Universal Audio : UAFX ANTI 1992 High Gain Amp マニュアル
マニュアル, 2024/08/21
- ANTI の電源(パワーサプライユニット)について
- 接続について
- ANTI の操作
- ANTI のコントロール
- ANTI のフットスイッチ・モード
- ANTI のスピーカー・キャビネット
- ANTI のチャンネル
- ANTI のオーバードライブ
- ANTI と UAFX Control
- 4ケーブル・モード
- 安全にお使いいただくために
ANTI の電源(パワーサプライユニット)について
注 : UAFX ペダルに電源(パワーサプライユニット)は付属していません。
UAFX ペダルには、アイソレートされたDC9V、400mA、センターマイナス、2.1 x 5.5 mm バレルコネクタ(BOSS
のコネクターと同じ)の電源が別途必要です。各 UAFX
ペダルは、個別の電源に接続するか、アイソレートされたマルチ出力電源に接続する必要があります。電源は、UAFX
ペダルのリアパネルにあるDC9Vコネクターに接続します。
UAFX ペダルを電源に接続すると、LEDが循環して点灯し、ペダルが起動中であることを示します。UAFX は、正しく起動するまでに約15秒を要します。
UAFX ANTI は、オーディオ信号を通すために電源供給が必要となります。
特記事項
- 各 UAFX ペダルは、400mA の電流を必要とします。電源が 400mA の電流を供給できない場合、LEDやスイッチが動作しているように見えても、ペダルが正しく動作しないことがありますのでご注意ください。なお、400mA 以上の電流を供給できる電源を接続しても問題はありません(ペダルは必要な分だけ電流を消費しますので、電源がDC9Vのものであれば損傷することはありません)。
- アイソレートされた電源は、通常、各コネクターに配されたトランスによって、電気的に分離された電源とグランドを提供します。電源がアイソレートされていない場合、ペダルの信号にノイズやグランドループのハムが乗ることがあります。
- 電源が複数の出力を備えている場合、それぞれが正しくアイソレートされているかをご確認ください。もちろん、ペダルごとに個別の対応電源をご用意いただき、お使いいただくことも可能です。
- デイジーチェーン(1つの電源出力で複数のペダルを動作させること)は、サポートされていません。
接続について
UAFX のオーディオ端子は、楽器用の1/4インチ(6.35
mm)アンバランスTS(Tip-Sleeve)ケーブルに対応しています。TRS(Tip-Ring-Sleeve)ケーブルもお使いいただけますが、TSケーブルと比べてメリットがあるわけではありません。
重要 : 楽器などからの出力信号は、UAFX の “1/MONO” 入力端子に接続する必要があります。“1/MONO” 入力端子に何も接続されていない場合、“2/STEREO” 入力端子は機能しません。
バッファー出力
ANTI の出力は常にバッファーされ、アナログドライスルーされません。オーディオ信号を通すためにはペダルに電源が供給されている必要があります。バイパス時、オーディオ信号は入力から出力までアナログのままであり、デジタル変換の対象にはなりません。
4ケーブル・モード
4ケーブル・モードは、ANTI をエフェクト・ループ搭載のアンプに別チャンネルとして追加することができる、特別なモードです。アンプのプリアンプ部をバイパスし、パワーアンプに直接接続されることになるため、4ケーブル・モードではよりリアルな
UAFX のトーンを聴くことができます。この機能によって、ギターアンプ内蔵のプリアンプと ANTI
のサウンドとを切り替えられ、アンプに2つのチャンネルを追加することが可能となります。
4ケーブル・モードでのペダルとアンプの接続については、こちら を参照してください。
警告 : ペダルを配線し、4ケーブル・モードを有効にする前に、アンプの電源を必ず切ってください。誤った配線で4ケーブル・モードを有効にすると、極端なフィードバックが発生する可能性があります。
ヒント : 実際のアンプとスピーカー・キャビネットで演奏する場合は、ペダルの “SPEAKER” スイッチをLEDが消灯するまで何度か押して、ペダルのスピーカー・キャビネット・エミュレーションをオフにするとよいでしょう。
UAFX ペダルの動作レベル
UAFX
ペダルは、楽器のレベルやアンプのエフェクト・ループのレベルに対応できる十分なヘッドルームを備えています。また、シンセサイザーやオーディオインターフェイスといった、ラインレベルの機器にも対応します。ただし、楽器のレベルに合わせて調整されているので、エフェクトのオーバードライブを避けるために、場合によっては
UAFX ペダルに接続する機器側のラインアウトレベルを下げる必要があります。
USB-C ポート
USB-C ポートは、Mac / Windows コンピューター用の UAFX Connect
アプリで、製品登録とファームウェア・アップデートを行う際に使用します。コンピューター側はどのタイプのUSBポートでも接続することができますが、それに適したケーブル、もしくはアダプターが別途必要です(UAFX
ペダルにコンピューターとの接続用のケーブルは付属していません)。
PAIR ボタン
“PAIR” ボタンとLEDは、UAFX Control アプリでの製品登録およびグローバル設定(バイパスとフットスイッチのモード)に使用します。
接続例
