Portico II Channel Strip

PorticoシリーズやRND5088アナログコンソールで培われたノウハウを結集したモデルです。待望された電源内蔵となり、2Uラックマウントサイズのチャネルモジュールで、マイクプリアンプ、4バンドEQ、コンプレッサー/リミッター、“テクスチャー”コントロール、そしてメーターセクションからなります。RND 5088アナログコンソールのために開発された高電圧動作のオペアンプと、新たに開発されたトランスが使用された回路は、もちろんRupert Neve Designs社がこだわるフルディスクリート仕様です。
Portico II Channel Strip
オープンプライス
市場実勢価格:315,000円 (税抜本体実勢価格:300,000円)
JAN:4530027320578
※こちらの製品はオンラインショップから直接ご購入いただけます。
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製品詳細

INPUTセクション

マイク、ライン、またはDIの3種類のソースを入力します。10kΩのノンリアクティブ入力抵抗を持つこのマイクインプットは、パッドなしで26dBuの信号をハンドリングします。マイクプリアンプはディスクリートオペアンプとトランスカップリングによって構成され、66dBのゲインを得られます。もちろん48Vのファンタム電源と位相反転スイッチも装備しています。DI入力にプラグを差し込むとトランスカップリングの3MΩディスクリート FET DI回路が選択されます。この回路により、ローインピーダンスのマイクからエレキギター/ベースなどの電気楽器まで幅広くカバーします。ゲインコントロールの前からアンバランス信号をそのまま取り出し、フロントパネルの“Thru”アウトから出力できるので外部のアンプで鳴らす場合も便利です。なお“Line”スイッチが押された場合、リアパネルのXLRライン入力からの信号がオンとなり、HPFやトリムコントロールへ送られます。

TEXTUREセクション

今回のPortico IIのために新たに開発されたのが、この“Texture”です。Porticoシリーズのマイクプリアンプに装備されていた“Silk”をさらに進化させたこの回路は、ソースに含まれる音楽的な高調波成分を調節します。ノブを回すことで連続変化を実現し、その効果は抜群です。Portico同様に“Silk”モードでは出力トランスに於ける負帰還成分を減少させ、ルパート・ニーブ氏がビンテージ機器で設計した様な周波数特性に近づきます。さらに“Silk +”モードで高調波成分が豊富な、さらによりリッチなサウンドを得られます。

EQUALIZERセクション

Portico IIに装備された4バンドEQは、ビンテージ機器で得られるようなダイナミックなイコライジングから、繊細なニュアンスコントロールまでをカバーします。通常はこのEQセクションはマイクプリアンプ&HPFとコンプレッサーの間に位置します。しかし“Post Comp”スイッチを押すことでコンプレッサーの後ろに位置することができます。LMFとHMFはフルパラメトリックタイプで、+/- 12dBの調節と0.7から5の“Q”調節ができます。LFとHFはシェルビングタイプながら、スイッチでクラシカルなピークタイプとしても動作します。各バンド単位でのイン/アウト、及びEQ全体のイン/アウトが可能です。なおHMFバンドは新たに追加されたディエッサー回路にも使われます。

COMPRESSORセクション

このクラシカルな仕様のコンプレッサー/リミッターは、Portico 5043と同様にFFとFBの2つのモードを装備しています。これはVCAの検出方式が異なり、前者の場合はより速いレスポンスを得られ、正確なアタック&リリース動作をします。後者の場合はよりスムースな動作で、音楽的あるいはビンテージ機器的なレスポンスといえるでしょう。さらに“Blend”ノブの装備により、コンプレッションされた信号とドライな信号のミックスを調整することができます。これにより自然なダイナミクスを得ながらも、ソース中のより静かな素材のボリュームを増加させることが可能です。例えばドラムトラック中で、ブラシによるスネアの演奏などに最適です。

背面パネル
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製品仕様

マイクプリアンプ

・周波数特性
メインアウト(無負荷時) 
–3 dB @ 2 Hz
–3 dB @ 160 kHz

・全高調波歪率及びノイズ
@ 1kHz, +20 dBu 出力時: 0.002% 以下
Silkオン:2次高調波 0.2%以下

ハイパスフィルター

連続可変周波数:20 Hz to 250Hz
遮断特性: 12 dB/Octave Bessel19

イコライザー

LFセクション
周波数: セレクタブルロータリースイッチ 35Hz/60Hz/100Hz/220Hz

LMFセクション
周波数ポイント連続可変 70 Hz ~ 1400 Hz

HMFセクション
周波数ポイント連続可変 700 Hz ~ 14 kHz

HFセクション
周波数: セレクタブルロータリースイッチ 4.7kHz/6.8kHz/12kHz/25kHz

コンプレッサー

スレッショルド: 連続可変 -30dBu ~ +20dBu
レシオ: 連続可変 1.1:1 ~ 20:1
ブレンド: 連続可変 0% ~ 100%コンプレッサー
ゲイン: 連続可変 -6 dB ~ +20 dB
アタック: 連続可変20 mS ~ 75 mS (0.1mS ファストモード時)
リリース: 連続可変 100mS ~ 2.2 Seconds

寸法など

外形寸法 HxWxD(mm) :約89 (2U)x482x254
出荷重量: 9.72Kg
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Rupert Neve Designs社について

プロフェッショナルオーディオ業界のレジェンド、ルパート・ニーヴ氏が新たに自身のブランド、"RUPERT NEVE DESIGNS"社を立ち上げました。同社は今までの歴史的な機種を総括する、エンジニア憧れのブランドといえます。ハーフラックサイズの"PORTICO"シリーズは、ディスクリート回路によるプリアンプ / プロセッサーであり、独自の設計哲学にこだわった名機といえるでしょう。"PORTICO"の単独、あるいはコンビネーションによる使用により、巨大なアナログコンソールのエッセンスをあなたのスタジオに提供します。

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