Studio One をハンズオンコントロール

Panorama P4 / P6 は、「プロジェクトをナビゲートする」、「ハードシンセのようにバーチャルインストゥルメントを扱う」、「Panorama 本体のフェーダーを使いトラックをミックスする」、「モーターフェーダーから選択中のパラメーターをインスタント・コントロールする」など、Presonus Studio One(バージョン4以降)とのディープなインテグレーションを提供します。さぁ、Studio One に触れましょう!

トランスポート

Panorama から直接 Studio One のプロジェクトをナビゲートする:

録音モード、トラックの切り替え、アンドゥ、ロケーターの設定、ウィンドウのズームなど、あらゆるトランスポート機能がコントロール可能です。

インストゥルメント

ハードウェアシンセサイザーのようにバーチャルインストゥルメントを扱う:

フィルターやエンベロープへのアクセスなど、すべての Studio One 内蔵インストゥルメントがプリマッピングされており、Panorama 本体の "Data" エンコーダーから選択したパラメータへ瞬時にアクセスできます。

ミキシング

コンソールの感覚でミックスを:

Panorama は、Studio One のレベル、パン、センド、インサート、オートメーションコントロールを行う、ミックスサーフェスとなります。

Studio One のモード切り替え

モードボタンは Studio One の数あるパラメーターから Panorama で操作するものを選ぶ際に用います。"Mixer"、"Instrument"、あるいは "Transport" ボタンを押せば Panorama のコントロール割り当てが再構成され、それに応じ画面表示が切り替わります:現在選択されているトラック名とともに選択したメニューが瞬時に表示され、迷うことなく目的のコントロールが行えるでしょう。

Nektar 独自のプラグインホストである Nektarine を使えば、Panorama のディスプレイに表示されるソフトボタンによって、さらなるコントロールオプションを利用できるようになります。Nektarine は Studio One のDAWインテグレーションと組み合わせて使うことができ、より詳細なプラグインコントロール、グラフィックマップ編集、そして強力な汎用パッチデータベースを提供します。Panorama を一般的なMIDIコントローラーとして使用する場合は、" Internal" ボタンを使って内部設定へアクセスします。

ミキサーモード

Panorama P4 / P6 に備わる9本の 45 mm フェーダーとモーターフェーダーを使えば、まるでハードウェアコンソールのように複数のチャンネルをミックスできます。Studio One のミキサーチャンネルは(ディスプレイ下にある "Bank -/+" ボタンを使って)8チャンネル単位でコントロールすることが可能で、フェーダー下にあるLEDボタンでは、ソロ、ミュート、レコードアーム、そしてトラック選択が行えます。フェーダー9はマスターレベルのコントロールに割り当てられます。

フェーダー上の8基のエンコーダーは、Toggle / View ボタンによる切り替えによって、パンあるいは8つのセンドの内の1つへアクセスする際に使用します。

同じフェーダーを使用してさまざまなパラメーターをコントロールしていると、物理的なフェーダーの位置と実際にコントロールしようとしているパラメーター値とが異なる場合もあるでしょう。Panorama に備わるソフトテイクオーバー機能は、通常こういった時に起き得る「パラメータージャンプ」を回避してくれます(物理的なフェーダーやノブなどの位置がパラメーター値と一致する瞬間までは、それらを操作しても値に変更は加えられません)。もちろん、このソフトテイクオーバー機能は無効にすることも可能です。

ディスプレイの右側にある8つのエンコーダーは、選択されているチャンネルのセンド、インサート、およびマクロをコントロールします。デフォルトではチャンネルの最初の8つのセンドに割り当てられていますが、ディスプレイに表示されるソフトボタンによる切り替えで、チャンネルインサートや Studio One のマクロパラメーターのコントロールに使え、オートメーションの際に有用なものとなるでしょう。

どのチャンネルバンクが選択されていても、Panorama P4 / P6 のモーターフェーダーは、常に現在選択中のチャンネルに割り当てられています。"Mute" ボタンと "Solo" ボタン、および "Read" と "Write" のオートメーションステータスLEDは、チャンネルストリップの状態を明快に示します。

"Fader" ボタンを押せば、モーターフェーダーは選択されたパラメーターをコントロールするよう切り替わります。現在のパラメーター値を即座に反映し、手早くコントロールが行えるようになるのです。

パラメーターの変更は、Panorama 本体のディスプレイに表示されます。現在のチャンネルバンクとその状態をさっと把握したい場合も、チャンネルマクロやセンドの割り当てとその正確な値を容易に確認することができます - そう、すべてはあなたの目の前にあるのです。

ディスプレイに表示されている "Inserts" ソフトボタンを押せば、チャンネルインサートにアクセスしたり、Studio One のプラグイン設定を編集することも可能です。

インストゥルメントモード

Studio One インストゥルメントと VST、VST3、または AU プラグインを Panorama からコントロールする:

インストゥルメントモードでは、Impact XT、Mojito、MaiTai、Sample One XT、Presence XT など、すべての Studio One インストゥルメントが手早く使えるようプリマッピングが施されています。

エンベロープやフィルターの調整、その他重要なパラメーターが Panorama のコントロールに割り当てられており、ラーン機能を有効にすればマッピングを簡単にエディットすることもできます。もちろん、Studio One のインストゥルメントのプリセットのブラウジングも、Panorama 本体の "Patch - / +" ボタンから行えます。

8基のエンコーダーへ割り当てられているパラメーターはディスプレイのメイン部分に表示され、エンコーダーを動かすことでディスプレイ上部の表示もそれに応じます。また、ここでは "Learn" ソフトボタンも表示され、1ページ分のパラメーターマッピングを手早く行えるようにもなっています。

