Lynx Studio Technology
AES16e
AES16e は、24ビット/192 kHz 対応、モノラル16(ステレオ8)チャンネルのAES/EBU入出力を備えるPCIe型サウンドカードです。基本モデルに加え、16チャンネル分のサンプルレートコンバージョン機能を備える AES16e-SRC もラインナップしています。
主な特長
- 最大24ビット/192 kHz、AES/EBUフォーマット、トランスフォーマーカップルのモノラル16 (ステレオ8)チャンネル入出力、シングルワイヤー/デュアルワイヤーともに対応
- (AES16e-SRC)16チャンネルサンプルレート変換 : 最大変換比率16:1、ダイナミックレンジ 144dB、THD+N -140 dB
- 高性能な内蔵デジタルミキサー
- サンプルレートの選択、同期ソースの選択、チャンネルルーティング、バッファサイズ等、関連する全ての設定をホストコンピュータから制御、モニタリングすることが可能
- 5.1 および 7.1 サラウンド再生フォーマットのマルチチャネル・サポート
- 外部同期の際のジッターを3000:1で軽減する SynchroLock™ サンプルクロックジェネレーター
- WDM / ASIO 2.0(Windows)、Core Audio(Mac)サポート
*本製品に接続用ケーブルは付属していません。
詳細
AES16e は、業界標準となった前モデル AES16 の進化バージョンです。アップデートされた機能群とともに、PCIeならではの魅力のひとつである余裕あるバンド幅がデータ転送のボトルネックとオバーヘッドを大きく軽減し、コンピューターベースのハイエンドオーディオをより安定した確かなものとします。
AES16e(PCI Express x1 仕様)は 192 kHz のサンプルレートにおいて、シングルワイヤー/デュアルワイヤーモードの両方で16チャンネルの24ビットAES/EBUデジタルオーディオを提供します。デジタルコンソール、マルチチャンネル A/D D/A コンバーター、ハードディスクレコーダー、DAW、その他デジタルオーディオ機器とのシステム構築に最適なモデルで、Windows / Mac 環境に対応しています。
シリーズとして、AES16e-SRC もラインナップされています。AES16e-SRC は16チャンネル分のサンプルレートコンバージョンを備えたバージョンで、8つのデジタル入力ごとに設定が行えます。
動作条件
- Windows 10、11(64ビット)
- macOS 12 Monterey、13 Ventura
- Intel Core 2 @ 1.6 GHz 以上のCPU
- 2GB以上の空きRAM
- PCI Express 空きスロット
- 1024 * 768 以上の解像度のディスプレイ
ほとんどのプロオーディオアプリケーションにおいて余裕のあるコンピュータのリソースが要求されます。DAWをはじめとするソフトウェアの推奨するシステム要件を満たすか、それを超えるような環境を強く推奨します。
仕様は予告なく変更となる場合があります。
オプションケーブル
CBL-AES1604
- AES16e の DB-26(D-Sub26ピン)コネクターからXLRコネクター(8イン/8アウト = XLRオス×4 / XLRメスx4 + 外部クロック用BNC)に変換
- 長さ : 約 1.8 m
CBL-AES1605
- AES16e の DB-26(D-Sub26ピン)コネクターからヤマハデジタルフォーマット DB-25(D-Sub25ピン)コネクター(8イン/8アウト)に変換
- 長さ : 約 3.6 m