ヒント : 実際のアンプとスピーカー・キャビネットで演奏する場合は、ペダルの “SPEAKER” スイッチをLEDが消灯するまで何度か押して、ペダルのスピーカー・キャビネット・エミュレーションをオフにするとよいでしょう。
ANTI の操作
ライブモードとプリセットモード
ANTI は、デフォルトで “Live|Preset” モードに設定されています。UAFX Control モバイル・アプリを使って、フットスイッチの割り当てを変更することができます。
ライブモードでは、現在のノブやスイッチ、LED の状態が出音に反映されます。ライブモードのエフェクトは、左のフットスイッチでオン/オフを切り替えます。
プリセットモードでは、プリセットとして保存されている設定を聴くことができ、現在あるノブやスイッチの状態は出音に反映されません。すべてのノブとスイッチは、内部で保存された位置(状態)に設定されます。プリセットモードのエフェクトは、右のフットスイッチでオン/オフを切り替えます。
“STORE” スイッチを、“PRESET” フットスイッチの LED が高速で点滅するまで(約0.5秒)押し続けると、ご自身で設定されたプリセットを保存することができます。
ライブモード
ライブモードに入るには、左のフットスイッチを押します。もう一度左のフットスイッチを押すと、ライブモードエフェクトのオン/オフが切り替わります。ライブモードのエフェクトが有効な時は、左のフットスイッチ上のLEDが赤く点灯します。
プリセットモード
プリセットモードに入るには、右のフットスイッチを押します。もう一度右のフットスイッチを押すと、プリセットエフェクトのオン/オフが切り替わります。プリセットが有効な時は、右のフットスイッチ上のLEDが緑色に点灯します。
プリセットの保存
UAFX ペダルにプリセットを保存し、右のフットスイッチで呼び出すことができます。保存されたすべてのプリセットと、他のアーティストやファクトリーのプリセットは、UAFX Control モバイル・アプリで管理が行えます。
ライブモード中にプリセットを保存すると、ペダルのすべてのノブとスイッチの位置が保存されます。プリセットには、“ALT”
ノブの位置も保存されます。ライブモードで素晴らしい音創りができたら、“PRESET”
フットスイッチのLEDが高速で点滅するまで(約0.5秒)“ALT/AMP/STORE” スイッチを押し続けるだけで、簡単に保存が行えます。
プリセット・モードでプリセットを保存する場合、プリセットをロードしてから変更されたノブやスイッチだけが保存されます。そのため、プリセット・モードで耳にできるサウンドは保存されたものであり、ノブやスイッチの位置が実際の設定値と一致するわけではありません。
サウンドをプリセットとして保存する手順
- ノブやスイッチを操作し、お好みの音創りを行います。
- “PRESET” フットスイッチの緑色のLEDが高速で点滅するまで(約0.5秒)、“ALT/AMP/STORE” スイッチを下方向に押し続けます。
プリセットの注意点
- プリセットモードとライブモードの設定は、完全に独立しています。
- プリセットモードでノブやスイッチを操作すると、瞬時に現在のノブやスイッチの位置が反映されます。
- UAFX Control モバイル・アプリで、ペダルのすべてのプリセットを表示し、オーディションすることができます。
- プリセットの保存は、ペダルがバイパスされていない時にのみ可能です。
ANTI のコントロール
ANTI では、以下のコントロールが可能です。
プリゲイン/レゾナンス(PRE GAIN / RESO)
“ALT/AMP/STORE” スイッチの位置により、2つの異なる設定を調整します。
- AMP モード(PRE GAIN): プリアンプのゲインレベルを調整します。これを上げると、特に CRNCH と LEAD チャンネル、および RTHM チャンネルの Punch と Punch+ モードで、サウンドが歪み、飽和していきます。
- ALT モード(RESO): アンプのレゾナンス・コントロールを調整し、低域成分を加えます。正午の位置を超えると、サウンドに多くのローエンドを加えることができます。この設定を高くすると、出力レベルが自動的に補正されます。
ヒント : ゲインを増やすには、UAFX Control モバイル・アプリの入力ルーティング(Input Routing)を “High” に設定します。よりクリーンなサウンドを得るには、入力ルーティングを “Low” に設定します。“High” は CRNCH および LEAD サウンドのデフォルト設定ですが、RTHM チャンネルでは “Low” となっています。詳細は、後述します。
プレゼンス/ゲート(PRESENCE / GATE)
“ALT/AMP/STORE” スイッチの位置により、2つの異なる設定を調整します。
- AMP モード(PRESENCE): サウンドに高域の煌めきと粒立ちを加えます。
- ALT モード(GATE): ノイズゲートのスレッショルドを調整します。詳細は、後述します。
注 : “GATE” コントロールを調整すると、ノイズゲートが有効になります。
アウトプット(OUTPUT)
ペダルからの全体的な出力レベルを調整します。このコントロールでは、セットアップに応じたレベルを設定できます。ここで設定する出力レベルはペダルからの音量レベルとなり、マスターボリューム調整に近い [Post Gain] コントロールとは異なります。
