Hookup,inc.

Universal Audio : UAFX Starlight Echo Station マニュアル

マニュアル, 2021/04/02

該当製品

Starlight の電源(パワーサプライユニット)について

注 : UAFX ペダルに電源(パワーサプライユニット)は付属していません。

UAFX ペダルには、アイソレートされたDC9V、400mA、センターマイナス、2.1 x 5.5 mm バレルコネクタ(BOSS のコネクターと同じ)の電源が別途必要です。各 UAFX ペダルは、個別の電源に接続するか、アイソレートされたマルチ出力電源に接続する必要があります。電源は、UAFX ペダルのリアパネルにあるDC9Vコネクターに接続します。

UAFX ペダルを初めて電源に接続すると、LEDが循環して点灯し、ペダルが起動中であることを示します。UAFX は、正しく起動するまでに約15秒を要します(起動時、ドライのオーディオ信号はペダルを通過します)。

UAFX ペダルを使用中に電源供給が遮断された場合、プロセッシングされたサウンドは発音しなくなります。ただし、ドライのオーディオ信号はペダルを通過します。ペダルの電源が入っていない時や起動時には、入力から出力までが完全なアナログドライスルーの状態となり、バッファリングやその他の回路を介すことなく、機械的なリレーが使われます。

特記事項

  • 各 UAFX ペダルは、400mA の電流を必要とします。電源が 400mA の電流を供給できない場合、LEDやスイッチが動作しているように見えても、ペダルが正しく動作しないことがありますのでご注意ください。なお、400mA 以上の電流を供給できる電源を接続しても問題はありません(ペダルは必要な分だけ電流を消費しますので、電源がDC9Vのものであれば損傷することはありません)。
  • アイソレートされた電源は、通常、各コネクターに配されたトランスによって、電気的に分離された電源とグランドを提供します。電源がアイソレートされていない場合、ペダルの信号にノイズやグランドループのハムが乗ることがあります。
  • 電源が複数の出力を備えている場合、それぞれが正しくアイソレートされているかをご確認ください。もちろん、ペダルごとに個別の対応電源をご用意いただき、お使いいただくことも可能です。

接続について

UAFX のオーディオ端子は、楽器用の1/4インチ(6.35 mm)アンバランスTS(Tip-Sleeve)ケーブルに対応しています。TRS(Tip-Ring-Sleeve)ケーブルもお使いいただけますが、TSケーブルと比べてメリットがあるわけではありません。

重要 : 楽器などからの出力信号は、UAFX の “1/MONO” 入力端子に接続する必要があります。“1/MONO” 入力端子に何も接続されていない場合、“2/STEREO” 入力端子は機能しません。

UAFX ペダルは、楽器のレベルやアンプのエフェクトループのレベルに対応できる十分なヘッドルームを備えています。また、シンセサイザーやオーディオインターフェイスといった、ラインレベルの機器にも対応します。ただし、楽器のレベルに合わせて調整されているので、エフェクトのオーバードライブを避けるために、場合によっては UAFX ペダルに接続する機器側のラインアウトレベルを下げる必要があります。

USB-C ポートは、Mac および Windows コンピューター用の UAFX Control デスクトップ・アプリで、製品登録とファームウェア・アップデートを行う際に使用します。コンピューター側はどのタイプのUSBポートでも接続することができますが、それに適したケーブル、もしくはアダプターが別途必要です(UAFX ペダルにコンピューターとの接続用のケーブルは付属していません)。

“PAIR” ボタンとLEDは、UAFX Control モバイル・アプリ*での製品登録およびグローバル設定(バイパスとフットスイッチのモード)に使用します。

*UAFX Control モバイル・アプリは、2021年春にリリース予定です

接続例

モノラルイン/モノラルアウト
モノラルイン/ステレオアウト
ステレオイン/ステレオアウト
ペダルをアンプのエフェクトループに入れる
デュアルアンプのステレオセットアップ

