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Lynx Studio Technology : Mesa -ミュージシャンが信頼できる録り音の再現力

サウンドの透明性と妥協しない音質で知られる Lynx に、デスクトップでの使用に特化したオーディオインターフェイスがあります。それが Mesa です。宅録をするミュージシャンにとって録り音の質は重要な課題ですが、Mesa はそんなプロフェッショナルにとって頼り甲斐のある相棒です。ホロライブやカジサックバンドなど、ライブから制作まで幅広く活躍し、Mesa ユーザーであるベーシストの Toshiyuki さんがその魅力を綴りました。

オンライン完結のレコーディングが当たり前になった現代において、「妥協なき宅録」を成立させたオーディオインターフェイスが Mesa です。レコーディングスタジオでヘッドホン越しに聴こえてくる原音に忠実な録り音を、自宅で体感できたことにまず驚きました。

ミュージシャンが表現したい繊細なニュアンスと、弾いた瞬間に感じられるレスポンス。それでいてサウンドに着色のない素直さなど、Mesa は細部にこだわりたいプロフェッショナルなプレイヤーの気持ちを見事に汲み取ってくれる製品だと思います。

圧倒的な AD / DA コンバーター性能が導く、鮮明なレコーディングジャッジ


Mesa は同ブランドの Aurora (n) インターフェイス / コンバーターと同等のオーディオ品質のため、僕が今まで扱ってきたオーディオインターフェイスと比べてよりシビアに、レコーディングスタジオにいる時と変わらないベース演奏のジャッジができるようになりました。

ドラムのキックとの共存、スネアのスピード感に合わせたアタックニュアンスの確認はもちろん、アンサンブルに対してどの位置にいるか、繊細なタッチまで表現されているかどうかの判断に必要なサウンドの透明性が高いので、録り直す際、「正解は何か?」に導いてくれます。

Aurora (n) は中音域が心地良いサウンドという印象ですが、Mesa は少し印象が違って現代的というか、ローエンドからハイエンドまで幅広いレンジで鳴る印象なので、ジャッジできるポイントが増えたと思います。

▲Mesa を使って収録している様子

直感的なタッチスクリーンと大型エンコーダーノブ


録り音のバランスやモニタリング調整、DIM の切り替えなどは、専用のアプリ上での操作も可能ですが、Mesa は静電容量式タッチスクリーンと大型エンコーダーノブを駆使して、直感的な操作ができるという点が大きな特徴だと感じました。

▲パネル右部分にあるロータリーエンコーダー
▲タッチパネルによる操作

ベーシストの場合、DI の音にマイク収録した音をミックスして扱うことがほとんどですが、楽曲によってそのミックスバランスは様々です。毎回このバランスはこだわりたい部分ですし、何度も試すので、取り回しが良くなるのは有難いですね。

収録後は、DIM 機能を使用して再生音量を一定量下げ、ベースがアンサンブルに馴染んでいるか何度も確認します。どの音量でもミュージシャンの意図が伝わるかどうかを確かめる大切な作業です。それをエンコーダーノブをワンタッチするだけで行えるのは効率的ですし、作業のスピードが格段に上がりました。

▲ロータリーエンコーダーを DIM ボタンとして使用

あらゆる現場で発揮される機動力と守備範囲


筆者は Mesa 本体のコンパクトなサイズ感がお気に入りです。ラック製品と違って気軽に持ち運びできますし、宅録事情にはよくあるデスク上のスペース問題も解決してくれます。モバイルサイズのオーディオインターフェイスは多く存在しますが、ここまでのハイクオリティが保証されたこのサイズこそ、まさに待ち望んでいた製品です。

▲画面右、卓上のエフェクターボードに並ぶほどコンパクトな Mesa

最近では Mesa をベースレッスンでも使用しています。生徒さんと2人でレコーディングする際は、2つのヘッドフォン出力があるという点が魅力的で、かつ独立したレベルコントロールを備えているため、各自がモニターしやすい音量でレッスンを進めることができます。

収録したサウンドを常に生徒さんと同じリスニング環境でジャッジできるのは非常に取り回しが良いです。現状の演奏レベルを明確に把握しながら良い音を目指していくことができます。

▲より正確なジャッジが可能に

SD カードスロットが備わっているのも Mesa の個性的な部分ですね。まだ自宅でしか確認していませんが、今後はライブレコーディングに活かしていこうと思います。このクオリティを現場から持ち帰れるのは大きな利点ですし、現場でのトラブル対策としてバックアップを残せるのは安心感があります。

▲SD カードスロット

妥協なき録り音で生まれる信頼と優位性


長年、ミュージシャンとして様々な現場で演奏していますが、 ”狙った音をイメージ通りに鳴らす“ という行為は、宅録だと正直限界を感じていました。現場で表現できる音が、自宅でオーディオインターフェイスを通すと細部のニュアンスまで再現されない、レスポンスが遅い、意図しない加工が施され出力されるなど、ベーシストとして鍛錬を重ねるほどその落差を感じることが多かったです。

Mesa はそのストレスを一気に解消してくれましたし、納得のいく仕上がりとして納品できるので、クライアントはもちろん、携わっているエンジニアからの評価も格段に上がりました。

宅録でも音に妥協したくない、現状のステージからもう一歩先へ踏み出したい、自分の本来の録り音を知ってさらなる高みを目指したい、というミュージシャンがいれば Mesa を試してほしいですね。必ずその気持ちに応えられる相棒になってくれると思います。

Toshiyuki

鳥取県出身。15歳の頃よりベースを始め、数々のバンド、サポート活動を経て25歳でプロデビュー。

シグネイチャーモデルのフレットレスベースを中心に様々なベースを駆使して47都道府県ワンマンライブツアー、楽器フェアやサウンドメッセ等の楽器メーカー主催のデモンストレーションなどを務める。
イギリスの Marshall Records 社と契約を交わし中国 Music China 2019、アメリカ NAMM SHOW 2020、イギリス Marshall Arena LIVE に出演。

現在ではホロライブを中心とした Vtuber、Vsinger、アイドル、歌い手、YouTuber のカジサックチャンネルなど幅広くベーシストとして音源制作に携わりながら、各現場での経験を活かし音楽講師としても後進の育成も精力的に努めている。

【Works】
宝鐘マリン、さくらみこ、沙花叉クロヱ、兎田ぺこら、常闇トワ、湊あくあ、天音かなた、萌美、カジサックチャンネル、米倉千尋×月城セシル、まなこ、真壁寂室、アンチテーゼ、BANZAI JAPAN、etc.

【Monitor】
ESP、E-II、EDWARDS、LAKLAND、EDEN、IK multimedia、
ARMOR、Morley、Vital Audio、Comawhite Custom Cable、SIT、Live Line、TDC-YOU

【SNS】
X
https://x.com/toshi2_basses?s=21&t=wPto79exhkDL_l5os2MoLQ

Instagram
https://www.instagram.com/toshiyuki_bass?igsh=MTZneGhycHF5eXli&utm_source=qr

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