ANTI からの出力レベルは、チャンネルとモードによって異なります。アンプから出力されるローエンドのエネルギーが大きいため、バイパス・レベルと一致させるには、出力レベルを正午以上に設定する必要があるかもしれません。
ロー/オーバードライブ(LOW / OVERDRIVE)
“ALT/AMP/STORE” スイッチの位置により、2つの異なる設定を調整します。
- AMP モード(LOW) : アンプのトーン・スタックの低域特性を調整します。
- ALT モード(OVERDRIVE): オーバードライブのゲイン量(TS オーバードライブ)、または低域成分量(TC プリアンプ)を調整します。
ミッド/OD トーン(MID / OD TONE)
“ALT/AMP/STORE” スイッチの位置により、2つの異なる設定を調整します。
- AMP モード(MID): アンプのトーン・スタックの中域特性を調整します。
- ALT モード(OD TONE): オーバードライブのトーン・コントロール(TS オーバードライブ)、または高域成分量 (TC プリアンプ)を調整します。
ハイ/OD トーン(HIGH / OD LEVEL)
“ALT/AMP/STORE” スイッチの位置により、2つの異なる設定を調整します。
- AMP モード(HIGH): アンプのトーン・スタックの高域特性を調整します。
- ALT モード(OD TONE): オーバードライブの出力ボリューム(TS オーバードライブ)、または出力レベル(TC プリアンプ)を調整します。オフにするには最小値に設定します。
注 : オーバードライブはペダル入力の前段にルーティングされるため、オーバードライブの出力レベルはペダルの出力レベルを上げるのではなく、アンプのフロントエンドをプッシュし、歪みを増加させることに繋がります。
TS オーバードライブと TC プリアンプの設定
TS オーバードライブや TC プリアンプは、通常、アンプの入力段を強くプッシュしてゲインを上げるために使用します。これらのペダルは、ローエンドのEQに必要なカットも提供することで有名です。これにより、重く歪んだアンプのサウンドがタイトになり、クラシックなパームミュートのリフ演奏やチャギングが可能になります。
TS の推奨セッティング
- オーバードライブ : 低めに設定するか、完全にオフに設定します。アクティブまたは高出力のピックアップとともに使用する場合、多くのプレイヤーはゲインを完全にオフにすることを好みます。低出力のピックアップでは、少量のオーバードライブを加えるプレイヤーもいます。
- OD トーン : 正午から始めて調整します。多くの場合、正午から2時の間がベストでしょう。
- OD レベル : 最大まで上げ、アンプのフロントエンドをプッシュし、歪ませます。好みに合わせて調整してください。
TC の推奨セッティング
- オーバードライブ(ベース): 超タイトなジェント・トーンを得るには、完全にオフに設定します。ルーズなサウンドや太いメタル・サウンドを得るには低域成分を増やしてください。
- OD トーン(トレブル): 正午から始めて調整する。多くの場合、正午から2時の間がベストでしょう。
- OD レベル(ボリューム): 最大まで上げ、アンプのフロントエンドをプッシュし、歪ませます。好みに合わせて調整してください。
キャビ・スイッチ(CAB)
このスイッチを上下に押すと、スピーカー・キャビネットとマイクが切り替わります。スイッチを同じ方向に繰り返し押すと、使用可能なすべてのスピーカー・キャビネットを順に切り替えられます。
ヒント : ペダルを登録すると、ボーナス・スピーカー・キャビネットを無料で入手できます。
キャビ LED
現在選択されているスピーカー・キャビネットがこのLEDで示されます。赤色のLEDは、ペダルに印刷されたキャビネットが選択されていることを示します。LEDが緑色の場合は、ボーナス・スピーカー・キャビネットが選択されています(ボーナス・スピーカー・キャビネットにはラベルがありません)。
このLEDが消灯している場合、アンプ自体はアクティブですが、スピーカー・キャビネット・シミュレーションは適用されていません。
ヒント : 実際のアンプとスピーカー・キャビネットで演奏する場合は、“SPEAKER” スイッチをLEDが消灯するまで何度か押して、ペダルのスピーカー・キャビネット・エミュレーションをオフにするとよいでしょう。
Alt / Amp / Store
AMP モードでは、アンプの標準的なノブコントロールが使用可能です。
ALT モードでは、RESO、GATE、OVERDRIVE、OD TONE、OD LEVEL コントロールを、PRE GAIN、PRESENCE、LOW、MID、HIGH ノブとして使用できます。
プリセットを保存するには、右フットスイッチの緑色のLEDが高速で点滅するまで(約0.5秒)、“ALT/AMP/STORE” スイッチを下方向に押し続けます。
チャンネル・スイッチ(CHANNEL)
ANTI には3つの独立したアンプ・チャンネルがあり、それぞれが異なるアンプの特性と機能を提供します。
チャンネル・スイッチを使用してチャンネルを選択します。詳細については、後述します。
- RTHM は、オリジナル・アンプのリズム・チャンネルをベースにしています。小音量ではややクリーンですが、プリゲインを上げると綺麗にブレイクアップします。このチャンネルには2つの特別な 「ビヨンド・リアリティ」モードが用意されており、UAFX Control モバイル・アプリで有効にすることで、オリジナル・アンプよりもはるかに多彩なサウンドを得られます。