Starlight の概要

比類なき、本格的なビンテージ&モダン・ディレイ・エフェクト。

UAFX Starlight Echo Station は、超強力なストンプボックス内に、クラシックなテープエコー、バケツリレー方式、そしてデジタルディレイの驚異的なエミュレーションを搭載し、音のタイムトラベルへあなたを誘います。

革新的な UAFX デュアル・エンジン・プロセッシングと揺るぎないサウンドクオリティーを誇る Starlight は、ディレイエフェクトの新たなベンチマークを定め、今後数十年に渡ってイマジネーションの彼方へ旅するために美しく、堅牢に造られています。

デュアル・ステレオ・モジュレーション・エンジンによる無限の創造性

Starlight には UAFX のために新規開発された強力なエンジンが採用され、独自のデュアル・エンジン・プロセッシングがディレイエフェクトのステレオインスタンスを個々に実行します。これはいわば、2つのテープまたはバケツリレー式ハードウェア・ユニットが同時に動作しているようなものです。これにより、荘厳な空間的テクスチャーが織りなすステレオ感と、余韻を含んだシームレスなエフェクトトランジションを可能としています。

アナログ・ドライ・スルー

Starlight Echo Station はアナログ・ドライ・スルーの仕様を備えており、エフェクトがオンであっても、アナログ・ドライ信号はデジタル変換されることなく出力へと渡されます(100%ウェットに設定されている場合を除く)。電源が入っていない時や、バイパス・ルーティングがトゥルー・バイパス*に設定され、ペダルがバイパス状態にある場合、信号は入力から出力までが完全なアナログ・ドライ・スルーの状態となり、バッファリングやその他の回路を介すことなく、機械的なリレーが用いられます。バイパス・ルーティングがトレール・バイパスに設定されている場合は、エフェクトのオン/オフを問わず、ドライ信号はアナログ・ドライ・スルーの状態です。

サイレント・スイッチング

UAFX ペダルは、リレーと高度な回路を用いて、シームレスかつ静かにオン/オフを切り替えられるよう設計されています。トゥルー・バイパス時はハードウェアから機械的なリレーの切り替え音が聴こえますが、オーディオ信号の経路においては聴こえません。一方、物理的なリレーを使わないトレール・バイパス*時は、ペダルから機械的な切り替え音が発生することはありません。

*トゥルー/トレール・バイパスの設定は、2021年春にリリース予定の UAFX Control モバイル・アプリを介して行います。

無料のボーナスエフェクト

無料の “Cooper Time Cube” を入手するには、UAFX Control で製品登録を行なってください。UAFX Control は、こちらよりダウンロードが可能です。

Starlight の操作

ライブモードとプリセットモード

ライブモードでは、現在のノブやスイッチ、LEDの状態が出音に反映されます。ライブモードのエフェクトは、左のフットスイッチでオン/オフを切り替えます。

プリセットモードでは、プリセットとして保存されている設定を聴くことができ、現在あるノブやスイッチの状態は出音に反映されません。すべてのノブとスイッチは、内部で保存された位置(状態)に設定されます。プリセットモードのエフェクトは、右のフットスイッチでオン/オフを切り替えます。

ライブモード
ライブモードに入るには、左のフットスイッチを押します。もう一度左のフットスイッチを押すと、ライブモードエフェクトのオン/オフが切り替わります。ライブモードのエフェクトが有効な時は、左のフットスイッチ上のLEDが赤く点灯します。

ライブモードでは、右フットスイッチ上のLEDがライブモードのテンポに合わせて赤色で点滅します。ライブモードでテンポをタップするには、右のフットスイッチを2回以上、短く押します(押したままにしないでください)。

プリセットモード
プリセットモードに入るには、エフェクトタイプLEDが高速で点滅するまで、右のフットスイッチを1.5秒(またはそれ以上)押し続けます。スイッチを離すと、保存された時点のテンポでプリセットがロードされます。押す/ホールドする/離す、と操作することで、プリセットエフェクトのオン/オフを切り替えられます。なお、左のフットスイッチを2回タップすると、プリセットモードを瞬時にバイパスすることができます。

