Reference Cardioid (リファレンス・カーディオイド) は、その名の通りまさにチューブマイクロフォンの指標です。
正しく "仕上げられた" サウンドを誇るこのマイクは、世界のトッププロデューサーやボイスオーバーアーティストのお気に入りのマイクとして地位を確立しています。
ボーカルの個性を引き立たせ、存在感と豪華さをもたらすこのマイクは、モダンなポップミュージックのプロダクションにおいて存分に威力を発揮してくれることでしょう。
"才能を引き出す" マイクロフォンとして、Manley Reference Cardioid は高い評価を得ています。

詳細

Reference Cardioid は、Manley Labs の Gold Reference と同じ電気回路が採用されています。ただし、カプセルはセンター固定のカーディオイド指向のもので、ゴールドダイアフラムは厚さ6ミクロンのものを使用しています。

同程度のフィルム厚と構造、(少しエッジの効いた)ほぼ同じような高域特性、ポップノイズやシビランス問題への耐性や近接効果を備える Reference Cardioid は、U47に代表されるヨーロッパ製のビンテージチューブマイクに近く、それらが新品の時のサウンドを彷彿させます。そして豊かなトーンバランスと潤いのある特色は、ボーカルのみならず、ギターやドラムのオーバーヘッド、サクソフォンなどの楽器収録にも最適です。

もし、現在使用しているマイクにコンプレッサーを掛け、5あるいは10k付近をブーストして厚みを加えているのならば、Reference Cardioid こそがあなたの求めているサウンドがするマイクロフォンと言えます。もし、12~18k近辺をコンスタントにブーストしつつクリーンで開放感のあるサウンドをお求めならば、Gold Reference の方が適しているかもしれません。

Don LaFontaine の "神の声" を実現したいのなら、この Manley Reference Cardioid を使用し、彼のような声を出せば、そのサウンドを耳にすることができるでしょう。

機能と仕様

機能

  • チューブマイクロフォン(三極管設計)
  • カーディオイドカプセル
  • カプセルショックマウント
  • 6ミクロン厚、1”の金蒸着ラージダイアフラム
  • -10dBパッドスイッチ
  • 専用電源ユニット
  • 専用ショックマウント(サスペンション)付属
  • 本革カプセルプロテクター付属

技術仕様

  • 真空管:12AT7(2011年以降、以前は12AX7と6072を使用)
  • 周波数特性:10Hz ~ 30kHz
  • 感度:17mV/Pa
  • ノイズ:-120dB EIN
  • 最大SPL:150dB
  • 出力インピーダンス:200Ω
  • 電源消費:8.4W(70mA @120V)
  • 動作電圧:100V、120V、220 ~ 240V @50/60Hz(出荷地域に合わせた電源オプション設定*)
  • ヒューズ仕様:
    250 mA @ 100~120VAC電圧駆動時
    125 mA @ 220~240VAC電圧駆動時
  • 寸法:
    マイク:4.5” x 4.5” x 9.7” (約114.3mm x 114.3mm x 246.4mm)
    電源ユニット:5” x 3.4” x 8.2” (約127mm x 86.36mm x 208.3mm)
  • 重量:
    マイク:2.25 lbs(約1.02kg)
    電源ユニット:2.5 lbs(約1.13kg)
    出荷:15 lbs(約6.8kg)

*電源に関して
基本的に国内出荷分は100V仕様になりますが、スタジオ環境に合わせて米国と同じ117V仕様に変更することも可能です。オーダー時にお申し付けください。
(注:本製品はマルチボルテージでありません、電圧は必ず合わせてお使いください。)

仕様は予告なく変更となる場合があります。

トラブルシューティング

ショックマウントの "O" リング交換方法は?

マイク本体は赤色のシリコン製の "O" リングでマイクをサスペンションにフローティングマウントしています。このマウントはマイクの上下それぞれ5点で "O" リングを使用します。各ポイントの内側と外側で、ステンレスネジとスペーサーナットを使用して、"O" リングは固定されています。もし、"O" リングが劣化してきた場合、ネジを緩めて "O" リングを外します。そして新しいリングを装着したらネジを締めます。また、"O" リングは二重にかける事も可能です。その際は、2セットの "O" リング、合計20本をご注文ください。

"O" リングは、パーツ : RED SILICONE #114 O-RING を最寄りの販売店もしくは弊社までご注文ください。
(納品までお時間をいただく場合があります。)

真空管の交換方法は?

マイクを電源ケーブルから外します。サスペンションから外す必要はありません。マイク本体の底の赤い部分のネジを外します(3箇所)。そして、片手は底面の部分、もう片手はマイク本体を持ち、ゆっくり引き出します。真空管が見えたら、真空管ソケットをしっかり持ち、真空管を外します。そして新しい真空管を装着し、慎重に元に戻します。チューブ交換に自信のない方は、最寄りの販売店あるいは弊社までご相談ください。

マイクがブーンと鳴ります! 助けてください…

まず、すべてのケース/シャーシのネジがしっかりと締まっていて、グラウンドがきちんと接地されているかどうかご確認ください。改善されない場合は、最寄りの販売店あるいは弊社までご相談ください。

マイクのシリアル番号はどこに記載されていますか?

本製品のシリアル番号はマイクサスペンションプレートの内面に記されています。

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