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ヴィンテージとモダンが交わるハイブリッド・オクターブ・ファズ

Citadel Electronics は、Marshall のテクニカル・ディレクター兼アンプ・デザイナーであった Santiago Alvarez と、Darkglass Electronics の最高技術責任者を務めていた Tommi Otsavaara の2人によって設立されました。

Vector は、オクターブ・アップ効果による魔法が加わった、生々しく倍音豊かなディストーションの激流をもたらすオクターブ・ファズ・ペダルです。シリコンとゲルマニウムのハイブリッド回路により、ビンテージを彷彿させる温かみのあるテクスチャーから、シンセのような矩形波のクランチーなサウンドまで、幅広いトーンを実現します。

回路の追求により生まれた、歪みの奔流

Vector の大きなキャラクターの一つは、ディストーション要素を色濃く含んだ金属的なファズサウンドです。コントロールの FUZZ を上げていくと、中・高音域が徐々にザラつき、設定値を上げるほどより歪んだキャラクターが強調されます。同時に、低音域は程良く飽和感を感じる、温かく厚みのある音に変化していきます。

豊かで刺激的な高音域のキレを生む、可変式の、OCTAVE 機能

この機能は、サウンドにアナログ・シンセサイザーや金管楽器を思わせる、鮮烈なアッパーオクターブ要素を与えます。ハイ・ノートはサスティンの豊かな極上のリードサウンドになり、低音は地を這うような潰れた魅力のある音色に変貌します。

加えて、多くのファズペダルにおいてオクターブ機能は固定されたスイッチ式ですが、Vector の OCTAVE は可変という特徴があります。標準的なフルウェーブ・レクティファイア回路に MIX コントローラーを追加するという独自の設計により、ファズサウンドとのバランスを保ちながらオクターブ量を調整できる設計になっています。

電池切れのサウンドをシミュレートする WEAR ノブ

「Fuzz Face 系のペダルは、消耗した電池で使うと良い音がする」というギタリストたちの通説からインスピレーションを受けた、ユニークなコントロールです。

内部電圧を下げることで電池の摩耗状態をシミュレートし、サウンドに毛羽立ちやローファイ感、輪郭が崩れるような面白い質感が得られます。よりファズらしいエフェクティブなアクセントが欲しいときに効果的なパラメーターです。9 ~ 5V まで調整可能です。

コントロール詳細

OCTAVE

オクターブ・アップ効果の量を調整し、サウンドにクリスピーでクランチーなレイヤーを加えます。この効果は高域で最も強く、単音にフォーカスされています。

TONE

ファズ回路後の高域特性を調整し、サウンドの明るさとあたたかさのバランスを調整します。

LEVEL

ペダルの出力ボリュームを設定します。

FUZZ

ファズの全体的な強さをコントロールし、繊細なザラつきから、制御不能な混沌としたファズまでを調整します。

WEAR

内部電圧を 9V(反時計回り)から 5V(時計回り)の間で調整することで、電池切れのサウンドをシミュレートします。低電圧によってトランジスタのバイアスが不安定になり、より不規則で混沌としたローファイ・サウンドが生まれます。

TRUE BYPASS(起動状態切り替え機能付き)

サイドのスイッチでペダルの起動状態(オン/バイパス)を設定できます。

Citadel Electronics について

気鋭のブランド Citadel Electronics の魅力について、下記ブログで詳しく紹介しています。

高精度のトーンを求めて

2026年2月、日本上陸。Citadel Electronics は、才能あふれる2人がさらなる高みを目指して立ち上げた気鋭ブランドです。彼らの製品は経験豊富なエンジニア/ミュージシャンによって入念に設計され、実用的な革新性、妥協のない品質を体現しています。Citadel Electronics のミッションは、「高品質の回路設計を手頃な価格で提供する」という単純明快かつ野心的なものです。品質、性能、信頼性に重​​点を置き、厳しい基準とビジョンを反映しながら、ミュージシャンのニーズを満たすツールを生み出すべく、日々努めています。

Citadel Electronics : 創業者インタビュー(1)“マス”に挑む俊英が築き上げた“新たな砦”

開発や製造は比較的小規模で行なえ、さまざまな流通手段がある現在、ペダル・マーケットは新規参入のハードルがそれほど高くないのかもしれない。とはいえ、その中で最初から“マス”を見据えて戦略を練るメーカーは稀少だ。大手メーカーで研鑽を積んだ2人が描く、“世界規模”への道筋に刮目せよ!

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