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Kilohearts : 創造性無限シンセ phase plant ビギナーズガイド by かめりあ(2)5種のエフェクト編

モジュラーシンセ・プラグインの phase plant の使いこなし方を紹介する連載。今回は phase plant 内で読み込むことのできる、Kilohearts製のエフェクトプラグインをどっさりと紹介しながら、音作りの解説をします。

第2回 かめりあ流・使えるエフェクト5+α選 & 使い方


こんにちは! かめりあです。前回は phase plant の機能紹介として「イチからゲームボーイサウンドを作る方法」を解説しました。もうご覧になりましたか? 面白いのでぜひ読んでください。一生懸命書いたので。読んでもらえないと寂しいです。

さて第2回は、前回の記事でも少し紹介した「phase plant 内で読み込むことのできるエフェクト(=Kilohearts社のプラグイン全種! すごい!)」の中でも、特に使えるものや現在使っているもの、すごいプラグインなどにフォーカスし、『かめりあ流・使えるエフェクト5+α選 & 使い方』を伝授していこうと思います! 「伝授」って言葉、なんかこっ恥ずかしいぞ。それはそうと、とにかく。

目次

  1. Faturator / Distortion
  2. Delay / Reverb
  3. Nonlinear Filter
  4. Phaser / Flanger / Ensemble
  5. Disperser

1. Faturator / Distortion

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▲右がFaturator、左がDistortion。どちらも「歪み」系

それでは早速、かなり色々なトラックに使っているこのエフェクトから! FaturatorとDistortionはどちらもいわゆる「歪み」系のプラグインです。Faturatorは[Fuzz]のパラメータを使うことでバリバリ・カリカリとしたノイジーでクランチーなサウンドを得ることができます。

Distortion は柔らかめの歪みが得られる[OVERDRIVE/SATURATE]と、倍音が強力でデジタルな歪みが得られる[FOLDBACK/SINE]、クリップやビットクラッシュ系の歪みに特化した[HARD CLIP/QUANTIZE]といったバリエーションを持つ、汎用性にあふれるディストーションです。

どちらも歪みエフェクトのため、激しい・硬い・バリバリした・鋭い音が欲しい時、例えばリードやベース系のサウンド、スクリーチ、FXなどに使うといい感じ! なお、それぞれ[Spread]と[Stereo Turbo]というステレオ幅を拡張するパラメータが付属しています。このパラメータを使うことでステレオ感を”作り出す”ことができるので、例えば完全にモノラルのリードやベース系のサウンドにも、簡単にステレオ感を出すことができたりします。使える!

■使い方

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▲Distortion / Faturatorを使用したハードコア系リード。Gainも挟んでガッツリ歪んでいて強い!

使い方としては、上の画像のようにリードやベースなどの音作りに使うのがオーソドックスかなぁ~と思います。たぶん。強いしね。今回はリードを作ってみました。この例では、下部のLFO(図中A/50Hz)とオシレータ下のNoise(図中B/ブラウンノイズ)を用いて、上のメインオシレータのピッチ(図中C/正確にはPHASE=位相)を変調して「汚れた」感じを出し、その後、FilterやDistortion、Faturatorで高域の歪んだ過激な倍音を付与するという流れになっています。

どちらも単体では、ハードコア系のジャンルで使用されるような+20dBや+40dBといった超オーバードライブ状態までは歪ませることができないので、Lane 1中央のGain(図中D/2021年5月現在無料)を使用して過剰なインプットにしてあげるとガッツリ歪んでとても良い! こんなに歪んじゃって……。

そしてエフェクト最終段では、左下のEnvelope(図中E)を使用し、右端のLane 3の[Mix](図中F)を下げることでダッキングディレイとダッキングリバーブ(音声入力時にエフェクト量が下がるディレイ/リバーブのこと)を構成しています。このダッキング用エンベロープは数十ms〜200msほどリリースを残すと、ダッキングの「…フワッ…」感が出ていいですよ!


