Hookup,inc.

Rupert Neve Designs

Portico 5017 Mobile DI/Pre/Comp with Variphase

特長

Two Channel Operation - デュアルチャンネルオペレーション

ふたつのトランスフォーマーカップル出力を装備した 5017 は、DI/ブレンドとマイクプリの信号を個別のライン出力でミキシングコンソールやパワードスピーカーに送ることができます。マイクプリは常に独立して出力することが可能で、DI出力はブレンドコントロールを "INST" 側一杯にすることで、DI信号だけを出力します。

Silk - シルクサーキット

この機能には特筆すべき点が沢山ありますが、簡単に言ってしまえば、ビンテージモジュールを使用した際のようなサウンドクォリティーにエンハンスするための機能です。Silk ボタンをオンにするとネガティブフィードバックが減少し、そして周波数分布に作用することで非常に甘く音楽的な結果をもたらします。まずはご自身の耳でご確認ください。

Mic Gain - マイクゲイン

0 dB~66 dB の範囲でマイクからの信号を適切に増幅します。

DI Gain - DIゲイン

DI入力の信号を 0 dB~30 dB の範囲で増幅します。

DI Input - DI(楽器)入力

楽器を接続するためのバランスまたはアンバランスのハイインピーダンス入力です。

High Pass Filter / HPF - ハイパスフィルター

ハイパスフィルターはシグナルチェーン内のどの場所においても有用な機能です。そしてマイクプリアンプでも重要な役割を持っています。マイク収録時に不要な低周波をカットする際に便利です。とくに建物から発生するランブルノイズ、空調のモーターノイズ、ハムノイズなどに有効です。5017 のHPFは 80 Hz 以下の低域を 12 dB/oct(周波数が音程の1オクターブ下がるごとに 12 dB アッテネートするカーブ)で不要なノイズを軽減またはカットすることができます。

Phantom Power - ファンタム電源

スタジオコンデンサーマイクロフォンに48Vの電源を供給します。オンオフスイッチはリアパネルにあります。

Phase Inverts / Ø - 位相極性

マイク入力の位相を180°反転させます。

Threshold - スレッショルド

コンプレッサーが動作する信号レベルを設定します。信号レベルが設定値以上に達した際にコンプレッサーが機能します。5017 のコンプレッションレシオは 2:1 固定で、アタックとリリースタイムは内部ジャンパーでスタンダード/ファストの切り替えが可能です。

Indicators - インジケーター

5017 には信号の入力に合わせて点灯するインジケーターが装備されており、入力ゲインを設定する際に使用します。クリップ表示にならない程度にゲインを設定するのが望ましいでしょう。また、コンプレッサーの動作を示すインジケーターも装備しています。

Internal Jumpers - 内部ジャンパー

5017 にはふたつのジャンパー設定が用意されています。ひとつはコンプレッサーをマイクプリ専用に設定します。もうひとつはコンプレッサーの動作速度(アタックとリリース)を速くする際に設定します。

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