IK Multimedia : SampleTank 3 のSettingsダイアログ
FAQ, 2016-10-14
SampleTank 3の環境設定は、SampleTank画面右上のSettingsアイコン(歯車のアイコン)をクリックすると表示されるダイアログで行います。
スタンドアロン・アプリケーションでは、PREFERENES、AUDIO / MIDI、REMOTEの3つのタブが表示されます。
DISK PATH
SampleTank 3のサウンド・ライブラリーがインストールされているフォルダ・パスを指定します。BROWSEボタンをクリックし、サウンド・ライブラリーがインストールされているフォルダ・パスを指定してください。サウンド・ライブラリーのインストール先は、標準では下記の通りです。
Macの場合:
Macintosh HD/ユーザ/共有/IK Multimedia/SampleTank 3/
Macintosh HD/ユーザ/(ユーザー名)/書類/IK Multimedia/SampleTank 3/
Windowsの場合:
C:\Users\Public\Documents\IK Multimedia\SampleTank 3\
C:\Users\(半角ユーザー名)\Documents\IK Multimedia\SampleTank 3\
MIDI PATTERNS
LATCH MIDI PATTERNS
この設定がONの場合、SampleTank 3のMIDIパターンは、鍵盤を押すとその再生がスタートし、次に鍵盤を押すまで再生が続きます。OFFの場合は、鍵盤を押している間だけMIDIパターンが再生され、鍵盤を放すと再生がストップします。
LOOP INSTRUMENTS
ALWAYS SYNC LOOP INSTRUMENTS
この設定がONの場合、SampleTank 3のオーディオ・ループは、SampleTank 3のマスター・テンポに従って、再生されます。オーディオ・ループの元のテンポとSampleTank 3のマスター・テンポが極端に異なる場合、その音質は著しく劣化することがあります。
SampleTank 3のマスター・テンポは、SampleTank 3画面右下で設定できます。
LATCH AUDIO LOOPS
MIDIパターン同様、この設定がONの場合、SampleTank 3のオーディオ・ループは、鍵盤を押すとその再生がスタートし、次に鍵盤を押すまで再生が続きます。OFFの場合は、鍵盤を押している間だけオーディオ・ループが再生され、鍵盤を放すと再生がストップします。
この設定は、PADモードが有効の場合(PAD画面でご使用の場合)、無視されます。
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AUDIO/ MIDIタブ
このタブは、プラグインでご使用の場合は表示されません。お使いのDAWの設定に依存します。
AUDIO SETTINGS
DEVICE
DEVICEでは、SampleTank 3のサウンドの出力を行うオーディオ・インターフェイスを選択します。
Windowsの場合:
Windowsをお使いの場合、2つのドロップ・ダウン・メニューが表示されます。左側のメニューからは、ASIOまたはDirectXを選択します。右側からは各オーディオ・インターフェイスのドライバを選択します。DirectXよりもASIOドライバの方がレイテンシー(発音の遅れ)に優れており、ASIOドライバのご使用をお勧めいたします。
Macの場合:
SampleTank 3は、AppleのCore Audioに対応しております。Core Audioに対応したオーディオ・インターフェイスであれば、SampleTank 3でお使いいただけます。ドロップ
OUTPUT
お使いのオーディオ・インターフェイスが、複数の出力ポートを装備している場合、どのポートからSampleTank 3のサウンドを出力させるか設定します。
以下のSAMPLE RATEとAUDIO BUFFER SIZEの設定は、お使いのオーディオ・インターフェイスに依存します。
SAMPLE RATE
SampleTank 3のオーディオ処理のサンプリング・レートを設定します。スタンドアロンの場合、高い値に設定すると、それだけ良いサウンドのクォリティが得られますが、それだけCPUに対する負荷も高くなります。
AUDIO BFFER SIZE
SampleTank 3のオーディオ処理に要するバッファーのサイズを設定します。大きな値に設定すると、SampleTank 3のMIDIイベントに対する反応が遅くなります。小さな値に設定すると、反応が速くなりますが、それだけCPUに対する負荷も高くなり、デジタル・ノイズが生じることがあります。ノイズが生じない程度まで大きな値に設定してください。
また、バッファー・サイズは「64」以下の値には設定しないようにしてください。特にWindowsの場合、SampleTank 3が起動しなくなる場合もあります。
MIDI SETTINGS
MIDI IN
お使いのコンピュータに接続されているMIDIインターフェイス、または仮想のMIDIポートなど、SampleTank 3をコントロールするためのMIDIポートを選択してください。ANYに設定すると、すべてのMIDIソースからMIDIイベントを受信します。
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REMOTEタブ
このタブでは、SampleTank 3をMIDIコントロールするためのMIDIコントロール・チェンジNo.を設定します。このタブはプラグインとしてお使いの場合は表示されません。
GLOBAL PLAY REMOTE
SampleTank 3のGlobal Playモードのスタート/ストップをコントロールするためのMIDIコントロール・チェンジNo.を設定します。コントロール・チェンジの値が0以外の時、Global Playモードがスタートします。コントロール・チェンジの値が0の時、Global Playモードがストップします。
BROWSE LIST
SampleTank 3のMULTI、INSTRUMENT、PATTERN、LIVEのリストをブラウズするためのMIDIコントロール・チェンジNo.を設定します。
SCROLL LIST
リストをスクロールするためのMIDIコントロール・チェンジNo.を設定します。コントロール・チェンジの値が大きくなればなるほど下方向にスクロールし、値が小さくなればなるほど上方向にスクロールします。
OPEN FOLDER / LOAD SELECTED ITEM
選択したフォルダの内容を表示させたり、選択したインストゥルメントやMIDIパターンをロードするためのMIDIコントロール・チェンジNo.を設定します。コントロール・チェンジの値は、0以外の値であれば構いません。コントロール・チェンジの値が0の場合は反応しません。
SELECT PART / PAD
SampleTank 3の16のパートまたはパッドをMIDIリモートで選択するための設定をします。
ENABLE DISABLE
MIDIコントロール・チェンジでパート/パッドを選択する機能をオン/オフするためのMIDIコントロール・チェンジNo.を設定します。コントロール・チェンジの値が0の時、下記のパート/パッドの選択機能はオフになります。値が0以外の時、選択機能がオンになり、PART / PAD NAVIGATIONで設定されたMIDIコントロール・チェンジNo.で、パート/パッドを選択を選択できるようになります。
PART / PAD NAVIGATION
16のパートまたはパッドを選択するためのMIDIコントロール・チェンジNo.を設定します。コントロール・チェンジの値、0から15が、パート1から16に相当します。
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