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2. Delay / Reverb

先ほども出てきたDelayとReverbですが、これらも使えるエフェクトの1つ(2つ)! 名前の通り、それぞれディレイ(いわゆる「こだま」「やまびこ」)とリバーブ(いわゆる「残響」)を付与するエフェクトです。そこそこイジれるうえに、どちらもメチャクチャ軽くて、好きなだけ挿せちゃう感じなので重用しています。特にDelayは無料(2021年5月現在)なので、ぜひインストールしておきましょう!

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▲こちらがDelayとReverb。Delayはかなりシンプルな味付けなので、ChorusやEnsembleを合わせるとより味が出るかも

■使い方

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▲こちらが完成品のマレット系プラック。ちなみに毎回ゼロから作っています、この手早さというか、直感性と制限のなさも魅力

phase plant はデフォルトでは空っぽで、エフェクトもオシレータも何も挿さっていない状態ですので、シンセ内で空間系まで処理したい場合は、最終段に挿しておくのがベターかもしれません。今回はあえてLane 2に挿しておき、後からコンプレッサーでさらに空間を持ち上げるテクニックを使ってみようと思います! 音が出た瞬間は空間がタイトになるのに、その後フワッと来る……まるで柔軟剤(?)のように!

今回はオシレータ内にFilterとDistortion(図中A/オシレータ内でもエフェクトをインサートできます)をかけることで、あらかじめ”フォルマントっぽさ”……説明しにくいのですが、音程に関係なく強調する/抑える周波数帯域を作っておくことで、少しシンセっぽくない柔らかい印象のプラックを作ってみました。左のEnvelope(図中B)はDistortionの[Drive](図中C)とFilterの[Cutoff](図中D)に軽く、それからLane 1のGain(図中E)にほんのり(小さじ半分くらい)かけてアタック感を出しています。

ちなみに、オシレータ内でインサートしたFilterとDistortionはパラレル(並行接続)になっており、例えば和音をMIDIで入力したとしても、音と音がDistortion内でぶつかって濁ったりすることなく、ひとつひとつの音にFilterやDistortionがかかるようになっています。ですから、和音をアウトプットしたいサウンドでは、オシレータ内でインサートするようにした方がいいですね! その代わり、並行になっている分CPUを食うのでトレードオフ。気をつけて!

今回のDelay(図中F)とReverb(図中G)はどちらもLane 2に読み込み、Lane 2のMix(図中H)を中央のEnvelope(図中I)で下げることで残響成分をダッキングしています。Envelopeは100%までしか上がらない、つまり100%以上下げることはできないので、Envelopeの右にあるMultiply(図中J/掛け算の意味)で、余剰分を合わせて120%ほど下げるEnvelopeを作り出しているんですね。こういう便利なところが良い、phase plant!

なお、DelayとReverbのMix(図中K)を両方とも100%にすると、それぞれ完全にWetな音が出力されてしまい、いい感じのバランスになりません(100%WetのDelayに100%WetのReverbをかけ合わせると、「ちょっと遅れたリバーブ」になってしまう……のはなんとなく想像できますかね?)。なので、普段はどちらも50~60%くらいにしておいて、マスターのMix(図中H)を10~20%くらいまで下げて全体の混ざり具合を調整するという方法を取っています。


3. Nonlinear Filter

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▲Nonlinear Filterはすでにエグい周波数スペクトルをしています。音もエグい、良いぞ!

Nonlinear Filter(非線形フィルタ)は名前の通り、非線形な、ある種の「歪んだ」出力が得られるフィルタです。詳しくは信号処理を学んでください(信号処理は実際のところ音声処理というかDTMに役立ちます)(実話)。実はこのNonlinear Filter、2021年3月にリリースされたばかりの新エフェクトなんです! 新エフェクトなだけあって、これまでのエフェクトにはない刺激的な音を発する魅力が備わっています。超いいです。挿しまくっています。具体的にはフィルタとドライブ(歪み)を合わせたエフェクトになっていて、あえて言えばアナログっぽい、歪んだ汚いエグいドライブ感を得ることができます。例えば、Acid(TB-303のベースサウンドをこう呼ぶことがあります)系のサウンドやスクリーチなどに使えます! 超いい! いいセンスだ!

