DAW コントロールド・モーターライズド・フェーダー・システム

最高水準のモーターフェーダーとイーサーネットを通じたDAWコントロールを可能にする 5088 コンソールのオプションです。SwiftMix™ は正確かつ便利なデジタルオートメーションと、Rupert Neve Designs 5088 の卓越したアナログサウンドを融合します。

賞賛に値する機能

5088 はその比類なきオーディオクォリティによって確固たる地位を築き上げました。90Vの高電圧駆動、ディスクリート設計、クラスAのシグナルパス、そしてカスタムトランスフォーマー - 5088 は由緒ある Rupert Neve 氏の設計の頂点に立ちます。SwiftMix によるDAWとのシームレスな融合で、エンジニアはこの傑出したサウンドのコンソール 5088 を効率良く操ることが可能になります。

機能を手に…

SwiftMix はチャンネルごとに5つのLEDスイッチと 100 mm のモーターフェーダーを装備します。これらのスイッチはDAWのチャンネルと連動し、DAWのチャンネルソロ、ミュート、録音待機(レコードアーム)とオートメーションモードを操作できます。オートメーションモードは、（DAWの機能に依存して）オフ、再生、タッチ、ラッチ、記録の切り替えが可能です。これらはフェーダーパネルのLEDで確認することができます。カーボン配合のフェーダーキャップはタッチレスポンス対応、そして 100 mm のモーダーフェーダーはオートメーションコマンドに従い、最高 1/5 mm の精度で情報のやり取りが行えます。

MC5 マスターコントロール

MC5 マスターコントロールモジュールは Avid Pro Tools と 5088 コンソールの統合を拡張し、高度なトランスポートやグループ化などの機能をもたらします。これを実装することによって、ミックスポジションからの簡単なオーディションや迅速なリコールといったさらなるシームレスなコントロールが実現するのです。このモジュールは SwiftMix システムのオプションとして追加可能で、少なくとも1バンク8本の SwiftMix フェーダーが必要となります。

ユニバーサル対応、卓越した操作性

SwiftMix は最大限の互換性を確保するために、イーサーネットを通じた9ビットの HUI プロトコルを採用しました。そして高精度に調整されたフェーダーマップによって、DAWとモーター仕様のアナログフェーダーの間で的確なボリューム情報を交信することが可能です。これより、DAWからの完璧なミックスリコールを実現します。システム設定はいたって簡単で、イーサーネットケーブル1本でコンピューターと接続し、DAW側のコントロールサーフェイス設定で SwiftMix を HUI コントローラーとして認識させるだけです。Mac / PC に関わらずドライバーのインストールは不要で、設定が完了すればチャンネルは自動でDAWと合致するようになります。SwiftMix は、Avid Pro Tools と Apple Logic に最適化されていますが、他のDAWソフトウェアであっても HUI プロトコル対応であれば、ほぼ問題なく動作するでしょう。

SwiftMix はVCAを使用しないモーターフェーダーを採用しています。このことで、5088 の音質を一切損なうことなく、DAWと融合した高精度のオートメーションシステムを実現します。そして SwiftMix はいかなる 5088 であっても追加装備することができます。

特長

Calibrated Motorized Faders - 厳密に調整されたモーターフェーダー

VCA（電圧による音量コントロール）を使用しない、0.2 mm 精度の 100 mm タッチセンス対応のモーターフェーダーです。

DAW Select - チャンネル選択

DAW環境でチャンネルを選ぶことができます。また、DAWでグループを作成することも可能です。

DAW Mute - ミュート

DAW環境でチャンネルをミュートすることが可能です。

DAW Solo - ソロ

DAW環境でチャンネルをソロにすることが可能です。

DAW Record Enable - 録音待機

DAW環境でチャンネルを録音待機状態にすることが可能です。

DAW Automation Mode Toggle - オートメーションモード切り替え

DAWでのチャンネルのオートメーションモードを切り替えることが可能です。ボタン操作で、オフ、再生、タッチ、ラッチ、記録が順番に切り替わります。