いレコーディングをしたいならきっと役立つよ。

使用製品

TIPS & TRICKS

「例えばミュージシャンが歌と演奏を同時に行うような場合、アイソレーションのためにボーカル用マイクとアコギ用マイクの間にRFを置いてるよ。あとはそうだな、不要な部屋鳴りがマイクに入り込むのを避けるためにキック用マイクの後ろに置くこともあるね。」

「響きの悪い部屋の場合、フィドルのオーバーヘッドマイクの上へ立てることもある。楽器からの距離が必要な場合でも環境がそれを許さない時、いくつかマイクを変えてみたりもしたが効果はなかった。そこで、ベストな鳴りのマイクをチョイスしてその後ろにRFを置いてみたんだ。問題は解決したよ。」

リンク

http://www.ryanhewitt.com/


Simon Franglen (作曲家 / プロデューサー / ミュージシャン)

「私は自分が何をしたいか、常にハッキリしていました。レコードのプロデュースと映画音楽をやりたい - 13歳からその道へと進みました。幸運なことに、好きなことをやり続けることができています。」

「'The Amazing Spider-Man' のセッション中、お試し用にと一組の RNR1 が送られてきました。一瞬で心を奪われましたよ。すぐさま購入に至りましたね。大好きなピアノマイクです。Steinway との抜群の相性に関しては、もはや説明不要でしょう。

また、ブラスやストリングスにも素晴らしく、エレクトリック・ギター・キャビネットでは壮大なサウンドとなります。愛すべきリボンのキャラクターを備えつつも、通常では考えられないほどの美しいトップエンドの伸びを得ることができるのです。

シンガーには、クラシックなサウンドが欲しい時や、声に気になるエッジを感じる際、それをスムーズにするため RNR1 を使うこともあります。官能的に聞こえますよ。」


「RNR1 を体験した後、私はすぐに発売されたばかりのペアの RN17 とオプションのカプセル一式を試しました。再び衝撃を受けましたね。RN17 は、私の"無人島に持って行くべき"マイクとなりました。トラブルから救い出してくれる唯一のマイクがあるとすれば、それはこのマイクでしょう。

LAでの映画音楽のレコーディングの際、ある著名なエンジニアと私は RN17 とその他いくつかのマイクのブラインドテストを行いました - 結果、RN17 が一番でした。一緒にテストを行った彼からは、"そのマイク、置いていってくれよ" とまで言われたのです。RN17 は扱いやすく、素敵なサウンドがしますね。とくにアコースティックギターの録音によく使います。LAのトップセッションギタリストとの仕事では本当によく使いました。彼もそのサウンドに惚れ込んでいましたよ。木管楽器、パーカッション、すべてが本当に素晴らしい。

RN17 から得られる透明感とディテールはまさに "ワンダフル" の一言です。低ノイズがもたらすリアリティーに加え、特別な "何か" を備える、パーフェクトなマイクロフォンですね。私は求めるサウンドに適したカプセルを選べる点が気に入っています。そしてもちろん、Rupert Neve のトランスがサウンドに与えてくれる特別な魔法もね。

ここ数年で購入したマイクの中でもとくにお気に入りで、コーラスの収録、ソロストリングス、ギター、パーカッション、その他様々なソースにマルチに活躍しています。」

「もし RN17 が買えなかったのなら、私は sE4400a のペアを選びますね。とても、とても良いマイクです。ドラムのオーバーヘッドからボーカルマイクまで、本当に良い仕事をしてくれますよ。」

ON THE RF SPACE

「普段私は素晴らしいスタジオで録音を行いますが、最近ではラウドな男性歌手のボーカルを小さく、がらんとしたスクエアな予備のベッドルームで録ることもあります - しかしそれはグレートなボーカルサウンドを得るには最悪の環境です。かつて、ドアに布団を掛けられたクローゼットの中の戸棚に向かって歌っている有名なオペラ歌手のレコーディングを経験しましたが、それよりも良い方法が何かないかと考えました。そして、インターネットで情報とレビューを確認した後、私は RF Space を購入しました。

まず感じたのは、それがプロフェッショナルで堅牢なハードウェアであるという点。次に感じたのは - これが最も重要なのですが、"得られるボーカルサウンドが非常に素晴らしい" という点です。愛用している特別なボーカル用マイクを歌手から18インチほど離れた所へ設置しても、部屋の箱鳴りが気にならなくなりました - アルバム全体を通じ、もはや、部屋の問題はなくなりました。すべてが適切なボーカルブースで録音されたかのように聞こえたのです。

以後、私のミックスエンジニアはレコーディングのクオリティーについて意見を述べることはありませんでした。すべてが私の期待以上だったのです。1時間につき0ドルのベッドルームがプロフェッショナルなレコーディングスペースに早変わり。RF Space は、素晴らしいサウンドを得るために最も大きな障壁となる部屋の問題を解決し、マイクに本来の仕事をさせてあげることができる解決方法のひとつだと言えますね。」