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▲というわけでAcidを作りました。Filterが上がった時のサウンドがとても良い

■使い方

Nonlinear Filterを使ったAcidはこんな感じ! Driveフルテン(図中A)に加えて、FaturatorとDistortion(図中B)をここでも使っています。たくさん歪ませるとカッコ良くなりますからね(要出典)。オシレータは[Saw]か[Square]にすると本物のTB-303っぽくなりますが、その他の[Wavetable]や[Sample]のリッチなサウンドを使っても今風な音になりますよ(図中C)。Envelopeは上からそれぞれNonlinear Filterの[Cutoff](図中D)、オシレータの[Gain](図中E)、Nonlinear Filterの[Q](図中F/レゾナンスのこと。もともとはQuality factorの略。高いと強く共振が起こるので、ピーピービリビリとした音が強調されます)にそれぞれアサインして、アタック感を調整しています!

で、Lane 2にはMultipassというマルチバンドラックを挿しています(図中G)。Multipassは入力を最大5バンドまでの周波数帯域に分割して、それぞれにエフェクトをかけることのできるマルチバンドエフェクトです。今回は phase plant の中で読み込んでいます(シンセの中でマルチバンドラックが読めるの、オーバーパワーが過ぎるだろ)。

今回はそれぞれの帯域にコンプレッサーを挿しています。つまり Xfer Records Serum の OTT などのように、マルチバンドコンプをインサートしている状態に近いですね! こんな使い方もできてしまう phase plant。例えば、それぞれにディストーションを挿してマルチバンドディストーションみたいにしたり、低音域にだけ歪み系のプラグインを挿して、ベースのエキサイタのように使う手もあり。というわけでMacroを使ってオートメーションを書けば、もうAcidの完成。あっという間過ぎる。すごいぞNonlinear Filter!


4. Phaser / Flanger / Ensemble

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▲Ensemble、Phaser、それからFlanger。シンセによってはこのあたりのプラグインがModulatorなどとしてカテゴライズされていますね!

Kilohearts のエフェクタには、多種多様なモジュレーションプラグインが用意されています。コーラス系ではChorusとEnsemble、フィードバック系ではComb FilterやFlanger、Resonator(音程に合わせてフィードバック付きのComb Filterをかけることができる。面白い)、それからPhaserが入っていますね。トランシーでフィルタが深くかかったシーケンスを作る時、自分はこの中からEnsemble、Phaser、そしてFlanger(あるいはこの中からいくつか)を重ねて使うことが多いです。それぞれにウネる共鳴ポイントがあって、それらが重なり合うランダムな響きを活かすことができるのでいい感じになるんですね。

■使い方

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▲いろんなことが起こっていますが、ほぼすべてモジュレーション用、あるいはLFOでフィルタが動いているだけです、事態はシンプルだ

そんなわけで、自分の曲の中でも多く使っているアルペジオ・シーケンスの音色は、こんな感じで作っています。色々なものが読み込まれていますが意外と単純です! 下部はほぼすべてゆっくりとしたLFOで、それぞれが互いに素(な感じ)の周期になるようにしています(図中A)。これらはエフェクタ部のBPF(図中B/Band Pass Filter)、LPF(図中C/Low Pass Filter)、それからWavetableのFrame(図中D)にアサインされていて、周期的にならないようにそれぞれ変化し続けている状態です。

そしてエフェクト部では、Ensemble、Phaser、Flangerを使用してモジュレーションのかかった音を構成しています(図中E)。こういったモジュレーションを多量に使用したサウンドは音量の大小が激しい傾向にあるので、スクショでは見えていませんが、Lane 2の下部にアタック/リリース共に短めのCompressorを挿れ手、音量を整えています。ちなみにこの「音量の差」を活かすパターンもありますのでお好みで! 最終的にDelayとReverbで仕上げて、いっちょお待ちという感じです(図中F)。

