現代に蘇るビンテージ・シンセのDNA

Syntronik は、先進のサンプリング技術と、IK ならではのモデリング技術に基づくシンセサイザー・エンジンを組み合わせたハイブリッド・タイプのバーチャル・インストゥルメントです。

Syntronik には、丁寧にマルチ・サンプリングされたビンテージ・シンセサイザー / ストリングス・マシンの名機38機種のサンプルをベースにした17のインストゥルメント総計2,100種類以上のプリセット・サウンドが用意されています。最良のコンディションの機材から収録したサンプルをコア音源としながら、各機種に最適化されたインターフェイス、オシレーターの繊細かつ微妙なゆらぎを再現する IK 独自の DRIFT™ 技術、そして4種類のアナログ・フィルター・モデルといった独自のエンジンにより、まるで実機を操作しているような感覚で音作りが楽しめます。

加えて、4パートを組み合わせたマルチの構築 / スプリット機能を備えています。各パートにはアルペジエーター機能と、5つまで同時使用可能な縦型ランチボックス・スタイルのエフェクター・スロットが装備されており、これらを自由に組み合わせることで、複雑なサウンド・テクスチャーやリズム / シーケンス・パターンの作成からサウンド・デザインに至るまでを Syntronik だけで実現可能です。

名機のDNAを継承

Moog、Oberheim、Sequential Circuits、ARP、Roland そして Yamaha などのビンテージ・シンセサイザーのサウンドを正確に再現するためには、まずはじめに、それぞれの機種のオシレーターを丁寧にかつ注意深くサンプリングする必要があります。

IK では、実機そのものの音響特性を再現しつつ、かつ自由にエディット可能なコア音源を得るべく、最良のコンディションの実機をプライベート・コレクションから集めました。そしてそれらを何年にも渡って丁寧にサンプル収録してきたのです。各オシレーターのサンプルは、オシレーター・シンク、FMモジュレーションなどのバリエーションだけでなく、同音連打時も自然なサウンドとして響くよう、ラウンド・ロビン用のサンプルが丁寧に収録されています。その総計はなんと100,000サンプル以上サイズにして約62GBにも及びます。

まるでビンテージ・シンセのミュージアム

Syntronik には、以下のビンテージ・シンセサイザー / ストリングス・マシン名機38機種のサンプルをベースにした、17のインストゥルメント、総計2,100種類以上のプリセット・サウンドが用意されています。

Alesis Andromeda・ARP 2600・ARP String Ensemble (Solina)・Elka Rhapsody 490・Hohner String Performer・Micromoog・Minimoog Model D・Modular Moog・Moog Opus 3・Moog Prodigy・Moog Rogue・Moog Taurus I・Moog Taurus II・Moog Taurus 3・Moog Voyager・Multimoog・Oberheim OB-X・Oberheim OB-Xa・Oberheim SEM (Synthesizer Expander Module)・Polymoog・PPG Wave 2.3・Realistic Concertmate MG-1・Roland Juno-60・Roland Jupiter-4・Roland Jupiter-6・Roland Jupiter-8・Roland JX-10・Roland JX-3P・Roland JX-8P・Roland RS-09 Organ/Strings・Roland RS-505 Paraphonic・Roland TB-303 Bassline・Sequential Circuits Prophet-10・Sequential Circuits Prophet-5・Yamaha CS-01II・Yamaha CS-80・Yamaha GX-1・Yamaha SY99

ハイブリッドなシンセシス・アーキテクチャー

実機のサウンドを可能な限り忠実に再現するために、IK では回路レベルからアナログ・フィルターのモデリングを行いました。Minimoog や Modular Moog でおなじみの Moog トランジスター・ラダー・フィルター、Jupiter-8 や Juno-60 に搭載されていた Roland の IR3109 チップ、また Prophet-5、Oberheim OB-Xa、そして Memorymoog などに搭載されていた Curtis CEM3320 チップ、そして Oberheim SEM ステート・バリアブル・フィルターと、合計4種類の古典的アナログ・フィルター・モデルが Syntronik に装備されています。

こうした古典的なアナログ・フィルターのモデリングと、丁寧にマルチ・サンプリングされたオシレーターのサンプルをハイブリッドに組み合わせることで、名機のサウンドが可能な限り忠実に再現されているのです。それだけではありません。もちろんオシレーター部とフィルターの組み合わせは自由自在ですから、「Oberheim のオシレーターに Moog のフィルターをパッチング」といった、かつては夢物語であったことが、デジタルの領域で実現可能になるのです。加えて、フォルマント・フィルター、フェイズ・フィルターといったモダンかつパワフルなデジタル・フィルターも装備されていますから、「アナログ・シンセサイザーの波形をデジタル・フィルターで加工する」といったことも可能になるのです。

IK 独自の DRIFT™ 技術

アナログ回路には常に不安定な要素が存在します。Syntronik では新開発の "DRIFT" 技術が採用され、サンプル音源の再生にアナログ回路独特の微妙なゆらぎを加えることを可能にしています。サンプルが発音される度に、位相、音色、ピッチなどを微妙に変化させることで、アナログ・オシレーターのふるまいを再現しています。このアナログ回路独特の揺らぎをエミュレーションした DRIFT 機能を装備することで、シンプルなデチューンやマルチ・ソース・モジュレーション以上に、有機的で、生き生きとしたアナログ・フィールにあふれたオシレーター部が生まれたのです。