- CRNCH は、オリジナル・アンプのリズム・チャンネルのクランチ・モードをベースにしています。このチャンネルには、リズム・トーンやヘビーなチャギング用に十分なゲインが含まれます。また、味のあるミッドレンジは、リード・トーンにもうってつけです。
- LEAD は、オリジナル・アンプのリード・チャンネルをベースにしています。激しいチャギングと焼けつくようなリードのためのタイトで明瞭なハイゲイン・トーンを提供します。
左フットスイッチLED
デフォルトでは、ライブモードのノブやスイッチの設定が有効な場合に赤色で点灯します。
左フットスイッチ
デフォルトでは、現在のノブとスイッチの設定を生かしたライブモードのオン/オフを切り替えられます。
右フットスイッチLED
デフォルトでは、プリセットモードが有効な場合に緑色で点灯します。
右フットスイッチ
デフォルトでは、プリセットサウンドのオン/オフを切り替えられます。
フットスイッチの機能は、UAFX Control モバイル・アプリを使うことで、以下の通り他のオプションに切り替えることも可能です。
ANTI のフットスイッチ・モード
UAFX Control モバイル・アプリを使えば、アンプのセットアップや演奏に合わせて、ペダルとペダルのフットスイッチの動作を変更することができます。
- Live | Preset
左フットスイッチ : ライブモードのオン/オフを切り替えます。
右フットスイッチ : 保存されているプリセットのオン/オフを切り替えます。 - Overdrive | Live / Preset
左フットスイッチ : オーバードライブのオン/オフを切り替えます。
右フットスイッチ : ライブモード(赤色LED)とプリセット(緑色LED)を切り替えます。 - Gate | Live/Preset
左フットスイッチ : ゲートのオン/オフを切り替えます。
右フットスイッチ : ライブモード(赤色LED)とプリセット(緑色LED)を切り替えます。 - 4-cable mode
左フットスイッチ : ライブモードのオン/オフを切り替えます。
右フットスイッチ : プリセットのオン/オフを切り替えます。
ライブ/プリセットモードがともにオフの場合、実際のアンプサウンドが聴こえます。
ANTI のスピーカー・キャビネット(CAB)
スピーカー、キャビネット、マイクの設定は、それぞれが固有のサウンドをもたらします。これらの切り替えるためには、“CAB” スイッチを上下に操作します。ペダルを登録すると、3つのボーナス・スピーカー・キャビネット(緑のLED)が無料で手に入ります。
注 : ペダルに印字されているスピーカー・キャビネットのラベルは、スピーカーLEDが赤色のときのみ適用されます。スピーカーLEDが緑色で点灯している場合のアクティブなスピーカー名は、UAFX Control モバイル・アプリで確認することができます。
- UK V30
LEDカラー : 赤
キャビ : Vee30
モダン・ロックやメタル・ギターの業界標準のひとつである、12インチ・スピーカーを4基搭載したビンテージ・スタイルのクローズド・バック・キャビネットを、ダイナミック57でマイキング。
メモ : アグレッシブな中高域のエッジを備えます。 - CA V30
LEDカラー : 赤
キャビ : 4x12 CA Vee30
このモダンで奥行きのあるクローズド・バック・キャビネットは、12インチ・スピーカーを4基搭載し、ヘビーでスクープされたアンプ・トーンのためにデザインされました。ダイナミック57でマイキングされています。
メモ : 前面に押し出るような中低域と高域のエッジを備えます。 - WHITE 75
LEDカラー : 赤
キャビ : White 75
このカスタム・ポート付きキャビネットには、モダンな英国製12インチ、75ワットの「ホワイト/クリーム」スピーカーが搭載されています。ダイナミック57とリボン121でマイキングされています。
メモ : 拡張された高域/プレゼンスの周波数特性を備えます。 - UK V30
LEDカラー : 緑
キャビ : D65
このカスタム・ポート付きキャビネットには、英国スタイルの65ワット・スピーカーが2基搭載されており、多くのモダンなブルースやロック・プレイヤーに選ばれています。ダイナミック57とリボン121でマイキングされています。
メモ : タイトなボトムエンドの明瞭さを提供します。 - CA V30
LEDカラー : 緑
キャビ : Super 80
このカスタム・ポート付きキャビネットには、12インチのビンテージ「リード」80 ワット・スピーカーが4基搭載されています。ダイナミック57とリボン121でマイキングされています。
メモ : 高域はソフトですが、中域はアグレッシブで、押し出し感があります。 - WHITE 75
LEDカラー : 緑
キャビ : Brown JB
1968年製バスケット織りの4x12キャビネットのビニールを取り除き、Celestion Greenback スピーカー2台と JBL 120F スピーカー2台を搭載。スピーカーはダイナミック57で別々にマイキングされ、プリミックスされています。Celestion スピーカーの太さと中音域を JBL スピーカーの高音域のシズルと組み合わせます。
メモ : Celestion スピーカーの太い中域と JBL スピーカーの高域のシズル感が組み合わされています。 - None
LEDカラー : 消灯
キャビ : 外部
スピーカー/キャビネット/マイク : エミュレーションなし
