O.H.M Headphone Matching Amplifier 簡易マニュアル
マニュアル, 2025/05/21
各部の機能
フロント

- ヘッドフォンジャックアウトプット : 1/4” (6.35 mm) TRS.
- ヘッドフォンミニジャックアウトプット : 1/8” (3.5 mm) TRS.
- インピーダンスノブ : ヘッドホンのインピーダンスを調整するノブセレクター
- リセット : Bluetooth 同期をリセットする(10秒間押し続ける)
- インプットセレクター : 入力は Bluetooth、バランス、アンバランスから選択
- アウトプットレベル : 出力ボリュームの調整
リア

- 電源スイッチ
- 電源 : 30VDC(必ず付属の専用電源をご使用ください)
- スルーアウト : 1/4” (6.35 mm) TRS L&R
- アンバランス RCA インプット : L&R
- バランス XLR / TRS コンボインプット : Female XLR & 1/4” (6.35 mm) TRS Balanced jacks L&R
特徴
- インプット
O.H.M Amp は、ユニット背面に3つの信号入力方法を備えています。 金メッキ RCA コネクターがアンバランス入力、XLR / 1/4" ジャックのコンボがバランス入力、さらに Bluetooth アンテナレシーバーを装備します。フロントの白いセレクターを押すことで、入力ソースを簡単に選択できます。 - インピーダンスセレクタ
O.H.M Amp のインピーダンスセレクタは、最適なパフォーマンスを得るために、ヘッドホンのインピーダンスと合わせることができます。ヘッドホンのインピーダーンスが O.H.M Amp のインピーダンスと一致しているかチェックしてください。 - レベルノブ
ヘッドフォンに供給される出力音量を調整します。本機では伝説的なアルプスの“ブルーベルベット”ポテンショメーターを使用することで、そのシルキーで滑らかな感触でユーザーエクスペリエンスを向上させます。 - ヘッドフォンアウトコネクタ
ユーザーの都合上、2種類のヘッドフォンアウトコネクタが O.H.M Amp に実装されています。アダプターの使用は避け、ヘッドフォンに対して適切な接続(1/8インチまたは1/4インチ)を選択できます。両方の出力が接続されている場合、1/4" ジャックだけが有効になります。 - マスターレベルコントロールノブ
オーディオグレードの出力レベルのアルプス“Blue Velvet”ポテンショメーターを搭載。O.H.M アンプの全体的な音量を調整できます。 - スルー出力
O.H.M Amp の スルー出力により、オーディオグレードの Burr Brown オペアンプ を外部モニターに接続することができます。この機能により、O.H.M Amp を Hi-Fi Bluetooth 受信機としても使用することができ、Burr Brown の DA コンバータの恩恵を受けることができます。最後に、スルー出力は、複数台の O.H.M Amps の簡単なデイジーチェーンを可能にします。 - 電源
低ノイズ、高電圧電源(30 V)により、あらゆるインピーダンスで驚異的なパワーを供給します。十分なダイナミック・レンジ、S/N 比、超低高調波歪み性能を確保します。
BLUETOOTH シンクについて
モバイルデバイスと O.H.M Amp の同期は、一般的な Bluetooth デバイスとのペアリングと同じくらい簡単で、デバイスのリストには “O.H.M Amp”として表示されます。Android と iOS でのペアリングでヘルプが必要な場合は、YouTube 上にチュートリアルがありますのでお調べください。なお、O.H.M Amp はモバイルデバイスがサポートする最適なコーデックを自動的に選択するため、設定は必要ありません。
デバイスが O.H.M Amp とペアになるたび、赤いシンク LED が点灯します。点滅している場合は Bluetooth デバイスが同期していないことを示します。アクティブなストリーミングは、対応する LED の点灯で確認できます。コーデックは設定できませんのでご注意ください。
モバイルデバイスで利用可能な最良のオプションから自動的に選択され、デバイスは一度に1つしかペアリングできません。
異なるデバイスをペアリングする必要がある場合、Bluetooth をリセットする必要があるため、新しい Bluetooth モバイルデバイスを接続した後、リセットボタンを10秒間長押しする必要があります。
O.H.M Amp の高品質な Bluetooth 受信コーデックのおかげで、プレミアムな Bluetooth 受信機として本機を使用することができます。
*対応コーデック : APTX、APTX LL、AAC、APTX HD、SBC
トラブルシューティング
- O.H.M Amp から音が出ない。
LEVELノブが完全に下げられていないか確認してください。 - それでも O.H.M Amp から音が出ない。
INPUT ソースが適切に選択されていることを確認してください。 (BAL / UNBAL / Bluetooth) - 1/8" ミニジャック出力から何も聞こえない。
1/4" 出力は1/8" 出力よりも優先されます。1/4" 出力に何も接続されていないことを確認してください。 - Bluetooth を O.H.M Amp と同期させることができない。
O.H.M アンプが最適なコーデックを見つけることができるよう、RESET プロセスを行ってください。 - 電源が入らない。
PSU が正しく接続されていることを確認してください。 - O.H.M Amp をマイクスタンドに正しくマウントできない。
3/8" のヘッドを持つスタンドを使用していませんか。口径が合わない場合、5/8"へ変換するアダプターをおためしください。 - O.H.M Amp のスルー出力を使用しても、良い信号が得られない。
良質なバランス TRS ケーブル/コネクターを使用していることを確認してください。 - バランス入力を使用すると、少しノイズがあることに気づきました。
これらのインプットは、バランスケーブル/接続で使用するように設計されています。TRS 1/4" または XLR ケーブル/コネクタをご使用ください。