見ての通りMacroがいろんなところにアサインされています。phase plant は色々なところを同じパラメータ(今回はMacro 1)で一括で動かせるので、これを利用して、ワンノブで盛り上がっていくヤツ(ドロップ前にくるヤツ、アレだよアレ!)を設定しました(図中G)。

具体的にはFilterを開け、[Decay]と[Release]を伸ばし、空間系をややWetに寄らせ、モジュレータ系はEnsembleの[Detune]を高め、FlangerとPhaserの[Rate]を下げるということをやっています。こんな風に、他のシンセと比べてもかなり色々なパラメータを制御できるので、イージートゥユーズな感じのプリセットも作りやすい!


5. Disperser

さてさて長くなってしまいましたが、最後はDisperserと呼ばれるエフェクトです。

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▲一体何だこのエフェクトは…ベースブースタ?いやいやそんなことはありません

(このエフェクトは……一体何なんだ?)と思いますよね。実はこのエフェクトはAllpass Filterと呼ばれる特殊なフィルタを重ねてかけるもので、他のフィルタとは違い、“周波数スペクトルに変化はない”が“周波数に応じて位相がズレる”という特徴を持っています。実際に何が起こるかというと、実はWavetableの中に「Dispersed 〇〇」というDisperserが適用された波形のテーブルがあるので、こちらをご覧ください(図中A)。わかりやすい!

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▲こちらはDispersed Saw.波形がなんというか「ズレていっている」感じ、分かりますかね

Frameが[1](Disperserがかかっていない状態)の時はキレイなSaw波形ですが、[64]、[128]、[190]とDisperserのかかり方が激しくなるに従って、波形の山が「ズレていっている」のがわかりますか?(図中B) 実際に音を出して(低い音程の方がわかりやすいです。ベースとか)聴いてもらうとわかりやすいですが、ビチビチとした水音や何かを叩く音を思わせる響きが加わっていて、これがDisperserの特徴になります。文字では説明が難しい! 音は結構違います。ビリビリしています。

「位相がズレる」というのは、実際には「周波数が低ければ低いほど時間が遅れる」という状態になっています。なので、より低いベースなどの周波数帯域の方が効果はわかりやすく、また実際に音が遅れて聴こえがちな帯域を理解しておくと使いやすいです!

■使い方

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▲Disperserとサンプルを使った芯のあるベースサウンド。Sampleなだけあってサステインがないので(Loopを使って作ることも可能ですが)、他のオシレータで補うのもアリ

というわけでDisperserはベースにかけると○!(「×と○」……というわけで)今回はWavetableではなくSampleを使ってみました。サンプルは、プリインストールされている[Bass Electric(A1)]というエレキベースのサウンドを選びます(図中A)。Distortionが2種(図中B/Overdrive→Quantize)、Nonlinear Filter、Faturator(図中C)と歪みをかなりたくさん通して高域を強め、EnvelopeのアサインされたFilterでアタック感の強いフィルタリングを作っています(図中D)。

見えていませんが、その下にBitcrusherとHSF(High-Shelving Filter)がかかっていて、前者ではエイリアスノイズを用いて高域を補いつつ、後者はEnvelopeと連動してアタック時の高域をさらに前に出しています。ベースって言ってんのに高域ばっか……だけど、エレキベースみたいな丸っこい音からデジタルな音を作ろうとするとこういう感じになりますね……!

こうして高域をかなり稼ぎ、アタックをかなり強調した音を作った後にDisperser!(図中E) 位相をズラすだけあって、アタックのゆっくりとしたベースよりも、速い鋭いアタックのベースの方が効果が目立ちますよ。このDisperserはディストーションの前か後かでもかかり具合が変わってくるので、音作りの際はインサートする場所を変えて試してみるといいと思います(今回は後ろ)。ドゥンドゥン、ビュンビュンというDisperser独特の響きのベースサウンドが完成しました! イェイ!

