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Vital Audio アーティスト : 佐野元春 & 深沼元昭

2025年7月から12月までおよそ半年に渡り行われた、佐野元春さんのデビュー45周年とコヨーテバンド結成20周年を記念するアニバーサリーツアー。佐野さんと深沼元昭さん(g)のペダルには、Vital Audio のケーブル&パワーサプライが多数使われていました。

神奈川公演・機材レポート@横浜BUNTAI


今回のライブツアーで佐野さんは、3本のアコギと4本のエレキギターを使用。それらの回線の切り替えは舞台袖のスイッチャーで一括して行われます。ワイヤレスシステムからスイッチャーまでの接続には、長めの引き回しが必要とされるステージ上でもノイズに強い、Vital Audio の VAB-N(プロフェッショナル・バランスケーブル)が採用されていました。

また、長年に渡り佐野さんのバッキングバンドを務める、ザ・コヨーテバンドのセッティングを覗いてみると、スイッチャーと複数のエフェクターで構成された深沼さんのペダルボード内にも、多数の Vital Audio 製品が使われていました。

電源供給はパワーサプライ POWER CARRIER VA-08 Mk-II で賄われ、8つあるアウトレットがフルに活用されています。各ペダルをつなぐパッチケーブルには、柔軟性と取り回しの良さに定評のある VA-Patch-F が採用され、限られたボード内のスペースに無駄なくペダルが配置されていました。

また、ギターからペダル、ペダルからアンプへの数メートルに及ぶ接続には VAII-N(パワー・ギターケーブル)を採用。楽器本体の良さを引き出すとともに、広いステージにおいても、エレキギターにとって重要な音域をロスすることなく伝送できるのが大きな利点です。

VAB
▲佐野のアコギとエレキギターを切り替えるスイッチャー。それぞれのインプットに使われている白いケーブルが VAB-N
VAB、VAII-N
▲スイッチャーからの信号は、アコギ用とエレキ用に個別のボリュームペダルを通る。ここからメインの回線は VAII-N および VAB-N で送られ、チューナーへはVA-Patch-F で接続される
ボード
▲深沼のペダルボード。赤いプラグがパッチケーブルの VA-Patch-F
VA-08 mk-II
▲VA-08 mk-II。ここからボード内の全てのエフェクターと、ボード外のワウペダルに電源が供給されている
PlexiRanger
▲深沼がソロで多用するオーバードライブ、CARL MARTIN PlexiRanger
VA-Patch-F
▲スイッチャーとエフェクター間の接続など、VA-Patch-F がボード内にくまなく這わされている
VAII-N
▲ギター本体からワウペダルへの接続には VAII-N、ワウペダルからボード内への接続には VA-Patch-F が使われていた
VAII-N
▲ペダルボードの最終段からギターアンプの Fender Deluxe までは長めの VAII-N を使用
キーボード
▲こちらは佐野のステージピアノ、VISCOUNT LEGEND 70s Compact
VAII-N
▲ステージピアノのアウトプットにも VAII-N が使われていた

最新アルバム

佐野元春&ザ・コヨーテバンド
HAYABUSA JET ΙI
2025年12月10日 フィジカル&デジタルリリース
価格 : ¥3,500(税抜)
販売 : ソニー・ミュージック
発売元 : DaisyMusic

デビュー45周年を記念してリリースされる、佐野元春 & ザ・コヨーテバンドの新作『HAYABUSA JET II』。
2025年3月にリリースされ、記憶に残るヒットとなった『HAYABUSA JET I』の続編にあたる作品だ。
もはやセルフ・カバーではない。これは完全に最新形の新曲集であり、同時に代表曲を集めたベスト・アルバムのような魅力にもあふれている。全曲がまさに“ジャパニーズ・ロックの至宝”と言っていいだろう。
今回の新作で掲げたテーマは「元春クラシックスの再定義」。
自身のクラシックを新世代にプレゼンテーションするべく制作された、佐野らしい挑戦的なアルバムだ。常に新しい音楽表現を追い求めるその姿勢は、いまも変わらない。
レコーディング・エンジニアは渡辺省二郎。マスタリングには、ミューズ、コールドプレイ、ジェイムス・ブレイクなどを手がけるUKの敏腕エンジニア、マット・コルトン(Matt Colton)を起用。
近年のヒップホップやR&Bに匹敵する、重低音の解像度が高いモダン・ロック・サウンドに仕上がっている。
デビュー45周年、そしてコヨーテバンド結成20年を迎えた佐野元春。
「ノスタルジーだけでは終わらせないぜ」──そんな声が聞こえてくる。

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