アンプの設定、エフェクト、ミキシング・ツールなど、War、The Unforgettable Fire、The Joshua Tree といった U2 の伝説的作品で聴くことのできるトーンとエフェクトを作成する方法を学びましょう。*
U2 結成当初から、The Edge は Vox AC30 を愛用してきました。数十年を経て、彼は Fender アンプ、特にツイードの Fender Deluxe を用いるようになり、Korg SDD-3000 デジタル・ディレイで強烈なブーストをかけています。ここでは、UAFX Ruby '63 Top Boost Amplifier と Woodrow '55 Instrument Amplifier を使用し、彼の伝統的な「レシピ」を忠実に再現しています。このサンプルでは Fender Stratocaster が使われていますが、The Edge の定番とされるトーンには Gibson Explorer もよく使われています。
またこのトーン・スワイプでは、UAFX Max Preamp & Dual Compressor と Del-Verb Ambience Companion も使用しました。
さらに、このクラシックなトーンをミックスで再現すべく、SSL 4000E Channel Strip や SSL G Bus Compressor プラグインなど、当時の「80年代スタジオ・プロセッシング」も使用しています。
Ruby を使ったメイン・パート(ステレオ)

Max による Dyna Comp のエミュレーションでわずかにサチュレーションを加え、両方の Del-Verb で Precision ディレイと EMT 140 プレート・リバーブの設定を使用しています。左のリズムギターには付点8分音符のディレイ、右のリズムギターには8分音符のディレイがかかっています。
Woodrow を使ったコード・パート(オーバーダブ)

The Edge の Deluxe 代わりのセットアップとなる Woodrow は、Celestion Blue アルニコ・スピーカーと Korg ディレイによる力強いブースト、つまり Woodrow の KP-3K ブーストをオンにした状態で設定されています。Del-Verb は DMM モード(Electro-Harmonix Deluxe Memory Man のエミュレーション)を選択し、EMT 140 プレートをわずかに効かせています。
ミックス

1980年の Boy から 1991 年の Achtung Baby まで、U2 の多くのトラックがレコーディングされたダブリンの Windmill Lane スタジオにある機材と同様、ここでも SSL を使い、基本的な EQ とコンプレッションを適用しています。
— Tom Waterman and Darrin Fox
Guitars played by Jack Griffiths @jackgriffithsmusic.
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