洗練されたGUI

Syntronik を操作するのに、シンセサイザー・プログラミングの専門家である必要はありません。それぞれのシンセサイザーをより簡単に操作していただくために、17種類の専用ユーザー・インターフェイスが用意されています。まるで実機を操作しているような感覚で、サウンド・エディットを素早く簡単に行うことができるのです。

パワフルなエフェクト機能

Syntronik には、著名なコーラス・エフェクトをモデルに開発された Ensemble Chorus を含め、おなじみ T-RackS シリーズや AmpliTube シリーズ譲りのエフェクト・モデルが38種類も内蔵されています。グラフィック・ユーザー・インターフェイスにはランチボックス・スタイルの縦型モジュールが採用され、パートごとに最大5つまで同時使用可能なエフェクト・スロットが用意されています。シンセサイザーのオシレーター部、フィルター部、そしてエフェクトに至るまで、自由に組み合わせることで、サウンド・デザインの可能性は無限大に広がります。

モジュレーション系
モジュレーション系
ダイナミクス / EQ系
フィルター系
ディストーション系
アンプ・モデル系
リバーブ / ディレイ系

4パートのレイヤー / スプリットが可能

Syntronik は4パートのマルチ・ティンバー音源です。直感的に操作できるユーザー・インターフェイスにより、まるで「サウンドの壁」のような重厚なレイヤー・サウンドを構築したり、低音域と高音域に異なるサウンドをスプリット設定し、左手でベースを演奏しながら、右手ではリードを演奏したり、といったことも可能です。保存したスプリット / レイヤーは、簡単にかつ即座に呼び出しが可能ですから、パフォーマンス時の音楽表現の可能性を広げてくれるに違いありません。

ダイナミックなアルペジエーター機能を搭載

Syntronik の4つのパートそれぞれにパワフルなノート / コード・アルペジエーターが備わっています。アルペジオの音域をはじめとする設定も併せて保存しておくことが可能ですから、4つのパートのアルペジエーターを自由に組み合わせることで、有機的に変化するサウンド・テクスチャーや複雑なリズムのシーケンス・パターンの作成に至るまでを Syntronik だけで実現可能です。サウンド・デザインの可能性をさら広げてくれることでしょう。

求めるサウンドをすばやく検索

Syntronik には洗練されたインストゥルメント / プリセットのブラウザー機能も装備されており、2,000以上ものファクトリー・プリセットを素早く探し出すことができるのです。キーワードで検索したり、ベース、リード、パッドといったカテゴリー別、「あたたかい warm」、「歪んだ distorted」、「パーカッシブ percussive」といったサウンドのキャラクターごと、モノフォニック、ポリフォニック、アルペジオといったタイプ別に分類してリスト表示したりといったことも可能です。お気に入りのプリセットを即座に呼び出すためのお気に入り登録機能も用意されています。

SampleTank の拡張音源としてもお使いいただけます

Syntronik のサウンドは、定番サウンド&グルーヴ・ワークステーション、 SampleTank の拡張ライブラリーとしてシームレスに統合することが可能です。SampleTank の膨大なアコースティック楽器、電子楽器、ドラム、グルーヴと Syntronik のシンセサイザー・サウンドを組み合わせて、音作りの可能性がさらに広がります。

主な特徴

  • 直感的に操作可能な17種類のインストゥルメントを搭載。
  • シンセサイザー / ストリングス・マシンの名機38機種のサウンドを収録。
  • 入念にマルチ・サンプリングされた波形をベースにしたオシレーター部。
  • 4種類の古典的フィルター・モデルに基づく、フィルター機能。
  • アナログ回路のゆらぎを再現してくれる IK 独自の DRIFT™ 技術。
  • オシレーターやフィルターの自由な組み合わせが可能。
  • 4パートのスプリット / レイヤーが可能。
  • 各パートに装備されたアルペジエーターにより複雑なリズム・テクスチャーを構築可能。
  • AmpliTube / T-RackS 譲りの高品位なエフェクトを38種類装備。
  • 50GB以上ものサウンドをベースにした2,000以上ものファクトリー・プリセットを用意。
  • 洗練されたブラウザー機能を装備。
  • 画面に最適化してリサイズ可能なユーザー・インターフェイス
  • SampleTank のライブラリーとシームレスに統合可能。
  • Mac / PC に対応し、64-bit Audio Units / VST 2 / VST 3 / AAX プラグインに対応するほか、スタンドアロン・アプリケーションとしても動作。

仕様 / 動作条件

製品仕様についての詳細はこちらのページをご参照ください(メーカーサイトへ移動します)。

IK Multimedia 製品のサポートについて

IK Multimedia 製品に関するサポートは IK Multimedia 社が行います。
こちらのリンク先ページよりお問い合わせください。

IK Multimedia 社の Facebook では使い方のヒントやTipsが掲載されています。
こちらよりご参照ください。

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