IK Multimedia : SampleTank 3 のパラメータをMIDIコントロールするには
FAQ, 2016-10-14
SampleTank 3では、任意のパラメータを、MIDIコンティニュアス・コントローラー(またはMIDIコントロール・チェンジ;以下MIDI CC)でコントロールできます。
パラメータにMIDI CCを割り当てるには、画面最下部のLEARNボタンをクリックします。割り当てたパラメータの設定をさらに詳細に行うには、CONTROLボタンをクリックすると表示されるダイアログで行います。
パニック・ボタン(!)で、鳴り止まなくなってしまったサウンドを止めることもできます。
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LEARNボタン
1) LEARNボタンをクリックしてください。
2) 次にSampleTank 3の画面で任意のパラメータを選択してください。選択されたパラメータの上に、小さな四角形が表示されます。この例ではSampleTank 3のEdit画面、フィルターのカットオフ(Freq)に、MIDI CCを割り当てようとしています。
CANCELをクリックすると、操作を中止することができます。
3) お使いのMIDIコントローラーで、任意のノブ、スライダーを動かしてください。またはお使いのDAWから、任意のMIDI CCをSampleTank 3に送信してください。小さな四角形の中にMIDI CC No.が表示されます。この例では、MIDI CC No.2が割り当てられました。
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CONTROLボタン
CONTROLボタンをクリックすると、MIDI CCの割り当てを削除したり、編集したりすることができるダイアログが表示されます。
- MIDI COnt. #コラムをダブルクリックすると、割り当て得たMIDI CC No,を後から変更することができます。
- MinまたはMaxコラムで、パラメータをコントロールする範囲を設定します。
- Latchコラムは、MIDI CC No.64のサスティンなどのように、スイッチの様な役割をします。例えば、SampleTank 3が受信したMIDI CC No.の値が0〜63の場合、OFF=Minの値、64〜127の場合、ON=Maxの値となります。
- パラメータを選択しREMOVEボタンをクリックすると設定を削除することができます。
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PARTメニュー
MIDI CC No.の割り当ては、SampleTank 3のパートごとに別々に設定することができます。PARTをクリックすると表示されるドロップダウン・メニューで設定するパートを選択してください。
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設定の保存
上記で設定したMIDI CC No.の割り当ては、Multiの一部として保存されます。下記の手順で保存してください。
1) SampleTank 3画面左上でPLAYをクリックし、PLAY画面を表示させてください。
2) MULTIタブをクリックしてください。
3) 画面左下のメニューより、新規に保存する場合は、「Save As...」を、上書き保存する場合は「Save」を選択してください。
下記のMultisフォルダ、またはそのサブフォルダに保存してください。ファイル名拡張子は、「.st3m」です。
Macの場合、標準では:
Macintosh HD/ユーザ/共有/IK Multimedia/SampleTank 3/Multis
Macintosh HD/ユーザ/(ユーザー名)/書類/IK Multimedia/SampleTank 3/Multis
Windowsの場合、標準では:
C:\Users\Public\Documents\IK Multimedia\SampleTank 3\Multis
C:\Users\(半角ユーザー名)\Documents\IK Multimedia\SampleTank 3\Multis
ご注意:
サブフォルダの名称に、全角日本語文字が使用されていると、正しく読み込まれず、設定を再現できません。サブフォルダの名称は、かならず半角英数文字にて設定してください。
SampleTank 3製品ページ
http://hookup.co.jp/products/ikmultimedia/sampletank3/index.html
IK Multimedia サポートお問い合わせ窓口
https://www.ikmultimedia.com/contact-support/