Analog Experienceシリーズ TAEについて

TAE®とは、True Analog Emulation (トゥルー・アナログ・エミュレーション)の略で、アナログ機器をデジタルで再現するための技術です。TAE®が持つアルゴリズムはソフトウエア上において、ハードウエアの持つスペック特徴を忠実に再現することができます。この技術により「アナログ・ファクトリー 」はこれまでにないハイクオリティーなサウンドを提供します。

折り返しノイズ(エイリアス・ノイズ)の無いオシレーター

既製のソフトウエア・シンセサイザーの 周波数スペクトラム
TAE®によって生成された アナログ・ファクトリーの オシレーターの周波数スペクトラム
標準的なデジタル・シンセサイザーは、高周波数帯域において折り返しノイズ成分を作り出します。パルスウィズ・モジュレーションやフリケンシー・モジュレーションを使用している場合についても同様です。

TAE®は、全ての処理(PWMやFMなど)において、折り返しノイズ成分のないオシレーター波形をCPUに余分な負担をかけることなく作り出すことが可能です。
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アナログ・シンセサイザーがもつ波形のゆらぎを忠実に再現

原型のアナログ・オシレーターは、コンデンサーの放電特性を使い、ノコギリ波、三角波、矩形波などの共通した波形を作り出します。これは、波形がわずかに曲がっているということを意味します。TAE®はコンデンサーの放電特性の再現を可能にしました。下図は5つのアートリアのビンテージ・エミュレーションソフトのオリジナルの波形分析図です。2つの波形はともに、ローパス、ハイパス・フィルターによってフィルタリングされた波形です。

オリジナル・ビンテージシンセサイザーの 波形画像
TAE®技術による“アナログ・ファクトリー”の 波形画像
加えて、原型のアナログ・オシレーターは不安定であり、波形の形状が周期ごとに微妙に異なっています。これは、温度や、その他の環境の状態によって左右されるアナログ・ハードウェアが持つ繊細な部分です。TAE®は、このオシレーターの不安定な部分までも再現し、より暖かく、分厚い音色を作る出すことが可能です。


※アナログ・ファクトリーに収録されたすべてのプリセット音色は、アートリアが開発、再現してきた往年のビンテージ・シンセサイザー(モーグ・モジュラー V、ミニモーグ V、CS-80V、アープ2600V、プロフェット V、プロフェット VS)のTAE®によるサウンド・エンジンを、それぞれの全く同等の状態で使用し再現していています。
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