Nektar Technology : Nektarine v2.5 マニュアル(3. ミックス)
マニュアル, 2022/07/17
該当製品
3. ミックス
ミックス(Mix)ビューは、ラックビューにあるプラグインスロットを縦に並べたもので、一般的なミキサー同様のレイアウトが採用されています。ラックビューではプラグインの UI をコントロールすることができますが、ミックスビューではすべてのスロットのレベルやその他チャンネルパラメーターを明確に把握できる構造になっています。
3.1 インストゥルメントチャンネル
- インストゥルメントチャンネルの上部には、ホストされているインストゥルメントプラグインが表示されます。クリックしてポップアップリストからプラグインを選択するか、ブラウザ ペインからパッチをドラッグ&ドロップしてください。プラグインが読み込まれたら、名前をクリックしてプラグインウィンドウを開くことができます。右クリックすると、ポップアッププラグインリストが表示されます。
- すぐ下に、インサートFXスロットが並びます。“+” をクリックすると、最大4つのインサートFXスロットを作成できます。ブラウザから、作成したインサートスロットにプラグインやパッチをロードすることも可能です。
- インサート FX スロットを削除するには、“×” をクリックします。
- ここでは、インサートFXスロットのオン/オフや、Insert 1-4 のラベルをクリックして、スロットの選択が行えます。
- ホストされている FX プラグイン名が表示されます。右クリックでリストから任意の FX プラグインを選択することも可能です。プラグインが読み込まれた後、名前をクリックすることでプラグインウィンドウを開くことができます。
- センドが表示されていない場合は、“>” をクリックして表示します。
- センドコントロール1〜4は、各々がセンドチャンネル1〜4にルーティングされています。任意のプラグインが1~4いずれかのセンドチャンネルに読み込まれている場合、対応するインストゥルメントチャンネルのセンドコントロールは、 当該チャンネルの信号をどのレベルでセンドに送るかを決定するものとなります。このノブが0(反時計方向に振り切られた状態)に設定されている場合、センドチャンネルには信号が送られません。
- プリ(Pre)ボタンは、オーディオルーティングをポスト/プリフェーダーのいずれかに切り替えるものです。デフォルトでは、センド信号はチャンネルのボリュームフェーダーの後段にルーティングされます。従って、フェーダーを操作してチャンネルの音量を調整すると、センドレベルも変化します。プリフェーダーを使うと、インストゥルメントチャンネルの音量が0になっても、信号は一定でセンドチャンネルに送信されます。
- タグ名(Tag Name)フィールドには、選択されたタグが表示されますが、チャンネルにカスタムで名前を付けることもできます。フィールドをダブルクリックし、名前を入力します。
- パン
- チャンネルミュート
- チャンネルソロ
- ボリューム
- メーター
- チャンネル番号
3.2 センドチャンネル
4つのセンドチャンネル も、インストゥルメントチャンネル同様の構造となり、独立して名前を付けることが可能です。