メモ : 実際のギター・キャビネットや外部キャビネット・エミュレーションを使用する場合に使用。
ここで使用されている製品名は、それぞれの所有者の商標であり、Universal Audio Inc.とは一切関係がありません。これらの名称は、ANTI のサウンドモデルを作成するために研究された製品を識別するためにのみ使用されています。
ANTI のチャンネル
各アンプ・チャンネルは、独自のゲイン構造とサウンドを有します。プリゲインを上げ、ALT モードで TS または TC ペダルからゲインを追加することで、ゲイン量とブースト効果を高められます。
- RTHM
- チャンネル・モード : Clean
オリジナル・アンプのクリーン・チャンネル。きらびやかなクリーンには “Low” インプットを、軽快なクランチには “High” インプットを選択してください。
- チャンネル・モード : Punch
リード・チャンネルとクリーン・チャンネルの要素を組み合わせた、カスタムの改良型オーバードライブ・チャンネル。
- チャンネル・モード : Punch+
70年代後期ブリティッシュ・アンプの「コールド・クリッピング」回路と ANTI パワー・アンプを組み合わせた、ユニークなヘビー・クランチ・チャンネル。濃密で倍音豊かなリズム・サウンドとリード・サウンドを得られます。 - CRNCH
オリジナル・アンプでは、リズ・チャンネルの “Crunch” ボタンを押すと、このチャンネルを使用できます。十分なサチュレーションと厚みのある、アグレッシブでタイトなヘビー・クランチ。 - LEAD
オリジナル アンプの Lead チャンネルで、最高のゲイン、サチュレーション、サスティンを提供します。
注 : リズム・モード・チャンネルは、RTHM チャンネルが選択されている場合にのみ使用できます。デフォルトのリズム・モードは Clean となっています。UAFX Control モバイル・アプリで、Punch または Punch+ モードを選択することができます。
ANTI のオーバードライブ
ANTI のオーバードライブ・ノブは、複数のコントロールを備える2種のクラシック・ペダルのいずれかを採用することで、アンプのフロント・エンドにタイトさを加えます。オーバードライブを有効にするには、ALT モードに入って “HIGH / OD LEVEL” ノブを最小値以上に設定するか、Overdrive|Live/Preset フットスイッチ・モードでオーバードライブのオン/オフを切り替えます。
ヒント : UAFX Control モバイル・アプリで TS または TC オーバードライブを選択できます。
ANTI と UAFX Control
UAFX Control モバイル・アプリを使用すると、プリセットの管理をはじめ、ANTI のフットスイッチ操作の設定、グローバル設定、チャンネルごとの設定などを変更し、トーンをカスタマイズすることができます。
ANTI のフットスイッチ・モード
フットスイッチの機能は、お好みで変更できます。例えば、ライブ・モードとプリセット・モードを切り替えたり、左側のフットスイッチにブーストを設定して、右側のフットスイッチでライブ/プリセット・モードを切り替えたりすることができます。
フットスイッチ・モードの選択
フットスイッチ・モードを選択するには、設定画面を開きます。次に、現在のフットスイッチ・モード(色の付いたバー)をタップし、ドロップ・メニューからモードを選択します。
ライブ | プリセット(Live | Preset)
ライブ | プリセット・モードでは、ライブモード(ノブとスイッチ)とプリセットにアクセスできます。
- 左フットスイッチでライブ・サウンドのオン/オフを切り替え
- 右フットスイッチでプリセットのオン/オフを切り替え
- ペダルのバイパス可能
- 4ケーブル・モードが使用可能
オーバードライブ | ライブ/プリセット(Overdrive | Live/Preset)
オーバードライブ | ライブ/プリセット・モードでは、ブーストのオン/オフを切り替えたり、ライブ モードと保存されたプリセットを切り替えたりできます。
- 左フットスイッチでオーバードライブのオン/オフを切り替え
- 右フットスイッチでライブ・モード(赤 LED )と保存されているプリセット(緑 LED )を切り替え
- ペダルは常にオンであり、バイパスにできません
- 4ケーブル・モードは使用不可
ゲート | ライブ/プリセット(Gate | Live/Preset)
ゲート | ライブ/プリセット・モードでは、ゲートのオン/オフを切り替えたり、ライブ モードと保存されたプリセットを切り替えたりできます。
- 左フットスイッチでゲートのオン/オフを切り替え
- 右フットスイッチでライブ・モード(赤 LED )と保存されているプリセット(緑 LED )を切り替え
- ペダルは常にオンであり、バイパスにできません
- 4ケーブル・モードは使用不可
4ケーブル・モード
4ケーブル・モードは、エフェクト・ループを持つ本物のギター・アンプに、スイッチ可能なチャンネルをもう1つ追加することができます。この特別なモードでは、ギターアンプの内蔵プリアンプ・セクションとペダルのサウンドを切り替えることができます。
警告 : ペダルの配線と4ケーブル・モードを有効にする前に、アンプの電源を切ってください。誤った配線で4ケーブル・モードを有効にすると、極端なフィードバックを引き起こす可能性があります。
4ケーブル・モードの設定と操作方法については、こちらをご覧ください。
ANTI エディター
