ファームウェアアップデートについて

Osmose Updater の最小要件は、macOS 10.12 または Windows 10 です。互換性のない古いマシンからアップデートをしないでください。

Mac 環境でアップデートを行う場合は、言語設定によって Osmose が正常に認識されない場合がございます。こちらのFAQ をご覧ください。

1. Osmose Updater のダウンロードとインストール

• Expressive E のユーザーアカウントにある “my downloads & serials” セクションから、ご使用環境にあった、適切なファイルをダウンロードしてください。
• ダウンロードしたアーカイブを解凍し、OsmoseUpdater インストーラーを起動します。
  

*macOS がソフトウェアのインストールをブロックする場合、.pkg ファイルをオプションクリックし、“開く” を選択してください。[システム環境設定]>[プライバシーとセキュリティ] から手動でインストールを承認する必要があります。

2. Osmose をコンピュータに接続します。

• Osmose の電源を入れます。電源アダプタを挿入する際は、コネクタの羽を電源入力部の水平ノッチに合わせ、しっかりと押し込んだ後、バレルを時計回りに回転させて固定します。
• 同梱の USB ケーブルを使用して、Osmose とコンピュータを接続します。

3. ファームウェアアップデート

• Osmose Updater を起動する前に、パソコン上で Haken Editor が開いていないことを確認してください。
• Osmose Updater を起動します。スタートメニュー（Windows）またはスポットライト（Spotlight）にアプリの名前を入力し検索します。
• Osmose Updater のフォルダアイコンをクリックし、ダウンロードした zip ファイルに含まれる .osmoseupdate ファイルを選択します。
• “update” をクリックし、画面の指示に従ってください。

本体 OS と Haken Audio DSP のファームウェアがアップデートされます。
このプロセスには最大30分程度かかります。アップデートが完了するまで Osmose に触れたり、電源を切らないでください。アップデートが完了すると Osmose の画面に、本体電源を切るよう指示が出ます。その後 Osmose の電源を切り、再度入れます。再起動後、Osmose の準備が完了します。

*Osmose Updater 側が完了にならないケースがありますが、本体画面に更新が完了し、電源を再起動する指示があれば優先してください。

アドバンスモード

Osmose Updater のアドバンスモードを使用すると、通常のファームウェアアップデートの4つのステップをそれぞれ独立して実行できます。
Osmose Updater の左上にある アドバンスモードにアクセスするには、OsmoseUpdater の左上隅にあるボックスにチェックを入れてください。

*アドバンスモードを起動する前に、Haken Editor が起動していないことを確認してください。

ユーザーデータのバックアップ

この操作は Osmose からユーザープリセットとユーザーデータを取り出し、スナップショットとして保存します。

• “back up user data”ボタンをクリックし、スナップショットを保存するフォルダを選択します。
  このディレクトリにすでにスナップショットがある場合、OsmoseUpdater は自動的にそれを同じディレクトリのアーカイブフォルダに移動します。
• バックアップが完了するまで、Osmose のボタンを押さないでください。
• バックアップが終了したら、電源を切ることをお勧めします。

ファームウェアの更新

この操作は Osmose ファームウェアのみをアップデートします（DSP ファームウェアはアップデートしません）。約5分で完了します。この機能は、前回のファームウェアアップデート中に問題が発生し Osmose が真っ白な画面で動かなくなった場合にご活用ください。

• 本体の “m” ボタンを押しながらデバイスを再起動します。Osmose がブートローダーモードになり、OsmoseUpdater が検出できるようになります。
• “Update Osmose Firmware” ボタンをクリックし、ダウンロードした zip ファイルに含まれている .osmoseupdate ファイルを選択します。
• ファームウェアのアップデートが完了したら、互換性の問題を避けるために、同じ *.osmoseupdate ファイルを使用して、次の DSP のアップデートを続けてください。

Haken ファームウェアの更新

Haken DSP のファームウェアのみを更新します。約15分で完了します。

DSPファームウェアをアップデートすると、すべてのユーザープリセットが削除されます。ユーザープリセットを保持したい場合は、「back up user data（ユーザーデータのバックアップ）」と「restore user data（ユーザーデータの復元）」機能を使用してください。

*このアップデートは、Osmose のファームウェアが工場出荷時のままでは実行できません。お使いの Osmose ファームウェアのバージョンに“factory”（グローバル設定→情報タブを参照）が含まれている場合は、Haken Update を実行する前にファームウェアをアップデートしてください。

• この機能を使うには、“Update Haken Firmware”ボタンをクリックして zip ファイルに含まれる *.osmoseupdate ファイルを選択してください。
• アップデートが完了すると、Osmose に電源再投入を促すメッセージが表示されます。他のアドバンストモードを起動する前に実行してください。

ユーザーデータの復元

このアクションは、選択したスナップショットのユーザープリセットを Osmose に戻すことができます。

• この機能を使用するには、“Restore user data”ボタンをクリックし、復元したいスナップショットフォルダを選択します。
• アップロードが完了すると、Osmose のメッセージが表示されます。
  というメッセージが表示されます。他のアドバンスモードアクションを開始する前に、指示に従ってください。