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CME : WIDI Uhost のスイッチと端子について

マニュアル, 2021/12/03

該当製品

WIDI Uhost には、2つの USB-C ポートと1つのプッシュスイッチが備わっています。

左側の “USB Host/Device” と記された USB-C ポートはデータの送受信用です。このポートは、USB ホストやデバイスの役割を自動的に切り替えることができます。

クラスコンプライアントの USB MIDI デバイスを接続すると、WIDI Uhost は自動的にスタンドアロンのデバイスとして動作するホストの役割に切り替わり、USB MIDI データを Bluetooth MIDI データに変換します(その逆も同様です)。WIDI Uhost がこのモードで動作する場合は、右側の USB-C ポートに5Vの外部 USB 電源を供給する必要があります。これによって、WIDI Uhost から接続されている USB デバイスへ最大500mAのバスパワーを供給することができます。

コンピューター、または USB ホスト機能を備えた USB MIDI デバイスを接続すると、WIDI Uhost は自動的に USB デバイスとして動作するようになり、USB MIDI データを Bluetooth MIDI データに変換します(その逆も同様です)。WIDI Uhost がこのモードで動作している際は、USB バスパワーを受け駆動します。

右側の “USB Power” と記された USB-C ポートは給電用です。市販の USB-C 端子を持つ充電ケーブルを使い、5Vの USB 電源(例 : モバイルフォンの充電器、パワーバンク、コンピューターの USB ポートなど)と接続することができます。外部 USB 電源を使用している間は、USB 2.0 規格で規定されている最大500mAのバスパワーを接続した USB デバイスに供給することができます。

注意 : 5V以上の電源を使用しないでください。WIDI Uhost や接続された USB デバイスが破損する可能性があります。


WIDI Uhost の右側に備わるプッシュスイッチは、以下の操作時に使います(あらかじめ、WIDI Uhost のファームウェアが最新であることを確認してください)。

  • 手動で工場出荷時の状態に戻す :
    WIDI Uhost の電源を切った状態で、ボタンを押しながら電源を入れ、LEDライトが緑色に3回点滅した後、ボタンを離してください。
  • Bluetooth の役割を手動で “Force Peripheral” モード*に設定する
    WIDI Uhost の電源を入れた後、ボタンを3秒間長押ししてから離してください。この操作を行う前に WIDI Uhost が他の BLE MIDI 機器と接続されていた場合、すべての接続が解除されます。

*セントラルとペリフェラルに関する詳細につきましては、こちらのページ をご参照ください。

なお、WIDI Uhost は、付属のマグネットパッチを使って簡単にデバイスに貼り付けることが可能です。

注意:クレジットカード、医療機器、コンピューターのハードディスクなど、磁気の影響を受けやすい機器の近くに本製品を置かないでください。

その他、WIDI をお使いいただくにあたってご不明な点がございましたら、こちらのフォーム よりご質問ください。

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