プリセットがオンの場合、右側のフットスイッチLEDがプリセットモードのテンポに合わせて緑色に点滅します。プリセットモードでテンポをタップするには、右のフットスイッチを2回以上、短く押します(押したままにしないでください)。

プリセットモードの注意点

  • 右フットスイッチを1.5秒(またはそれ以上)押し続け、離した時点で、プリセットのオン/オフが切り替わります。
  • プリセットが準備されている間、エフェクトタイプLEDが高速で点滅します。
  • 右フットスイッチは、UAFX Control モバイル・アプリで別の動作に設定することが可能です。

右フットスイッチ*

*右スイッチの設定は、2021年春にリリース予定の UAFX Control モバイル・アプリを介して行います。

右フットスイッチの動作は、UAFX Control モバイル・アプリを介して、任意の設定に変更できます。一方、左側のフットスイッチは常時ライブモードを切り替えるためのものとなります。つまり、ライブモードにおいては、現在見えているノブとスイッチの状態が出音と直結しています(タップテンポを使った時の “DELAY” ノブの設定は除く)。

Starlight の右フットスイッチには、次の2つの設定が行えます。

プリセット+タップ(工場出荷時の設定)

「プリセット + タップ」に設定すると、右のフットスイッチは複数の機能を有します。

プリセットのロード :
右のフットスイッチを1.5秒(またはそれ以上)押し続けると、フットスイッチを離した時に保存されているテンポでプリセットをロードします。ロードの準備が整うまでの間は、エフェクトタイプLEDが高速で点滅します。

プリセットをバイパス :
右のフットスイッチを1.5秒以上押し続けると、フットスイッチを離した時にプリセットがバイパスされます。バイパスの準備が整うまでの間は、エフェクトタイプLEDが高速で点滅します。なお、左のフットスイッチを2回タップすると、プリセットモードを瞬時にバイパスすることができます。

ライブ/プリセットモードでのタップテンポ :
右のフットスイッチを4分音符の間隔で2回以上短く押す(タップする)ことで、テンポを設定できます。ライブモードでは右フットスイッチのLEDが赤色で点滅し、現在のテンポを示します。プリセットモードでは、右フットスイッチのLEDが緑色で点滅し、現在のテンポを示します。

プリセット

「プリセット」に設定すると、保存されたテンポでプリセットをロードし、オン/オフを切り替えられるようになります。ただし、この設定では、タップテンポは使用できません。

タップテンポ

「タップテンポ」に設定すると、ライブモードで右フットスイッチを使って4分音符のテンポをタップできます。右フットスイッチのLEDは、現在のテンポにあわせ赤色で点滅します。右フットスイッチの機能をタップテンポに設定した場合、保存されているプリセットにアクセスすることはできませんが、設定自体は維持されています。

プリセットの保存

素晴らしいサウンドができたら、設定をプリセットとして UAFX ペダルに保存しましょう。

  • ライブモードでこの操作を行うと、ペダルのすべてのノブやスイッチの位置が保存されます。
  • プリセットモードでこの操作を行うと、プリセットをロードした後に変更されたノブとスイッチの位置が保存されます。つまり、プリセットモードで耳にできるサウンドは保存されたものであり、必ずしも現在のノブやスイッチの位置が実際の設定値と一致するわけではありません。

サウンドをプリセットとして保存する手順

  1. ノブやスイッチを操作し、お好みの音創りを行います。
  2. “PRESET” フットスイッチの緑色のLEDが高速で点滅するまで(約0.5秒)、“STORE” スイッチを下方向に押し続けます。

プリセットの注意点

  • プリセットモードとライブモードにおいて、ディレイタイムの設定は完全に独立しています。
  • プリセットモードでノブやスイッチを操作すると、瞬時に現在のノブやスイッチの位置が反映されます。
  • プリセットモードでエフェクトタイプを変更すると、すべての設定がそのエフェクトに最適化されたデフォルト値に変わります。優れた音創りへの出発点として、デフォルト設定をご活用ください。

エフェクトをバイパスしている時の信号経路

Starlight Echo Station のエフェクトのバイパス経路は、UAFX Control モバイル・アプリ*を介してトゥルー・バイパスまたはトレール・バイパスを選択することができます。

