Hookup,inc.

IK Multimedia

iLoud MTM MKII

イマーシブ・オーディオ制作環境を、多くの人に

イマーシブ・オーディオ・システムの普及に伴い、あらゆる規模のスタジオで、5.1、7.1.4、さらにはそれ以上のマルチ・チャンネル・モニタリング・システムの設置が求められています。iLoud MTM MKII は、理想的なイマーシブ・オーディオ制作環境にもご利用いただけます。

あらゆるポジションで超高精度なサウンドを実現

  • 内蔵の音響補正機能により、設置場所に合わせたチューニングが可能
  • 距離に関係なく、ポイントソース(点音源)として性能を発揮
  • 優れた拡散制御により、音響的な問題を軽減

便利な Atmos® セットアップ

  • 最新の Dolby DARDT(Dolby Audio Room Design Tool)対応により、正確な設置が可能
  • 統合された LFE ベース・マネージメント
  • どこにでも簡単に取り付けられるコンパクトなデザイン

正確に、簡単に

iLoud MTM MKII が、Atmos® システム用の Dolby Audio Room Design Tool (DARDT) で利用できるようになりました。Dolby の規格に準拠したマルチモニターセットアップを、どこでも素早く、簡単かつ正確に設置することができます。

各スピーカーを簡単にキャリブレーション

スタジオの規模に関わらず信頼できるモニター環境を実現するため、iLoud MTM MKII には、自動音場補正システムが内蔵されています。同梱の測定マイクをリスニング・ポジションに設置したら、あとはスタンド、天吊りなど各ポジションに設置された iLoud MTM MKII に接続し、“CAL/PRESET” ボタンを長押しするだけです。

一点から鳴っているように聴こえるMTM(仮想同軸)デザイン

iLoud MTM MKII は、ウーファーとツイーターを上下左右対称に配置した MTM(ミッドウーファー + ツイーター + ミッドウーファー)デザインを採用しています。「仮想同軸」と呼ばれることの多い MTM デザインで得られるのは、ウーファー、ツイーター再生音が分離せず、一点から鳴っているように聴こえる体験です。iLoud MTM MKII の歪みの無いリニアな位相特性と相まって、設置場所がフロントでも、天井でも、精度の高いモニタリングが可能になっています。

優れた拡散制御で反響を低減

iLoud MTM MKII は一般的なスピーカーに比べ、音の広がり方、特に垂直方向の分散が劇的に制御されています。そのため、サラウンド・オーディオ用にカスタム・チューニングされていない部屋であっても、スピーカーと、天井、床など室内音響の相互反射が最小限に抑えられ、正確なモニタリングが行えます。

軽量でコンパクト

同等のスタジオモニターと比較して30~50%の小型・軽量化を実現しているため、どのようなサイズの部屋でもセットアップが容易です。

80 Hz の低域カットオフに対応し、サブ・ウーファーとの統合が可能

コンパクトなサイズでしっかりとした低域の再生能力を特徴とする iLoud MTM MKII ですが、サブ・ウーファーを併用するイマーシブ・オーディオのセットアップの場合、この十分な低域の再生能力は必ずしも理想的ではありません。

適切な低音管理を行うことで、メイン・スピーカー、サラウンド・スピーカーはそれぞれが得意とする周波数帯を再生し、サブ・ウーファーに低周波数帯を任せることが可能となります。

iLoud MTM MKII は、マルチ・チャンネル環境でのサブ・ウーファーとのシステム構築のために、ファームウェア v1.2.0 にて 80 Hz での低域カットオフに対応し、イマーシブ・オーディオ制作環境の構築に最適化されました。

イマーシブ・セッティングに新たなオプション

iLoud MTM MKII を、壁掛け、天吊りで設置する際に便利な専用ブラケットがリリースされました。標準のマイク・スタンドでも設置が可能な iLoud MTM MKII ですが、この純正ブラケットにより、固定取り付け時のオプションを提供します。

底面に 3/8 インチのネジ穴を装備した iLoud MTM MKII は、そのコンパクトな筐体から、天吊りができない場所でもマイク・スタンドを使用してハイト・スピーカーの設置が可能です。この専用ブラケットは、Dolby Atmos ミックスの需要の高まりにより、本格的なルームにて、天吊りや壁掛けのスピーカーとして iLoud MTM MKII を設置するユーザーの増加を受けてデザインされました。

ページトップへ