Panorama P4 / P6 本体の左から8本のフェーダーは、ほとんどの場合においてエンベロープに割り当てられています。フェーダー9はマスターボリュームのコントロールとなります。Toggle / View ボタンを押せば、各フェーダーとエンコーダーに割り当てられているパラメーター表示を一瞬で切り替えることが可能です。

サードパーティ製の VST、VST3、AU インストゥルメントプラグインをさらに細かく制御したい場合は、Nektar DAW インテグレーションとともに Nektarine をお使いください - すべてをコントロールし、赴くまま深くマッピングを組み上げていくことができます。

任意のパラメーターをインスタントコントロール

Panorama では、任意のパラメーター割り当てをリアルタイムで行うことができます。Studio One のパラメーターをクリックするだけで、本体ディスプレイ横に備わる Data エンコーダーに割り当てられるのです。

マウスでパラメーターをクリックするたびに、その値が Data エンコーダーに割り当てられます。この割り当ては、現在選択中のモード(ミキサーあるいはインストゥルメント)に関係なく機能します。つまり、ミキサーレベルを調整してすぐに VST プラグインのディケイタイムをコントロールし、さらに別チャンネルのパン設定を決める、といったことが可能となります。

さらに、選択したパラメーターをコントロールするためにモーターフェーダーを使うこともできます。"Fader" ボタンを押すだけで、モーターフェーダーへ選択したパラメーターを割り当てることができ、その位置は現在設定されているパラメーター値へと自動的に移ります。

グローバルコントロールとナビゲーション

Panorama の専用のトランスポートボタンとトラック選択ボタンで、ハードウェアからプロジェクトをナビゲートできます:

  • 6つのLEDトランスポートボタンは、どのモードが選択されていても、Studio One のトランスポート機能へ直接アクセスできます。サイクル、巻き戻し、早送り、停止、再生、そして録音といった、標準的なトランスポート機能をすべて利用可能です。
  • また、トランスポートボタンの上に並ぶボタンでは、Goto L、ループポイントの設定、アンドゥ、クリックのオン/オフ、および録音モードの切り替えが行えます。
  • ディスプレイ下の "Track - / +" ボタンを使用すれば、トラック(モードによってはミキサーチャンネル)を変更できます。"Patch - / +" ボタンでは、Studio One インストゥルメントのプリセットをブラウジングすることができます。"View" ボタンは、すべてのフローティングウィンドウの表示/非表示の切り替えに使用します。

Nektarine(ネクタリン)

Nektarine は Studio One DAWインテグレーションと同時に利用可能な「プラグインホスト」であり、さまざまなインストゥルメントプラグインのコントロールやライブラリ管理を拡充させる強力な機能です。

Nektarine を起動するとすぐに Panorama との通信が始まり、VST、VST3、または AU プラグインを詳細にコントロールする準備が整います - そして、デフォルトのプラグインマップでサポートされているインストゥルメントプラグインを読み込めば、これまで知らなかった未開の部分に触れることもできるでしょう。ノブを回し、マウスに比べはるかに直感的なコントロールを楽しんでください。もちろん、ディスプレイには各コントローラーに割り当てられているパラメーターと状態が表示されます

Data エンコーダを回すと、インストゥルメントマップのさまざまなページに直接アクセスできるようメニューが表示されます。これによって、複雑なプラグインでも手早く目的とするパラメーターを見つけることができるでしょう。ページを選択するとすぐに対応する Nektarine ファクトリーマップページが表示され、それに応じた割り当てが瞬時に展開されます。

コントロールマップ

たしかに、まだファクトリーマップが用意されていないプラグインもあります - しかし問題はありません! Nektarine 画面上部の "Edit" ボタンをクリックしてコントロール編集ページを開きましょう。これはコントロールマップページを編集するためのメニューです。パラメーター名を変更したり、ナビゲーションを割り当てたりして、ページを整理することもできます。パラメーターをドラッグ&ドロップして各ページのコントロールに割り当てるか、Panorama のパラメーターラーン機能を活用しましょう。

ファクトリーマップはカスタマイズ可能で、プラグインがロードされるたびにリコールされるよう保存も行えます。

Nektarine と Panorama は、専用のハードウェアシンセサイザーでも到達できないレベルの深い統合性を備えた、比類なきコントロールを実現します。あなたの愛用するインストゥルメントプラグインを改めて新鮮に感じることができるでしょう。

洗練されたブラウザ

Nektarine のブラウザは、インストゥルメントプラグインのファクトリーパッチを Panorama 本体から直接呼び出すことを可能とします。

ユーザーパッチをインポートまたは保存することもできるため、Nektarine のブラウザから選択できるパッチは次第に増えていくことでしょう。しかし Nektarine には探しているパッチを簡単に見つけるためのタグ、検索、評価オプション等、数多のパッチを管理するために役立つツールが充実しています。

グループタグにはタグ設定の組み合わせが格納され、ボタンを押すだけでオプションを絞り込むことができます。 注目すべきは、Nektarine ブラウザがDAW間で完全な移行を可能にしている点です。あるDAWで Nektarine を使用すると、他の互換性のあるDAWでもプラグインを同じ方法でブラウズすることができるのです。

マルチモード

Nektarine は、最大16のインストゥルメントプラグインをレイヤーさせることが可能です。各プラグインスロットには、インスタントミックス用としてボリューム、パン、ミュート、ソロパラメーターが用意されています。大いなる可能性を感じてください!

ページトップへ