*UAFX Control モバイル・アプリは、2021年春にリリース予定です

トゥルー・バイパス

バイパス経路がトゥルー・バイパスに設定され、エフェクトがオフの場合、入力から出力までが完全なアナログ・ドライ・スルーの状態となり、バッファリングやその他の回路を介すことなく、機械的なリレーが用いられます。UAFX ペダルは、デフォルトではトゥルー・バイパスに設定されています。

トゥルー・バイパスの設定でエフェクトがオンになっている場合、(プリアンプのカラーリングが有効になっている場合を除き)ドライ信号はアナログのドライスルーのままで、出力はバッファリングされます。

トレール・バイパス

UAFX ペダルをトレール・バイパスに設定するには、UAFX Control モバイル・アプリを使用します。トレール・バイパスに設定すると、エフェクトをオフにした時に、ディレイ信号が突然途切れることはなく、ナチュラルに消えていきます。

エフェクトのオン/オフを問わず、ドライ信号はアナログ・ドライ・スルーのままで、出力は常にバッファリングされます。

プリアンプ・カラレーション*

*プリアンプ・カラレーションの設定は、2021年春にリリース予定の UAFX Control アプリを介して行います。

Starlight Echo Station は、Tape EP-III と Analog DMM エフェクトのプリアンプ・トーンも含んでいます。これらのエフェクトで緻密にモデリングされていている元の実機のプリアンプは、そのスムースさ、あたたかさ、そして音楽性で広く知られます。プリアンプ・カラレーション(色付け)は、UAFX Control モバイル・アプリで有効にできます。

プリアンプ・カラーレーションの動作は、バイパス・ルーティングの設定によって異なります。なお、Precision および CooperTime Cube エフェクトでは、プリアンプ・カラーレーションをご利用いただけません。

プリアンプ・カラーレーション : オフ

プリアンプ・カラーレーションをオフに設定した場合、ディレイエフェクトのオン/オフに関わらず、ドライ信号への色付けはありません。トゥルー・バイパスとトレール・バイパスの両方でアナログ・ドライ・スルーとなります。

プリアンプ・カラーレーション : オン(トゥルー・バイパス・モード)

プリアンプ・カラーレーションをオン、バイパス・ルーティングをトゥルー・バイパスに設定した場合、ディレイエフェクトがオンの時にはドライ信号へのプリアンプカラーが有効になります。ディレイ・エフェクトがオフの時には色付けのない、アナログ・ドライ・スルーとなります。

プリアンプ・カラーレーション : オン(トレール・バイパス・モード

プリアンプ・カラーレーションをオン、バイパスルーティングをトレール・バイパスに設定した場合、ディレイエフェクトのオン/オフに関わらず、ドライ信号へのプリアンプカラーが有効になります。

プリアンプ・カラーレーションの注意点

  • ペダルがトレール・バイパス・モードで、プリアンプ・カラーレーションがオンに設定されている場合、エフェクトがバイパスされると、ライブモードのエフェクトで選ばれているプリアンプの色付けが得られます。
  • ペダルがトレール・バイパス・モードで、プリアンプ・カラーレーションがオンに設定されている場合、Analog DMM エフェクトを使用時にはディレイ・トレールを得られません(これは、バイパス時にトレールが発生しない実機と同じ挙動です)。

Starlight のコントロール

Starlight Echo Station のノブとスイッチは、選択されているエフェクトによってコントロールできる機能が異なります。詳細については、後述「エフェクトの詳細」セクションを参照してください。

ディレイ(DELAY)

ディレイタイムを設定します。Starlight Echo Station のディレイタイムの範囲や、ディレイタイムによるピッチ変化の有無は、エフェクトタイプごとに異なります。右フットスイッチのタッピングでテンポを設定することも可能です。

“DELAY” ノブやタップテンポによって非常に長いディレイタイムを設定している状態でエフェクトタイプを切り替えた場合、ディレイタイムは自動的に調整され、使用可能な最大の長さが補正されます。