なお、Lane 3にはReverbとHPFをインサート。ReverbのMixを100%にし(図中F)、LaneのMixでWetの量を調整することで(図中G)、Reverbの質感調整(残響部分にはベースのローが残らないように調整)をしています。こんな風に空間系は、そのエフェクトのMixとLaneのMixの2種類を使い分け、phase plant 内でルーティングを組むことが可能です!

それからLFOには「サイドチェイン形」のLFO波形が見えますね(図中H)。その通り! Serum や Vital などでも可能なように、好みの形状のLFOを作ることで、シンセ内であらかじめサイドチェイン(キックに合わせてベースなどを引っ込めることで、グルーヴを作ったり、より音圧を稼ぎやすくしたりする技)をかけておくこともできますよ。この場合はLane 3のGain(図中I)にアサインすることで、サイドチェイン効果を得ています。


まとめ

というわけで今回は phase plant 内で使用できる、今まさに自分が音作りで使っているエフェクトを紹介しながら、音作りの解説をさせていただきました。エフェクトは本当に使えるものが多くて長くなっちゃいました! Tee-hee! 他にもSlice EQという汎用性の塊のEQや、Dynamicsというゲートとコンプレッサーの組み合わさったダイナミクス調整プラグイン、Transient Shaperというアタックやサスティンの量を調整できるプラグインなどなど、使える&使っているプラグインはいっぱいあるのですが、今日はここまで!

見ての通り、エフェクトを組み合わせるほど手数や複雑性が増し、お気に入りのサウンドを構築していけるシンセサイザ・エフェクト群になっていますので(そして手軽で小回りが利く!)、チェックしてみてくださいね。

次回はこれらのエフェクトに加え、オシレータ内で組むことのできるFM/AM/PMモジュレーション類を使用したベースサウンドの解説をしていきます! どうぞお楽しみに!


かめりあ / Camellia / 大箭マサヤ (not カメリア)

作曲家、編曲家、および作詞家。1992年生。2003年、弱冠10歳から母親のPCでDTMを始める。 電波ソングやポップミュージック、ロック・メタル、EDM、ハードコア、ジャズ、民族音楽、ラテンなどの広い音楽ジャンルを制作、 インスト・歌ものを問わず、クラブミュージック、VOCALOID楽曲、東方アレンジ、リミックス、ゲームBGM等を広範囲に手がける。音楽ゲーム「SOUND VOLTEX」で行われた公募にて楽曲を複数曲収録され、とくに同ゲーム内で行われたKAC(KONAMI Arcade Championship)2013オリジナル楽曲コンテストでは最優秀賞を獲得。またbeatmania IIDXシリーズなどで活躍するクリエイターが多数所属している「beatnation RHYZE」にメンバーとして参加し、REFLEC BEATシリーズやBeatmania IIDXシリーズ、jubeatシリーズ等に楽曲を提供している。2014~17年には上記beatnation RHYZEのメンバーとして、さいたまスーパーアリーナ、ZEPP Divercity、豊洲PIT等にてDJ出演を行った。2016年には人気ボーカリストkradnessとのユニット「Quarks」を結成、5月にはワンマンライブを行うなど活動の幅を広げつつ、 7月には自身初となるメジャーソロアルバム「MEGANTO METEOR」をリリース。2017年には継続してBEMANIシリーズに楽曲提供を行いながら、「プリパラ」シリーズの楽曲のリミックス提供を行った。男性ボーカロイド「VY2V3」公式デモソングの制作、「蒼姫ラピス生誕祭」でのDJ出演、「初音ミクのミクミクメイクミク」にてED楽曲を提供するなど、ボカロPとしても活動が多く、 VOCALOID楽曲としては「システマティック・ラヴ」「Fly to night, tonight」「ココロの質量」など、エレクトロ~ダブステップ系の楽曲を主に投稿し人気となっている。

https://linktr.ee/cametek

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