Image-Line Software FL Studio : (Mac) Apple Silicon 環境で FL Studio を実行する場合の注意点
FAQ, 2021/12/03
FL Studio 20.8.4 から、Apple Silicon CPUのネイティブサポートを導入しました。Apple Silicon(M1、M1 Pro、M1 Max CPU)で FL Studio を実行する場合、以下に説明する2つのオプションがあります。
*Apple Silicon でDAWを使用する場合、VSTプラグインも Apple Silicon に準拠している必要があります。Apple Silicon をサポートしないVSTプラグインを使用する場合は、Rosettaモードに切り替えてください。
- Apple Silicon ネイティブモード
ネイティブモードで実行します。これは、Apple Silicon Macで最高のCPUパフォーマンスを発揮しますが、Apple Siliconに準拠していないVSTプラグインを使用する場合はいくつかの欠点があります。 起動しないなどの事例があります。
注: FLStudioのAppleSilicon準拠バージョンを初めてインストールすると、ネイティブモードで起動します。 - Rosetta 2 インテルモード
Rosetta 2 では Intel CPUバージョンを仮想実行します。これには、Apple Silicon に準拠していないVSTプラグインを使用する場合にいくつかの利点があります。インテルのCPU用にコンパイルされたソフトウェアは、Apple Silicon Mac にインストールされている場合は、 Rosetta2 ARMへのx64命令からコード変換されます。これは基本的に、新しいランタイムバイナリファイルを作成する自動化された「検索と置換」操作です。Rosetta2は非常にうまく機能します。FL Studio 20.8.2 以降は、 Rosetta 2 で正しく変換されます。
Apple Silicon モードと Rosetta モードを切り替える方法
MacintoshのHD>アプリケーション内の FL Studio を右クリックします。
ポップアップで[情報を見る]をクリックします。
[Rosettaを使用して開く]チェックボックスをオンにして、Rosetta 2 で Intel バージョンの FL Studio を実行します。
チェックボックスをオフにするとネイティブバージョンの FL Studio が実行されます。(お使いのVSTプラグインの対応状況にお気を付けください。)。