  • Tape EP-III
    ディレイタイムの範囲 : 80〜700ミリ秒
    ディレイによるピッチ変化 : あり
  • Analog DMM
    ディレイタイムの範囲 : 110〜1068ミリ秒
    ディレイによるピッチ変化 : あり
  • Precision
    ディレイタイムの範囲 : 120〜1500ミリ秒
    ディレイによるピッチ変化 : なし
  • Cooper Time Cube
    ディレイタイムの範囲 : 120〜2500ミリ秒
    ディレイによるピッチ変化 : なし

フィードバック(FEEDBACK)

リピート回数を設定します。Tape EP-III または Analog DMM の選択時、このノブを上げていくと自己発振が始まります。Precision の場合はノブを上げ切ることで無限にリピートを続けますが、自己発振は生じません。

自己発振/オーディオの暴走について

“FEEDBACK” ノブを上げ、プリセットサウンドが自己発振、あるいは無限リピートするように設定されている場合、ペダルをオフにしてもそれは止まりません。トゥルー・バイパス・モードでは、自己発振はバックグラウンドで継続され、ペダルを再びオンにすると戻ってきます。トレール・バイパス・モードでは、自己発振を継続します。

プリセット、またはライブモードのサウンドが自己発振するよう設定されている場合、別のモードに切り替えて “FEEDBACK” ノブを調整してもそれを止めることはできません。自己発振を止めるには、自己発振しているモードに戻る必要があります。

オーディオの暴走を止める

  • 自己発振をすぐに止めるには、自己発振が生じているモード(プリセットまたはライブモード)で、エフェクトタイプスイッチを操作し、別のエフェクトに切り替えます。
  • 自己発振や無限のリピートを抑えていき最終的に停止させるためには、それが発生しているモード(ライブまたはプリセット)で、“FEEDBACK” ノブを下げてください。

ミックス(MIX)

ドライ信号にミックスされるディレイのレベルを設定します。このノブを右に回し切ると100%ウェットになり、ディレイ信号のみが聴こえ、ドライ信号はミュートされます。

ディビジョン(DIVISION)

テンポのディビジョンを以下より選びます。

  • 4分音符
  • 付点8分音符
  • 8分音符
  • 3連8分音符
  • デュアル : 4分音符 + 付点8分音符
  • デュアル : 4分音符 + 8分音符


カラー(COLOR)

ディレイのキャラクターを設定します。このコントロールによって得られる結果は、選択されているエフェクトタイプによって異なります。

モジュレーション(MOD)

選択したディレイに付加するモジュレーションの量やレートを設定します。このコントロールによって得られる結果は、選択されているエフェクトタイプによって異なります。

注 : Analog DMM または Precision エフェクトのバリエーションBを選択している時、“MOD” ノブは機能しません。機能しないノブを回した場合は、エフェクトタイプLEDが高速で点滅します。

エフェクトタイプスイッチ

このスイッチを上下に操作すると、エフェクトタイプ(モデル)が順番に切り替わっていきます。スイッチを繰り返し押すことで、使用可能なすべてのエフェクトにアクセスできます。

ヒント :
ペダルを製品登録すると、“Cooper Time Cube” を無料で追加可能です。

エフェクトタイプLED

このLEDは、選択中のエフェクトタイプを示します。LEDが赤色の場合は、ペダル本体にラベリング(印字)されているエフェクトタイプが選ばれていることを示しています。一番上のLEDが緑色の場合は、ボーナスの Cooper Time Cube が選択されていることを示しています(ボーナスエフェクトの名前は、本体にラベリングされていません)。

ストア(STORE)

このスイッチは、現在のサウンドをプリセットとして保存する時に使用します。“PRESET” フットスイッチ上の緑色のLEDが高速で点滅するまで、“STORE” スイッチを下方向に押し続けます(約0.5秒)。

バリエーションA/B/Cスイッチ(A/B/C)

各ディレイモデル(Tape EP-III、Analog DMM、Precision、Cooper Time Cube)には、A/B/Cスイッチで選択可能な3つのバリエーションが用意されています。これらは、エフェクトタイプごとに固有のものとなります。

