SLAM (Stereo Limiter and Mic Pre)

SLAM!は"Stereo Limiter And MicPre"の略号です。その名の通り、ステレオリミッター、マイクプリ、DI、そしてAD/DA(オプション追加時)の多機能なユニットです。Opto回路はそのままに、さらにサイドチェーンにスイッチ式ハイパスフィルターを加えました。ミックスや単独楽器の録音に対応するためです。また、新しいFETドライバを用いることで、”Brick Wall”リミッターのクリーンなリミッティングから汚れた粗いリミッティングまで、多岐に渡って対応します。FET RELEASEコントロールノブで様々な色を加えたり、”Clip”というセッティングを使って今までになかった柔らかな歪みを演出できるようになりました。

これだけに留まらず、2chのチューブマイクプリアンプを用意しました(ファンタム電源/フェイズリバーススイッチ付き)。60dBに及ぶゲインを可能にし(Limiterを使うとさらに20dBアップ)、低出力リボンマイクを使ったソフトな声にも十分すぎるほど。バリアブル(可変)パッドのような働きをするインプットアッテヌエーターがフロントパネルについており、デカイ音のロックバンドでも問題なく録れるでしょう。Direct Instrumentインプットへ直接接続、またはラインレベル入力にも対応しており、レベル処理に絶大な力を発揮します。これは、VoxBoxの流れをくむManleyの新しいチューブマイクプリの歴史に新たな1ページを書き加えるに違いありません。

SLAM (Stereo Limiter and Mic Pre)
オープンプライス 実勢価格 714,000円
SLAM (Stereo Limiter and Mic Pre) Mastering Version
オープンプライス 実勢価格 819,000円
*Manley製品に関しては「オープンプライス」となります。「実勢価格」は現行為替レートによる市場推定価格です。
*この商品に関しましては、高額商品の為、受注発注となります。納期をご確認ください。
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製品概要

画像クリックで拡大 (※AD/DAオプションにつきましては生産完了となっております。)
Manleyでは、1992年からElectro-Optical Levelling Limiterの開発に尽力してきました。Manley自体、プロフェッショナルパフォーマンスを確約できるレベリングアンプの開発を目指して設立されたのです。ここ数年間、Manley製品群は、数多の新顔やレトロ機材の復刻版などにも左右されず、着実に実績を上げ、各方面から賞賛を浴びています。ここで培われた技術は、VoxBoxやLangevin ELOP、Dual Vocal Comboなどに生かされており、これらのユニットも大変良い評判を得ています。

Optical Limiterは「クリア&スムースサウンド」を狙う際の常套句でした。他のタイプのLimiterは、ミックス、またはギター、ドラム用に特化しているといえます。ミックスに関しては設計上、理想的とは言えません。ベースやドラムの大音量の後には、ぽっかりと穴が空いたようになるか、ドラムのレベルが減衰しミックス全体の音を変えてしまう恐れがあるからです。ギター、ドラム、またはシンセを録る場合、粒が荒く、意図的に汚れた音作りをする場合はそのような特性を持ったリミッターを用います。しかし、エンジニアの中には、所謂”Brick Wall”リミッターを探しに、トレードショーを徘徊する人々が多く、「音をつぶさない、早いリミッター」こそが、今もなお、公然と求められているのです。

SLAM!は、往年のリミッターを彷彿とさせるような色を持っています。その良い例が柔らかく丸い音をもたらす”Clip”設定。Manleyは、望まれる”音”に狙いを定め、それに見合ったパーツを選択し、早いFETドライバとサイドチェーンの組み合わせによって、多種多様なダイナミックコントロールが可能になりました。例えば、所謂”Brick Wall”リミッティングによる人工的な味付けの少ないもの、または、リリースを早めにして潰れた音を目指すものなど。アタックコントロールも重要な役割を果たします。コンプレッサーの性能は、この部分に依存するわけですが、下手をするとドラムやパーカッションにトリガーがかかってゲインが落ちたりします。これはリミッターには見られない現象で、真のリミッターを定義づけるのは、ゼロポイントをぴったりキープできるか否かという部分です。パンチの効いたサウンドをご自分の耳でご確認ください。クリーンで差しさわりのない音からとんでもないサウンドに至る手前ギリギリのレベルまで、SLAM!はファットでウォームなアナログサウンドを維持してくれます。

SLAM! の測定機能(metering)も充実しています。2個のフルサイズVUメーターにより視覚的に、インプットレベル、最終段のアウトプットレベル、ラウドネス表示をELOPのゲインリダクションを使った伝統的なフォーマットで表示します。エンジニアはVUにスイッチ式のパッドを欲しがります。というのは「最適化された」はずのレベルが、それでもなお赤い部分に侵入してしまうからです。SLAM! のVUは、0、-3dB、-6dBで切替可能になっています。同じく、正確なLEDピークメーターがあり、インプット/アウトプットレベル、FETゲインリダクション、それ らのコンビネーションを表示できます。ピーク、ピークホールド、外部機器とのレベルマッチング用のマニュアル操作も可能です。クリスタルクリアなI/Oで+30dBレベルを確保しており、Manleyチューブラインドライバーより頻繁に使われるかもしれません。

バックパネルのI/O環境も充実しています。XLR端子はバランス(トランス付) I/O用、アンバランス(トランスレス)I/Oには1/4インチTRSジャックを装備。EQのサイドチェーンインサート用に4つのTRSジャックを、サラウンド環境構築のための複数ユニット接続用(Link用)にTRSジャックを1個備えています。

SLAM! は、マスタリングツールとしても最適です。FETリミッティングはミックス用としても最高のツールとなり、OPTO回路はマスタリングにオプティマイズされたハイパスフィルターを擁しています。マイクプリ部を省き、つまみをステップ式に替え、ブーストスイッチをVUアッテヌエータに変更されたマスタリングバージョンもカスタムメイドで供給できます。ことマスタリングに関する限り、Manleyのコンプレッサー、EQは世界で最も多く使われているツールです。最終段階のミックスにアナログタッチを加える究極的なツールとして、Variable Mu、Massive Passiveに並んでSLAM!が列挙される日もそれほど遠い未来のことではないでしょう。デジタルプロセッサーと組み合わせることにより、効果的で柔軟性に富むマスタリングツール群を構築できます。究極のステレオレコーディングギアとして、ManleyのStereo Gold Reference Microphoneとの組み合わせも考えられます。これらはすべて、生涯付き合っていくことになるレコーディングギア、そして録音機材としてのファーストチョイスになるでしょう。

マスタリングバージョン画像

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製品仕様

・Vacuum tubes (真空管) : ( 2 x 12AT7WA、2 x 6414 dual triodes )
・MANLEY transformer coupled Balanced Inputs and Outputs
・Micpre: Selectable 48V phantom power and PHASE REVERSE
・Gain: 60dB max Micpre, 43dB max DI, 20dB max Limiter Gain
・Input Impedance: 2000Ω Micpre, 1MegΩ DI
・FET Attack approx. 100uS; Release 10mS to 2Sec; Ratio: better than 20:1
・ELOP Attack approx. 10mS for 6dB GR; Release 2.5 Sec; Ratio: 10:1
・Frequency Response: 5Hz to 60KHz
・Maximum Output : +32dBm, +30dBm (into 1KΩ load)
・THD+N <.05% @ 1KHz Dynamic Range: 115dB typical
・Output Impedance: 200Ω
・Power Consumption (120/240 VAC): less than 100 watts (we think)
・Size 19・X 12・X 3.5 (2uサイズ)
・Shipping Weight: 25 lbs.
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