ANTI には、アンプの設定をさらに調整できるエディターが含まれています。
エディターを開くには、UAFX Control 画面の下部にある Edit をタップします。
ライブ・モードでは、エディター設定はグローバルまたはチャンネルごとに適用されます。プリセット・サウンドは異なるグローバル設定を持つことができますが、ライブ・モードに切り替えるとライブ・モードのグローバル設定が復元されます。
オーバードライブ
オーバードライブ・ペダルのタイプを選択します。オーバードライブ・タイプはライブ・モードではグローバル設定となります。ALT モードで “HIGH / OD LEVEL” ノブを最小値以上に設定するか、オーバードライブ | ライブ/プリセット・モードでオーバードライブをオンに切り替えることで、オーバードライブ・ペダルを有効にすることができます。ALT モードに入り、“LOW”、“MID”、“HIGH” ノブを使用して調整を行います。
- TS
デフォルトのオーバードライブは、ゲイン、トーン、ボリューム・コントロールを備えた、クラシックな「グリーン」ペダルです。TS は、ANTI でメタル・トーンをクラッシュさせるのに最適なフロントエンドとなります。このペダルは中高域を強調し、低域をカットして、豊かなゲインでサウンドを引き締めます。
ヒント: クラシックな90年代デスメタルのトーンを得るには、オーバードライブを完全に反時計回りに設定します。パッシブ・ピックアップを使用する場合は、トレブルを正午に、ボリュームを完全に時計回りに設定します。 - TC
ボリューム、ベース、トレブル・コントロールを備えた、希少なビンテージ・ブラック・プリアンプ・ペダルは、ANTI のフロントエンドをプッシュし、有用なコントロールを提供します。ALT モードに入り、“LOW(ベース)”、“MID(トレブル)”、“HIGH” ノブを使用して調整を行います。
ヒント: サウンドをクラッシュさせるには、ベースを完全に反時計回りに、トレブルを正午に設定し、ボリュームを完全に時計回りに設定します。
ブライト・スイッチ
ブライト・スイッチをオンにすると、トーンに鋭さとエッジが加わります。ブライト・スイッチはグローバル設定ですが、LEAD チャンネルにおける可聴効果はありません。
ノイズゲート
ノイズ ゲートの横にある赤いボタンをタップして、ノイズゲートを切り替えます。入力される楽器とサウンドに合わせてノイズゲートの設定を調整します。ANTI のノイズゲートは、入力時にギター信号を検出し、信号チェーンの最後で動作することで不要なノイズを消音します。
- スレッショルド(Threshold): ノイズゲートが開閉するレベルを設定します。ALT モードでは、プレゼンス・ノブを使用してこの値を調整することができます。
- アタック(Attack): 信号がスレッショルドを超えたときにゲートが開く速度を設定します。
- リリース(Release): 信号がスレッショルドを下回ったときにゲートが閉じる速度を設定します。ホールド・コントロールと相互作用します。
- アッテネーション(Attenuation): ノイズの削減量を設定します。値が高いほど多くのノイズを防ぎます。値が低くするほど多くのノイズが通過します。
- ホールド(Hold): リリースが始まる前にスレッショルドレベルの信号が聞こえる時間を設定します。音が自然に減衰するように調整します。
入力ルーティング(Input Routing)
ハイ/ローいずれかの入力を選択します。ハイの方がゲインが高く、ローの方がクリーンです。この設定はチャンネルごとに保存されます。
リズム・モード(RHTM チャンネルのみ)
RTHM チャンネルでは、3つのリズム・ モードを選択できます。内2つは ANTI 独自のモードです。モードをタップして選択します。
- クリーン(Clean)
オリジナル・アンプのクリーン・チャンネル。きらびやかなクリーンには “Low” インプットを、軽快なクランチには “High” インプットを選択してください。 - パンチ(Punch)
リード・チャンネルとクリーン・チャンネルの要素を組み合わせた、改良されたオーバードライブ・チャンネルです。 - パンチ+(Punch+)
70年代後期ブリティッシュ・アンプの「コールド・クリッピング」回路と ANTI パワー・アンプを組み合わせた、ユニークなヘビー・クランチ・チャンネル。濃密で倍音豊かなリズム・サウンドとリード・サウンドを得られます。
バイアス・モード(Bias Mode)
バイアス・モードは、アンプのパワー管のバイアスと構成を設定します。タップしてモードを選択します。
- クール(Cool): 中域が抑えられ、サチュレーションが豊富。
- ウォーム(Warm): オープンな中域。あたたかみのあるリードやビンテージ・スタイルのクランチ・トーンを実現するクラシック・ハードウェアのモッド。
- クール・チョーク(Cool Choke):中域を抑えながら、よりタイトで鮮明な印象。
- ウォーム・チョーク(Warm Choke):オープンな中域。よりタイトで鮮明な印象。
ポスト・ゲイン(Post Gain)
ポスト・ゲインは、オリジナル・アンプのポスト・ゲイン・コントロールをベースに、倍音成分を含んだ別レベルの出力ゲインを追加します。これによって、セットアップの出力ボリュームを増やしたり、クリエイティブな効果を得ることが可能です。デフォルトでは、ポスト・ゲインは最小に設定されています。
ルーム(Room)
