UA の創設者でありオーディオのパイオニア、Bill Putnam Sr. の伝統を受け継ぐ Apollo オーディオ・インターフェイスは、Teletronix LA-2A や 1176 コンプレッサーと同様に、世界中のプロフェッショナルスタジオで使われています。2012年の登場以来、Apollo は瞬く間にプロフェッショナル・スタジオやモバイル・リグの中心的存在となり、Sound on Sound、Future Music、Electronic Musician など数々の賞を受賞し、さらには、コンピューター・オーディオ・ハードウェア部門で権威ある NAMM TEC アワードを5年連続で受賞しています。
Kendrick Lamar から Green Day、Ariana Grande から Tyler, the Creator、Post Malone、そして Chris Stapleton まで ─ Apollo は毎年、チャートを賑わせ、グラミーを受賞するようなアルバムの制作で使われています。しかし、市場にはこれだけ多くのオーディオ・インターフェイスが存在する中、なぜ Apollo がプロに選ばれるのでしょうか? その理由について、探りましょう。

クラス最高のサウンド・クオリティー
オーディオ・インターフェイスには、プロフェッショナルなレコーディングやミキシングに不可欠な、音楽の細部までを聴き取れる最高の忠実度が求められます。
一言で言えば、Apollo インターフェイスは素晴らしいサウンドを提供します。バスパワー駆動のオーディオ・インターフェイスの中で最高の AD / DA コンバーターを備えるデスクトップ・モデルの Apollo Solo から、統合型オーディオ・インターフェイスとして最も広いダイナミックレンジ(133 dB)と最も低い THD+N(-129 dB)を誇るフラッグシップの Apollo x16 Gen 2 まで、Apollo は真に妥協のないサウンド・クオリティーを提供します。そのエリートクラスのコンバーターは、長年にわたりヒット作品を生み出す、広がりのあるオーガニックなサウンドをもたらします。
Apollo のコンバーターは、レコーディング時の微妙なディテールまでをしっかりと捉えてくれる。
─ Derek “MixedByAli” Ali (Kendrick Lamar, Childish Gambino)
Unison™ テクノロジーで、象徴的なプリアンプのサウンドを手に入れる
スタジオで、ベテランのエンジニアがさまざまなソースのサウンドを際立たせるべく、クラシックなマイクプリアンプをいくつか使い分けているところを目にする機会は多いでしょう。
Unison テクノロジーは、Apollo に備わるプリアンプの物理的な入力インピーダンス、ゲインステージング特性、その他のパラメーターを再構成することで、Neve、API、Helios、Manley、Avalon、SSL といったクラシックなマイクプリアンプと同等のサウンドを仮想的に表現します。その秘密は、Unison が Apollo のマイクプリアンプと内蔵された DSP アクセラレーションをハードウェアとソフトウェアで統合している点にあります。マイク入力に Unison プリアンプ・プラグインを設定するだけで、プリアンプのインピーダンスが物理的に再構成されます。これは Apollo インターフェイスのみが有する、独自の機能です。
では、これらの Unison プリアンプ・プラグインは、オリジナルの高価で入手困難なビンテージ・ハードウェアと比較して、どのようなサウンドとなっているのでしょうか? 以下のビデオで、お確かめください。
UAD Console アプリを活用したリアルタイム・レコーディング
Apollo シリーズの最大の特徴は、オンボードの DSP プロセッシングです。これによって、使用している DAW やプラグインに関係なく、UAD DSP プラグインを介したニアゼロレイテンシーのモニタリングとレコーディングが実現します。
Apollo は、SOLO、DUO、QUAD、または HEXA コア DSP プロセッシングからお選びいただけます。これらのプロセッシングは、UAD Console アプリでアンロックされ、ビンテージのアナログ・コンソールさながらのルーティング、モニタリング、レコーディングを実現し、インスピレーションを与えてくれます。

「これまで Apollo を使ったことはありましたが、UAD Console アプリを使ったのは初めてでした。」と、グラミー受賞プロデューサーの Jacknife Lee(U2、Snow Patrol)は語ります。「しかし、UAD Console を使い始めると、非常に直感的なため、ほとんど意識をする必要もないシステムだと分かりました。フロントエンドのレイテンシーがないのも素晴らしい点ですね。Console では、エフェクトをかけた状態でレコーディングをモニタリングすることも、レコーディング中にそのサウンドにコミットすることもできるんです。これは、トラッキング時に真の魔法を捉え、サウンドをプリントしたいと考える、オールドスクールなアナログ・エンジニアや、今日のプロデューサーが実践してきた、たしかな手法です。」
「Apollo と UAD プラグインを使えば、ほとんどのサウンド、特にドラム、ベース、ギター、キーボードのサウンドにコミットできるんだ。」と、グラミー受賞プロデューサーの Trevor Lawrence, Jr.(Eminem、Alicia Keys、Bruno Mars)は語ります。「俺たちがコミットしているのは、パフォーマンスのインスピレーションとなるサウンドだから、それなしとなると、演奏者の意図にも影響を与えてしまうかもしれないね。」
モニター補正機能を内蔵した唯一のインターフェイス
すべての Apollo X Gen 2 インターフェイスは、Sonarworks® の Apollo Monitor Correction 機能に対応しており、レコーディングやミックスを極めて正確に表現します。いかに厳しいリスニング環境であっても、真にプロフェッショナルな結果を得ることができるのです。
Apollo と Sonarworks を使えば、世界中どこにいてもスタジオレベルの安定した結果を得られるよ。
─ Eric J (Flume, ODESZA)
スタジオ規模に合わせた拡張にも対応
Apollo インターフェイスは、Thunderbolt 環境において、最大4台の Apollo と2台までの UAD-2 デバイスを組み合わせることができ、スタジオに合わせて I/O と DSP を拡張できます。例えば、スタジオにラックマウント・モデルの Apollo x6 を設置済みだとします。そこへ Apollo x4 をデスクトップ・モニター・コントローラーとして加え、I/O と DSP パワーを増強することなどが可能です。
スタジオを「大規模」に拡張して、大きなトラッキング・ルームを設置したいとお考えですか? Apollo x16 は豊富な入力を備えており、既存のシステム(他の Apollo、アウトボード・プリアンプ、ビンテージ・アナログ・ミキサーなど)ともスムーズに接続できます。Apollo x16D であれば Dante に対応しているため、イーサネット経由でマルチルーム・レコーディング・システムを簡単に構築できます。設備、放送局、教育施設などに理想的と言えるでしょう。

スタジオからステージへ
Dante 対応の Apollo x16D なら、UAD プラグインによるプロセッシングをスタジオからライブ環境へそのまま持ち運ぶことができます。最大4台の x16D を FOH やモニターコンソールに接続することで、UAD プラグインを Dante 経由でリアルタイムに活用しましょう。もちろん、MIDI 経由でプラグイン・シーンを呼び出し、プロ仕様のサウンドでライブショーを盛り上げることも可能です。
このように、Apollo は小規模なデモ環境から本格的なプロ・スタジオをカバーし、さらにはプロダクションをステージにまで持っていくことを実現します。

Apollo アーティスト・セッションでその実力をご確認ください
伝説的なスタジオ、歴史的な建造物、あるいは異国情緒あふれる場所などを舞台に、Jacknife Lee(U2、The Killers)、Vance Powell(Jack White、The Dead Weather)、 Jacquire King(Kings of Leon、Tom Waits)、Che Pope(Kanye West、Lauryn Hill)といったグラミー受賞プロデューサーが手掛ける Apollo アーティスト・セッション で、その魅力を感じてください。