A/B/Cスイッチを操作して、選択中のエフェクトタイプのバリエーションを選びます。バリエーションについては、後述「エフェクトの詳細」セクションを参照してください。

左フットスイッチLED

左フットスイッチ上にあるLEDは、現在のノブやスイッチの設定を有効な状態である時に赤色で点灯します。

左フットスイッチ

このフットスイッチを操作することで、現在のノブとスイッチの設定を生かしたエフェクトのオン/オフを切り替えられます。

右フットスイッチLED

デフォルトでは、プリセットがオンの場合、右フットスイッチ上にあるLEDはプリセットのテンポに合わせて緑色で点滅します。プリセットがオフの場合、右側のフットスイッチLEDはライブモードのテンポに合わせて赤色に点滅します。設定によって、別の動作にもなります。

右フットスイッチ

右側のフットスイッチは、プリセットへのアクセス、タップテンポ、またはその両方に設定できます。詳細は、前述「右フットスイッチ」セクションを参照してください。

エフェクトの詳細

UAFX のエフェクトは、それぞれが独自のサウンドとコントロールセットを有しています。つまり、ノブやスイッチには、選択中のエフェクトを最適にコントロールするために必要なものが割り当てられます。

このセクションでは、各エフェクトの具体的なコントロールの詳細と、リファレンスのためのマップを掲載しています。コントロールマップのダイアグラムと、ユーザー設定を書き込めるリコールシートは、こちらからダウンロードが可能です。

Tape EP-III

Starlight Echo Station の Tape EP-III は、モーターとテープによる素晴らしいシステム ─ 伝説的な70年代のテープエコーユニットの回路エミュレーションを完全再現しています。ワウフラッターのランダム性やテープスプライスによるアーティファクトといったエキセントリックな面から、驚くほどに音楽的なプリアンプ回路*に至るまで、実機のあらゆる特徴がここにはあります。New、Used、Worn の3タイプからテープ/マシンの組み合わせを選んでリピートを調整し、さまざまなカラーと質感を得ることが可能です。

コントロールセット詳細

  • DELAY (Time)
    ディレイタイムを設定します(80〜700ミリ秒)。ディレイタイムを変更すると、ディレイのピッチが変化します。
  • FEEDBACK (Repeats)
    ディレイのフィードバック(リピート)量を設定します。3時の位置を過ぎたあたりから、ディレイ信号の自己発振が始まります。
  • MIX(Dry / Wet)
    ドライ信号にミックスされるディレイ信号のレベルを設定します。右に回し切ると100%ウェットになります。
  • DIVISION (Division)
    現在のテンポに対する、ディレイタイムのサブディビジョンを設定します(LEDは4分音符の間隔で点滅します)。設定可能な範囲は4分音符からの3連8分音符、さらに2つのデュアルノート設定があります。
  • COLOR (Record Level)
    テープへの録音レベルを設定します。12時の位置がデフォルトとなります。ノブを右に回していくにつれ、オーバードライブと飽和感が加わっていきます。
  • MOD (Wow, Flutter, Splice)
    テープのワウフラッターとテープスプライスのアーティファクトを増減します。12時の位置がモデリング元の実機に合わせて調整された設定となります。
  • バリエーションA
    Mint : テープおよびマシンともに、ミントな状態。新古品のテープと、録音ヘッドに搭載されたコンパンダー・コンプレッション回路を備えた「クローゼット・クラシック」マシン。
  • バリエーションB
    Used + Warm : 使用済みで、あたたかみを感じられるテープとマシン。70年代初頭に製造され、適度なメンテナンスが施された、コンパンダー回路のないマシンと丁寧に扱われたテープとの組み合わせ。
  • バリエーションC
    Dark + Worn : 暗く、摩耗したテープとマシン。70年代半ばのユニットで、手入れがあまり行き届いておらず、テープも非常に摩耗した、うねったコーラスのようなリピートを含みます。

