PROPHET V2 歴史探訪:Prophetとは?

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1973年、デイブ・スミス氏、元モーグ社のジョン・ボーエン氏、そしてバーブ・フェアハースト氏によってシーケンシャル・サーキット社が設立されました。それは彼らがNAMMショーにおいて、ミュージシャンが本当に求めていたサウンドを生むシンセサイザー「Prophet 5™」を発表した年でもありました。スミス氏のガレージで生まれた「Prophet 5™」は、絶賛を浴び、瞬く間に世界中に広まっていったのです。以後5~6年間の期間にシーケンシャル・サーキット社は急成長を遂げ、アメリカで最も大きなシンセサイザー・メーカーになっていたのです。
(Mark Vail著 “Vintage Synthesizers”より抜粋 © Miller Freeman, Inc)

開発ヒストリー

80年で最も有名なビンテージ・シンセサイザー「Prophet 5™」は世界初の初めて音色プログラムのメモリーができたポリフォニック・アナログ・シンセサイザーです。全部で6種類の改良バージョン(Rev)が存在しました。オリジナルはRev 1と呼ばれ、Rev 2はRev1のデザインを変更した改良版でした。Rev 3は大きく変化を遂げました。このRev 3は以前のRev1,2と比較すると低周波帯域が物足りないのは、当時の開発担当者が変わったせいであると今でも信じている人がいます。

真相は不明ですが、Rev 3は1、2と比較して操作性が安定しているといわれています。「プロフェット V 」はRev 2 (#0478)と Rev 3 (#2049)という 異なる2種類のプロフェット5のユニットをベースに作られているのはこうした理由からです。

「Prophet VS ™」は1980年代にシーケンシャル・サーキット社によって開発されました。このシンセサイザーの開発のヒントになったのは「いろいろな楽器の音を混ぜ合わせてクロスフェードできたら・・」というある従業員の一言でした。彼のノートには様々なアイデアがスケッチされており、その中のひとつには、複数の波形を単一次元でミックスするのではなく、2次元フェーダーを使用してミックスするコンセプトがありました。これを機に、ジョイ・スティックを使用して波形をミックスする「ベクター・シンセシス」という合成方式の観念がVS開発チームに生まれたのです。多くの時間と努力を費やした結果、「Prophet VS ™」が誕生したのです。
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