TONEX Capture
トーン・モデリング、リアンプ対応のオールインワン・ギア
TONEX Capture は、アンプのトーンを簡単にキャプチャーできるオールインワン・ギアで、TONEX ソフトウェア を使って機材をモデリングするための理想的な方法を提供します。また、モデリングだけでなく、リアンプやアンプ・レコーディングにもご利用いただけます。
TONEX Capture には2つの減衰ステージがあり、オーディオ・インターフェイスとアンプとのレベルを最適化できます。
まず、TONEX Capture の LINE INPUT にオーディオ・インターフェイスの出力を接続し、フロントパネル左側の ATTENUATION コントロールを使って、アンプに最適なレベルになるよう減衰させます。
次に、アンプにて増幅された信号を FROM AMP に入力し、フロントパネル右側の ATTENUATION コントロールを使って、オーディオ・インターフェイスに最適なレベルになるよう減衰させます。
このように、適切なレベルで信号のやり取りをすることで、アンプの振る舞いを正確にキャプチャーすることを可能にしています。
- オーディオ・インターフェイスからのライン信号を入力
- インターフェイスからの入力信号を最大 24dB 減衰させるポテンショメーター
- 電源オンを示す ON LED
- アンプからの信号を入力。パワーアンプ/プリアンプ出力の両方に対応
- アンプからの入力信号を最大 24dB 減衰させるポテンショメーター
- アンプからの信号をラインレベルのバランス機器に接続するための端子。グランドリフト・スイッチ付き
- アンプ接続時のグランドループを回避するための GND LIFT スイッチ
- アンプからの信号をキャビネットに接続するための端子
- オーディオ・インターフェイスからの信号をアンプに接続するための端子。グランドリフト・スイッチ付き
- アンプ接続時のグランドループを回避するための GND LIFT スイッチ
- 9V DC アダプタを接続するための端子
あなたのリグを自由にキャプチャー
TONEX Capture があれば、リグをキャプチャーするセッティングはとてもシンプルになります。アンプ、コンボ、ペダルをオーディオ・インターフェイスに接続し、TONEX ソフトウェアを使って、高品質な Tone Model を作成しましょう。
アンプ(ダイレクト)
- オーディオ・インターフェイスから LINE INPUT に入力した信号を、フロントパネル左側の ATTENUATION コントロールを使って、アンプに最適なレベルに減衰
- アンプから FROM AMP に入力した信号を、フロントパネル右側の ATTENUATION コントロールを使って、オーディオ・インターフェイスの最適なレベルに減衰
この方法では、防音室やマイクを使用せずに、自宅でもレコーディングが可能です。アンプからダイレクトにキャプチャーした Tone Model は、TONEX の VIR™ テクノロジーによる、何百もの本格的なバーチャル・キャビネットや IR を使って、最終的なトーンを仕上げることができます。
*アンプからダイレクトにキャプチャーを行う時も、アンプの損傷を防止するため、“TO CABINET” 端子にはスピーカーキャビネットもしくはロードボックスを必ず接続してください。
アンプ+キャビネット
マイクとレコーディングスペースが確保できるのであれば、キャビネットを含めたサウンドをキャプチャーすることも可能です。
- オーディオ・インターフェイスからの出力を、TONEX Capture を介して適切な信号に整え、アンプに入力
- キャビネットからのサウンドをマイクで集音し、オーディオ・インターフェイスへ入力
この方法では、キャビネットを含めたリグのトーン全体を正確にキャプチャーできます。TONEX の AI Machine Modeling は非常に高度で、後からキャビネットのサウンドを分離することも可能です。
アンプ+キャビネット & ダイレクト
アンプからのダイレクト信号と、アンプ+キャビネットの両方をキャプチャーすることで、最高のギター/ベース・トーンを構築できます。
- FROM AMP からのダイレクト信号、キャビネットを集音するマイク信号を同時に接続
- TONEX ソフトウェアは、マイクを通した信号もダイレクトな信号もキャプチャーして、トーン・モデリングが可能
TONEX Capture の FROM AMP 回路はパッシブなので、アンプに負荷をかけたり、トーンに余計な色付けがされたりすることはありません。
ペダル
TONEX Capture を使えば、ペダルをキャプチャーして Tone Model を作成したり、録音した音にアナログの質感を加えるために、ハードウェアのペダルに通すような使い方が可能です。
- TONEX Capture の TO AMP 回路を使用して、オーディオ・インターフェイスとペダルを接続
- ペダルをインターフェイスの楽器入力に戻す
とてもシンプルです!
お気に入りの Tone Model をシェア/ダウンロード
TONEX Capture で作成した Tone Model は、ToneNET を介して世界中のユーザーと共有できます。また、公式のプレミアム Tone Model 200 種類をご利用いただくことも可能です。
主な特徴
- トーン・モデリング、アンプ・レコーディング、リアンプに対応
- オーディオ・インターフェイスとアンプを正しいレベルで接続
- キャビネット前段のアンプの信号をキャプチャー*
- グランドリフトとガルバニック絶縁によりハムやノイズを排除
- Tone Model のキャプチャーに最適、リアンプやアンプ・レコーディングにも使用可能
- TONEX SE for Mac / PC を収録(200種の Tone Model を備えた20種のアンプ、10種のペダル)
*TONEX Capture は、ロードボックスとしての機能を備えていません。リアパネルの “TO CABINET” 端子は、スピーカーキャビネットもしくはロードボックスと常に接続する必要があります。