Analog DMM

シロップのように甘いリピート、厚みのあるモジュレーション、そして心を揺さぶるSF的なエフェクトが、このビンテージのアメリカ製バケツリレーディレイの代名詞です。Starlight Echo Station は、70年代後半から80年代前半にかけての厳選された複数のユニットのベストな特性を捉え、色鮮やかなプリアンプや予測不能なクロックレートのダンピングに至る回路全体をモデリングしています。これにより、目の覚めるようなエフェクト、味わい深いビブラートとコーラスのテクスチャー、さらには実機の醸し出すかすかな狂気までをも感じれるでしょう。

コントロールセット詳細

  • DELAY (Time)
    ディレイタイムを設定します(110〜1068ミリ秒)。ディレイタイムを変更すると、ディレイのピッチが変化します。
  • FEEDBACK (Repeats)
    ディレイのフィードバック(リピート)量を設定します。3時の位置を過ぎたあたりから、ディレイ信号の自己発振が始まります。
  • MIX(Dry / Wet)
    ドライ信号にミックスされるディレイ信号のレベルを設定します。右に回し切ると100%ウェットになります。
  • DIVISION (Division)
    現在のテンポに対する、ディレイタイムのサブディビジョンを設定します(LEDは4分音符の間隔で点滅します)。設定可能な範囲は4分音符からの3連8分音符、さらに2つのデュアルノート設定があります。
  • COLOR (Input Gain)
    入力ゲインを設定します。12時の位置がデフォルトとなります。ノブを右に回していくにつれ、ディレイ信号にオーバードライブと倍音が加わっていきます。
  • MOD (Mod Depth)
    モジュレーションの深さを設定します。スピードはモデリング元の実機に合わせ固定されています。
  • バリエーションA
    Vibrate Mod : 12時の位置に設定すると、有名なアイリッシュ・ギタリストのセッティングのようになります。
  • バリエーションB
    Mod Off : このバリエーションを選択すると、“MOD”ノブが機能しなくなります。ノブを回した場合、エフェクトタイプLEDが高速で点滅します。
  • バリエーションC
    Chorus Mod : コーラス・モジュレーション・モード。スピードはモデリング元の実機に合わせ固定されています。

Precision

無垢で鏡のようなリピートと、ダイナミックできらめくようなモジュレーションエフェクトをもたらす Precision は、モダンなディレイの金字塔です。ハイファイなスタジオ品質のフランジやコーラスのテクスチャーを簡単に得ることができ、ピンポンリピートでサウンドに動きと面白さを加えられます。

コントロールセット詳細

  • DELAY (Time)
    ディレイタイムを設定します(120〜1500ミリ秒)。ディレイタイムを変更しても、ディレイのピッチは変化しません。
  • FEEDBACK (Repeats)
    ディレイのフィードバック(リピート)量を設定します。右に回し切るとリピートが無限に繰り返されます。ただし、自己発振は生じません。
  • MIX(Dry / Wet)
    ドライ信号にミックスされるディレイ信号のレベルを設定します。右に回し切ると100%ウェットになります。
  • DIVISION (Division)
    現在のテンポに対する、ディレイタイムのサブディビジョンを設定します(LEDは4分音符の間隔で点滅します)。設定可能な範囲は4分音符からの3連8分音符、さらに2つのデュアルノート設定があります。
  • COLOR (Input Gain)
    ディレイ信号の高域と低域をカット/ブーストします。12時の位置がフラットな状態です。
  • MOD (Rate, Depth, Feedback & Mix)
    複数のパラメーターを組み合わせ、軽めのモジュレーションからヘビーなものまでを提供します。
  • バリエーションA
    Flanger Mod : セカンドプロセッサーを使い、ディレイ信号にフランジング効果を与えます。
  • バリエーションB
    Mod Off : このバリエーションを選択すると、“MOD”ノブが機能しなくなります。ノブを回した場合、エフェクトタイプLEDが高速で点滅します。
  • バリエーションC
    Chorus Mod : セカンドプロセッサーを使い、ディレイ信号にコーラス効果を与えます。