ルーム・トーンを信号に加えます。デフォルトでは、最小に設定されています。設定値を上げると、スタジオのトラッキング・ルームに設置されたルーム・マイクのアンビエンスが加わります。
ルームの量は、スピーカー・キャビネットを使用した場合にのみサウンドに影響します。スピーカー・キャビネットがバイパスされている場合、Roomは影響しません。盛大に歪んだサウンドやローエンドの多いサウンドでは、この設定を大きくしても効果がない場合があります。また、完全にウェットなルーム・サウンドは得られません。
デフォルトに戻す(Revert to Default)
タップすると、ライブ・サウンドのデフォルトの編集画面設定に戻ります(ノブとスイッチの設定は変更されません)。ライブ・サウンドに有効です。
プリセットを復元(Restore Preset)
タップすると、現在のプリセットに加えた変更がすべて元に戻ります。プリセット・サウンドに有効です。
4ケーブル・モード
「4ケーブル・モード」では、エフェクト・ループを持つ実際のギターアンプに別の切り替え可能なチャンネルを追加することができます。この特別なモードでは、ギターアンプに内蔵されたプリアンプ・セクションとペダルのサウンドを切り替えることができます。
警告 : ペダルを配線し、4ケーブル・モードを有効にする前に、アンプの電源を必ず切ってください。誤った配線で4ケーブル・モードを有効にすると、極端なフィードバックが発生する可能性があります。
4ケーブル・モードの仕組み
- UAFX アンプ・ペダルがオンの時、アンプ・エミュレーションが聴こえ、実際のアンプのプリアンプ・セクションがバイパスされます。
- UAFX アンプ・ペダルがオフの時、実際のアンプのプリアンプ・セクションが聴こえ、UAFX アンプ・ペダルはアナログ・ドライスルーでバイパスされます。
4ケーブル・モードに関するメモ
- 4ケーブル・モードは、UAFX アンプ・ペダル(ANTI、Dream '65、Enigmatic '82、Knuckles '92、Lion '68、Ruby '63、Woodrow '55)のみで使用可能です。
- 4ケーブル・モードを有効にした時、ペダルが “Live|Preset” モードでない場合は確認画面が表示され、自動的に “Live|Preset” モードへと切り替わります。
- 実際のアンプとスピーカー・キャビネットで演奏する場合は、ペダルの “SPEAKER” スイッチをLEDが消灯するまで何度か押して、ペダルのスピーカー・キャビネット・エミュレーションをオフにするとよいでしょう。
- アンプのエフェクト・ループ・リターンはアッテネートされないため、UAFX ペダルの “OUTPUT” ノブを通常より低く調整する必要があるかもしれません。
- エフェクト・ループで他のペダルを使用する場合、それらを最初の
UAFX アンプ・ペダルの “2/STEREO”
出力とアンプのエフェクトループのリターン入力の間に配置します。この配線により、ペダルがバイパスされても、エフェクト・ループ内の他のペダルはオーディオ処理を行います。
- ディストーションやオーバードライブなど、アンプ前段用のエフェクトは、楽器と最初の UAFX アンプ・ペダルの “1/MONO” 入力の間に配置する必要があります。
UAFX アンプ・ペダルを複数台使用する
複数の UAFX
アンプ・ペダルを4ケーブル・モードで使用する場合は、以下の例を参照してください。複数のペダルを4ケーブル・モードで設定すると、アンプ・ペダルのプリセットサウンドとライブサウンド、そして実際のアンプのサウンドを切り替えて使用することができ、さらに多くのサウンドを利用することができます。複数のアンプ・ペダルを4ケーブル・モードで使用する場合、チェーン内で最も早く有効になったアンプ・ペダルが、あなたが聴くことのできるアンプ・ペダルとなります。
ヒント : 4ケーブル・モードで複数のペダルを使用して、異なる UAFX アンプ・ペダルのサウンドを切り替えるには、それらのペダルのサウンドを有効にしておきます。最初に有効になったアンプ・ペダルが、あなたが聴くことのできるアンプ・ペダルとなります。つまり、他の有効化されたペダルより前段にあるペダルをバイパスすることで、次に有効化されたペダルのサウンドが聴こえるようになります。このようにして、複数のペダルを切り替えて使用することができます。
4ケーブル・モードを有効にする
- アンプの電源を切ります。
- 以下の図と説明を参照し、結線します。
- UAFX Control モバイル・アプリとペダルをペアリングし、セッティングビューを開きます。
- UAFX Control モバイル・アプリの[4-Cable Mode]の “On” をタップします。確認画面が表示されます。
- “Enable 4-Cable Mode” をタップします。ペダルが4ケーブル・モードになります。
- アンプの電源を入れます。
ライブモードまたはプリセットモードが有効な場合は UAFX アンプ・ペダルが、ペダルがバイパスされている場合は実際のアンプのプリアンプ・チャンネルが聴こえるようになります。
4ケーブル・モードの接続
UAFX アンプ・ペダルを1台、2台、3台使用する場合の4ケーブル・モードの接続方法については、以下を参照してください。
UAFX アンプ・ペダルが1台の場合
UAFX アンプ・ペダル1台と4ケーブル・モードを使用して、エフェクト・ループを搭載する実際のギター・アンプにもう1系統の切り替え可能なチャンネルを追加できます。
- 楽器を UAFX アンプ・ペダルの “1/MONO” 入力に接続します。
