AXE I/O Solo
本物のサウンドを録るためのレコーディング・ギア
「ギタリストのために」というコンセプトのもとに開発された AXE I/O(2 IN/5 OUT)は、リリース以後多くのギタリストの間で話題となりました。AXE I/O Solo(2 IN/3 OUT)は、AXE I/O の仕様をコンパクトな筐体、お求めやすい価格に凝縮した、コンパクトなプレミアム・インターフェイスです。
AXE I/O Solo は、IK の20年に渡るアナログモデリングとハードウェアの研究に基づいて開発されており、ギターの録音をこれまでになく素早く簡単に、そしてハイクオリティーなものへと進化させます。
ギターのために考え抜かれた究極のチャンネル
AXE I/O Solo には3種のサーキット・トポロジーが搭載されています。これにより、あらゆる種類のギター、ピックアップ、演奏スタイルに合う最適なサウンドが得られます。
ピックアップの選択
- PASSIVE
パッシブ・ピックアップからの入力を最高のトーンで増幅する回路です。低出力のビンテージ・ピックアップから、最新のハムバッカーまで対応します。 - ACTIVE
アクティブ・ピックアップを使用する場合に、不要なゲインステージをバイパスすることで、ダイレクトでクリーンなサウンドが得られます。
モードの選択
- JFET
わずかな倍音を付加するクラスAのディスクリートJFETモードです。 ミッドレンジにあたたかみが加わります。 - PURE
色付けのない、完全に透明で正確なサウンドです。
AXE I/O Solo は、入力インピーダンスを連続的に調整できることで話題となった AXE I/O と同じ Z-TONE™ 回路を搭載しており、入力インピーダンスを 2.2 kΩ(BOLD)から 1MΩ(SHARP)の間で調整可能です。
インピーダンス値を大きくすると(SHARP側に回すと)よりシャープで切れ味の良いサウンドに、小さくすると(BOLD側に回すと)より柔らかく太いサウンドになります。
ギターサウンドをさらに魅力的にするキャラクターのコントロールが、ノブを回すだけで簡単に行えます。わずか数分試すだけで、ミックスにピッタリと合うサウンドを得ることができ、録音後にEQで試行錯誤する時間を大幅に節約することができるでしょう。
ピュアで透明なマイクプリアンプ
マイクを使用したレコーディングにおいても、AXE I/O Solo の透明なクラスAマイクプリアンプが真価を発揮します。
超低ノイズフロアを実現した設計により、ささやくような繊細なボーカルから大音量のギター・アンプまで、5 Hz - 32 kHz ± 0.5 dB(@ 96 kHz)とワイドかつフラットな周波数特性にて収録可能です。
24-bit、192 kHz 対応の高品位な A/D D/A コンバーター、超低ジッター・クロックの高品位なアシンクロナスUSBオーディオ・インターフェイスとしても、価格を超えた品質を実感していただけるでしょう。
リアンプも驚くほど簡単に
アンプとストンプのサウンドを決めてギターをレコーディングした後、ミックス段階でアンプ、ストンプのサウンドを再調整したくなることはよくあることです。そこで、クリーンなギターサウンドもレコーディングしておき、そのトラックをミックス時にアンプ、ストンプで再度処理するリアンプ処理を行う人が増えていますが、その場合、リバースDIボックス、ハム・ノイズを防ぐためのグラウンド・ループ・インタラプタなどが必要でした。
AXE I/O Solo を使用したリアンプは簡単です。フロントパネルの INPUT 1 から Z-TONE サーキットを通して入力されたクリーン・トーンのギターをそのままレコーディングしてください。そして、AMP OUT からアンプに接続し、アンプ前に設置したマイクロフォンをリアパネルの INPUT 2(XLR/標準コンボ入力)に接続すればリアンプされた音色をレコーディング可能です。AMP OUT をストンプ・ボックスに接続し、そのアウトプットをフロントパネルの INPUT の入力すれば、ミックス時にハードウェア・エフェクターで実験を重ねることもできます。AXE I/O Control Panel ソフトウェアでは AMP OUT のグランド・リフトも選択できるので、アンプ接続時のグランド・ループもクリックひとつで回避することができます。
AXE I/O Solo + AmpliTube 5 + TONEX バンドル
AXE I/O Solo に AmpliTube 5 と TONEX をお得な価格でバンドルしたパッケージもラインナップ。それぞれのポテンシャルを最大限引き出しましょう!
*ソフトウェアはダウンロードで提供されます。
最高品位のオーディオ・インターフェイスをすべての人へ
AXE I/O Solo のサウンドのクオリティは、コンパクトながら、AXE I/O と同様のスペックを誇ります。117 dB のダイナミックレンジ、3 Hz - 32 kHz の周波数特性、2.2kΩ から 1MΩ まで連続的に調整できる入力インピーダンス等、他の同価格帯のオーディオ・インターフェイスに見られる仕様ではありません。演奏を正確に捉えるため、そしてあなたのサウンドを純粋で透明にするために、妥協のない仕様となっています。
AXE I/O Solo は、マスター出力とヘッドフォン出力の音量を個別に調整可能です。また、MONITOR ノブにてゼロレイテンシーのダイレクトモニターとDAW経由の音をミックスすることもできます。
AXE I/O Solo は、最大 24-bit / 192 kHz の高解像度、安定した超低ジッターの内部クロックにより、極めて透明なサウンドをキャプチャーします。クリーンなギターサウンドだけでなく、ボーカル、アコースティック楽器からアンプを通した音まで、最高の品質で録音できるのです。
先進的デジタル・コントロール&ルーティング
AXE I/O Solo には、入出力やルーティングのアサイン、接続したコントローラーの設定を行うための、強力で便利な Control Panel アプリケーションが用意されています。
INTERFACE タブでは、アクティブなインプット、ファンタムの ON / OFF、AMP OUT のグランド・リフト、アウトプット・ボリューム、ダイレクト・モニタリングのルーティング、サンプル・レート設定などを確認/設定できます。
CONTROLLER タブでは、2つのコントローラー入力に接続されたペダル操作時のふるまい(相対/絶対値、ラッチ/アンラッチ等)、MIDI チャンネル、MIDI CC 番号、CC最小値/最大値などを設定して、制御したいアプリケーションに最適な設定を行えます。
AXE I/O Solo Control Panel を使用することで、より作業に集中できる迅速で自由なワークフローを実現できます。
主な特徴
- 2 IN / 3 OUT のUSBオーディオ・インターフェイス
- ACTIVE / PASSIVE ピックアップ切り替えスイッチ
- JFET / PURE モード切り替えスイッチ
- 入力インピーダンスを連続的に調整可能な Z-TONE
- グランド・リフト可能な AMP OUT 端子
- 高解像度のクラスAマイク・プリアンプ
- 24-bit / 192 kHz 対応
- 広レンジを再現する周波数特定
- クラス最高レベルの A/D D/Aと優れたアナログ回路設計
- 繊細なボーカルから大音量ギターにも対応する超低ノイズフロア
- デザインから製造まで一貫してメイド・イン・イタリー
- 高品位なソフトウェアをバンドル