リアリズム

Hammond B-3 オルガンのような伝説的な楽器を忠実に再現するために、まずはハモンド・オルガン・カンパニーおよび鈴木楽器製作所と直接協力することが不可欠でした。これらの企業が持つ数十年にわたる製品の知識と歴史を、IK Multimedia が誇るデジタル分野でのモデリング技術と掛け合わせることで、革新的なバーチャル・オルガンが完成しました。

次に、私たちはサウンドの軸となる状態の良い B-3 オルガンを複数台探しました。ジャズやブルース、R&Bやロックなどのさまざまなジャンルから状態の良い個体を選定し、トーンホイールのリークによるノイズも含めたチェックと収録を行っています。その結果として ADVANCED パネルから、トーンホイール・モデルを切り替えたり、好みのサウンドになるよう微調整したりすることが可能となりました。

トーンホイール

音色の生成元となるトーンホイールを選択できます。実際のハモンド・オルガン同様に1機種あたり91組のトーンホイール・サウンドを収録しており、キーとドローバー・セッティングに従いリアルタイムにミックスされたサウンドが出力されます。キーを押さえている間、常にサウンドを生成し続けます。

パーカッション

セカンド、サードのパーカッション・サウンドは、IKの定評あるモデリング技術を使用して生成されます。これらは ORGAN タブのスイッチによって制御します。ADVANCED パネルには、より詳細な調整が行えるようパーカッションのボリュームとボリューム補正、そしてディケイ・タイムが追加されています。

キー・クリック

鍵盤操作時に鳴るキー・クリック音は、ADVANCEDパネルで音量と、サウンド・カラーを調節可能です。キー・クリック音は、ストンプ・エフェクトやアンプ、ポスト・エフェクトなどでクセのあるサウンド作りを行う時にも効果的です。キー・クリックのサウンドはモデリングにより生成されます。

ジェネレーター・リーク

トーンホイールから生成されるサウンドには、本来の純粋なサウンド以外に、構造上避けられない意図せざるノイズが含まれますが、このノイズこそがハモンド・オルガンを象徴するサウンドとも言えます。このジェネレーター・リークについてもモデリング技術によって生成されており、リーク量を好みに合わせて調節できます。

エフェクト

ビブラート・エフェクトは、本物のハモンド B-3 オルガン同様に信号を変調してビブラート音を生成します。また、ビブラート音と原音を混ぜることでコーラス効果を生成しています。コーラスとビブラートのそれぞれに3段階のレベルが存在します。ADVANCED パネルでは、コーラスのミックス量と高音域のブースト量を調節できます。

このように Hammond B-3X は Hammond B-3 を忠実に再現しており、初のメーカー公認ハモンド・オルガン音源にふさわしく、本物同様のサウンドと演奏体験を提供します。

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