- UAFX アンプ・ペダルの “1/MONO” 出力を、アンプのメイン入力に接続します。
- アンプのエフェクト・ループの “Send” 出力と、UAFX アンプ・ペダルの “2/STEREO” 入力を接続します。
- ペダルの “2/STEREO” 出力を、アンプのエフェクト・ループの “Return” 入力に接続します。
- 楽器と UAFX アンプ・ペダルの間にアンプ前段用のエフェクトを配置し、ペダルの “2/STEREO” 出力とアンプのエフェクト・ループの “Return” 入力との間にその他のエフェクト・ループ用エフェクトを配置します。
- UAFX アンプ・ペダルの有効時 :
この図は、UAFX アンプ・ペダルが有効な場合の信号の流れを示しています。信号はペダルからのフルアンプトーンで彩られ、接続されたアンプの入力ジャックとプリアンプ・セクションをバイパスし、アンプのエフェクト・ループ・リターンにルーティングされます。この時、アンプのエフェクト・ループ・リターンへ送られたエフェクトはすべて聴こえます。
- UAFX アンプ・ペダルのバイパス時 :
この図は、UAFX アンプ・ペダルがバイパスされた場合の信号の流れを示しています。信号はペダル・アンプをスルーし、実際のアンプのメイン入力にルーティングされることに注目してください。この時、アンプのエフェクト・ループ・リターンの前段に置かれたエフェクトはすべて聴こえます。
UAFX アンプ・ペダルが2台の場合
UAFX アンプ・ペダルを4ケーブル・モードで2台接続する場合、合計6本のケーブルが必要です。このモードでは、もう1台の UAFX アンプ・ペダルが有効な場合でも、最も早く有効になった UAFX アンプ・ペダルのサウンドが聴こえます。ペダルを上から見て、右側にある UAFX アンプ・ペダルがこれにあたります。この時、アンプのエフェクト・ループ・リターンの前段に置かれたエフェクトはすべて聴こえます。
- 最初の UAFX アンプ・ペダルの “1/MONO” 入力に楽器を接続します。
- 1台目のペダルの “1/MONO” 出力を、2台目のペダルの “1/MONO” 入力に接続します。
- 1台目のペダルの “2/STEREO” 出力を、アンプのエフェクト・ループの “Return” 入力に接続します。
- 2台目のペダルの “1/MONO” 出力を、アンプのメイン入力に接続します。
- 2台目のペダルの “2/STEREO” 出力を、1台目のペダルの “2/STEREO” 入力に接続します。
- アンプのエフェクト・ループの “Send” 出力を、2台目のペダルの “2/STEREO” 入力に接続します。
- 楽器と1台目の UAFX アンプ・ペダルの間にアンプ前段用のエフェクトを配置し、1台目のペダルの “2/STEREO” 出力とアンプのエフェクト・ループ・リターン入力との間にその他のエフェクト・ループ用エフェクトを配置します。
UAFX アンプ・ペダルが3台の場合
UAFX アンプ・ペダルを4ケーブル・モードで3台接続する場合、合計8本のケーブルが必要です。このモードでは、他の2台のペダルの一方または両方が有効であっても、最も早く有効になった UAFX アンプ・ペダルのサウンドが聴こえます。ペダルを上から見て、一番右側にあるペダルがこれにあたります。この時、アンプのエフェクト・ループ・リターンの前段に置かれたエフェクトはすべて聴こえます。
- 最初の UAFX アンプ・ペダルの “1/MONO” 入力に楽器を接続します。
- 1台目のペダルの “1/MONO” 出力を、2台目のペダルの “1/MONO” 入力に接続します。
- 2台目のペダルの “1/MONO” 出力を、3台目のペダルの “1/MONO” 入力に接続します。
- 1台目のペダルの “2/STEREO” 出力を、アンプのエフェクト・ループの “Return” 入力に接続します。
- 2台目のペダルの “2/STEREO” 出力を、1台目のペダルの “2/STEREO” 入力に接続します。
- 3台目のペダルの “2/STEREO” 出力を、2台目のペダルの “2/STEREO” 入力に接続します。
- 3台目のペダルの “1/MONO” 出力をアンプのメイン入力に接続します。
- アンプのエフェクト・ループの “Send” 出力を、3台目のペダルの “2/STEREO” 入力に接続します。
- 楽器と1台目の UAFX アンプ・ペダルの間にアンプ前段用のエフェクトを配置し、1台目のペダルの “2/STEREO” 出力とアンプのエフェクト・ループ・リターン入力との間にその他のエフェクト・ループ用エフェクトを配置します。
安全にお使いいただくために
- 本製品は屋内で使用するために設計されています。
- 液体の近くや極度に湿気の多い環境で使用しないでください。
- ラジエーター、ヒートレジスター、ストーブなどの熱源や、熱を発する機器(アンプを含む)の近くに設置しないでください。
- 電源コードを踏んだり何かで挟んだりしないようご注意ください。
- クリーニングの際は、乾いた布でお拭きください。
- 本製品の修理が必要な場合は、ご購入いただきました販売店、または弊社カスタマーサポートまでお問い合わせください。
- ANTI には、ユーザーで交換可能な部品は含まれていません。
- 本製品の底面には、コンプライアンスマークのラベルが貼付されています。
- 本製品は、クラスB機器です。本製品は、住宅環境での使用を目的としていますが、ラジオやテレビの受信機近くで使用すると受信障害を起こす可能性があります。取扱説明書に従って、正しくお使いください。