使用機材

リンク

Simon Franglen on IMDB


Catfish And The Bottlemen (ロックバンド)

2007年に結成された Catfish and the Bottlemen は、驚くべきスピードでロックワールドに台頭してきました。彼らの1stアルバムはUKチャートで10位、USロックチャートで13位となり、Reading & Leeds, Latitude, Governor's Ball, そして the Late Show with David Letterman といった華々しいステージでのパフォーマンスを経験しています。

FOHエンジニアである Mike Woodhouse は、バンドのヘビーなギター・トーンを捕らえるのに複数台活用している guitaRF が備える有効性をこう語ります。
「ここしばらくギターにリボンマイクを使ってきたけど、そのフィギュア8型の特性のために不要なステージノイズも多く拾ってしまうことに悩みを抱えていてね。」

彼はその対策としてまず、マイクの背面にテーピングを行うことを試しました。多少の効果は認めつつも、「せっかくのトーンが台無しになってしまった。このことが、マイクをすべて捨ててしまうか、もしくはトーンはそのままにノイズだけを軽減する何か別の対策を考えるきっかけとなったよ - そう、sEを使うことになるきっかけにね。」


「guitaRF は、俺のパートナーとしてパーフェクトに感じたよ。小さくて、ツアーにも最適、さらにはギターキャビへのダブルマイクもOKときた…最高さ ! 軽量でありつつも堅牢なデザイン、ツアーの時には簡単に分解もできるし、まさに完璧な仕事をしてくれるよ。」

「かつてはステージノイズのためにミックスの中でうまくギターが乗っかってくれるよう四苦八苦したよ。しかしこのフィルターのおかげで今やどんなPAであっても不要なフィードバックやステージノイズに悩まされずに彼らのギターの雄叫びを得ることができるようになった。中央にある見事なゴム製のグロメットが、マイク間のわずかな位相ズレを調整したらもう動かないよう固定してくれるんだ。」

「sEはすべてのツアーバンドのために、ライブにおいて然るべき何かを作り出したと思うよ。つまり、ライブサウンドの環境であってもスタジオサウンドのクオリティーが欲しいよね?ってこと。」

使用製品

guitaRF® Reflexion Filter

リンク

http://www.catfishandthebottlemen.com/


Lance Reynolds (alt-J の FOH エンジニア)

Lance は世界的なFOHミキサーであり、そのキャリアは20年を超えます。2012年からは、マーキュリー賞受賞者であり、グラミーにもノミネートされたことのあるグループ "alt-J" のFOHミキサーとして、彼らの最初期のUSクラブツアーより参加しています。

alt-J は、Songkickの "The Hardest Working Bands of 2015" リストの第3位にランクされ、世界的なビッグ・フェスであるコーチェラ、グラストンベリーのメインステージでのアクトや、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン、ロンドンO2アリーナのソールドアウト公演を含む133ものショー、188,569kmもの移動をこなしました。

「alt-J では、ドラムにsE4400aを使っている。単にタンバリンへマイキングしているように見えるかもしれないけど、4400aはスムースな高音域でドラムキット全体に深みと透明感を加え、イイ感じで収めてくれるんだ。」

「おもちゃのグロッケンにはsE4(生産完了)を使う。ステキな煌めきを収めてくれるんだ。スネアのボトムにはsE1a(生産完了)。コンデンサーマイクをこういったラウドなソースに使うのは変に思われるかもしれないけど、ダイナミックマイクでは表現できない興味深いサウンドを得られるんだよ。ちゃんと持ちこたえてくれてるしね。」

「X1もいつもマイクボックスに入れてるよ。言うならばこいつは "スイス・アーミー" マイクだ。ギターキャビ、ベースキャビ、ドラムのオーバーヘッド、オーディエンス用・・・万能なんだよね。」

「最初、"何か良いラージダイアフラムコンデンサーはないかな?"、とsEに相談してみたら、1ダースものマイクを"試してみて"、と送ってきてくれたんだ・・・そこには1ペアのVR1リボンマイクも含まれていた。これはギターキャビには最高のマイクで、リボンマイクへの概念を上回る高域と豊かなローエンドを得られるんだよ。驚いたね。いつも使っているマイクよりもずっと多くのものをキャプチャーできて、とんでもなくリアルなアンプサウンドがするんだ。」


使用製品

TIPS & TRICKS

「"ミックスでなんとかしよう"と決して思わないこと。良いマイクをチョイスして、聞こえるままのサウンドを得るようにしよう!」

リンク

http://www.audioatlarge.com/
http://www.altjband.com/


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