Cooper Time Cube

Duane H. Cooper と Bill Putnam による設計の Cooper Time Cube は、1971年にリリースされた庭のホースを使った機械式のディレイ装置であり、極めてユニークなディレイとしてカルト的な人気を博しています。見事なショート・ディレイとダブリング・エフェクト、そしてミックスに完璧に収まるという不思議な能力で知られる Cooper Time Cube は、類を見ない個性的なデバイスです。実機のサウンドを再現しつつ、現代的なディレイ機能も備える Starlight の Cooper Time Cube は、用途の広い、ファットなサウンドを提供します。

オリジナル Cooper Time Cube のディレイタイムは、ディレイを得るために使われるホースの長さによって制限されていました。約16フィートと18フィートのホースでは、それぞれ14ミリ秒と16ミリ秒のディレイタイムが得られ、34フィートのホースを使った場合は30ミリ秒となりました。“UAFX Cooper Time Cube” で利用できる2.5秒のディレイタイムは、実に2813フィートものホースの長さに相当します!

この追加エフェクトは、Starlight Echo Station の製品登録完了後にご利用いただけます。Cooper Time Cube を選択するには、一番上のエフェクトタイプLEDが緑色で点灯するまで、エフェクトタイプスイッチを数回操作します(ボーナスエフェクトの名前は本体にラベリングされていません)。

コントロールセット詳細

  • DELAY (Time)
    ディレイタイムを設定します(120〜2500ミリ秒)。ディレイタイムを変更しても、ディレイのピッチは変化しません。
  • FEEDBACK (Repeats)
    ディレイのフィードバック(リピート)量を設定します。最大値に設定した場合でも、リピートは無限ではありません。また、自己発振も生じません。
  • MIX(Dry / Wet)
    ドライ信号にミックスされるディレイ信号のレベルを設定します。右に回し切ると100%ウェットになります。
  • DIVISION (Division)
    現在のテンポに対する、ディレイタイムのサブディビジョンを設定します(LEDは4分音符の間隔で点滅します)。設定可能な範囲は4分音符からの3連8分音符、さらに2つのデュアルノート設定があります。
  • COLOR (Input Gain)
    ディレイ信号の高域をカット/ブーストします。12時の位置がフラットな状態です。
  • MOD (Rate, Depth, Feedback & Mix)
    ディレイ信号の低域をカット/ブーストします。12時の位置がフラットな状態です。
  • バリエーションA
    Filter Off : ハイパスフィルターをオフにします。
  • バリエーションB
    Filter Mid : ハイパスフィルター(カットオフ周波数 : 240 Hz)が有効になります。
  • バリエーションC
    Filter High : ハイパスフィルター(カットオフ周波数 : 1 kHz)が有効になります。

Starlight のデフォルト・プリセットについて

Starlight Echo Station のデフォルト・プリセットは、0.5秒のディレイ、軽めのモジュレーション、そしてヘビーなフィードバックによる Analog DMM のサウンドを提供します。

プリセットモードでエフェクトタイプを変更すると、すべての設定がそのエフェクトに最適化されたデフォルト値に変わります。優れた音創りへの出発点として、デフォルト設定をご活用ください。

(参考)UAFX ペダルをデフォルトに戻す手順については、こちらの記事をご覧ください。

安全にお使いいただくために

  • 本製品は屋内で使用するために設計されています。
  • 液体の近くや極度に湿気の多い環境で使用しないでください。
  • ラジエーター、ヒートレジスター、ストーブなどの熱源や、熱を発する機器(アンプを含む)の近くに設置しないでください。
  • 電源コードを踏んだり何かで挟んだりしないようご注意ください。
  • クリーニングの際は、乾いた布でお拭きください。
  • 本製品の修理が必要な場合は、ご購入いただきました販売店、または弊社カスタマーサポートまでお問い合わせください。
  • Astra Modulation Machine には、ユーザーで交換可能な部品は含まれていません。
  • 本製品の底面には、コンプライアンスマークのラベルが貼付されています。
  • 本製品は、クラスB機器です。本製品は、住宅環境での使用を目的としていますが、ラジオやテレビの受信機近くで使用すると受信障害を起こす可能性があります。取扱説明書に従って、正しくお使いください。
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