インタビュー
日本シンセサイザープログラマー協会メンバー様よりArturia製品へコメントを頂きました!

内藤 朗 氏によるArturia 「Origin Keyboard」レビュー

 Arturiaのソフトシンセはこれまでも良く使わせて頂いておりましたが、Originはこれまでのアナログモデリング技術の集大成といえると思います。
これまでの同社の各製品で培われた技術がまとまって一つの楽器になった印象を最初に持ちました。
出音はこれまでのソフトシンセの各製品と同様にArturiaらしい音圧と存在感があり、曲の中で主張したい部分で有効に使えると思います。
やはり、何といっても一番気に入ったのは、ビンテージシンセ群が再現されたシンセサイザーモジュールを自由に組み合わせて一つのシンセとして構築できることですが、Arturiaの製品が出る毎に「これらの製品が自由に組み合わせられたらいいな」と思っていただけに、非常に嬉しい機能です。
この自由に組み合わせて自分だけのシンセを作れること。
これこそがまさに「Origin」と言えるのではないでしょうか。 

<内藤 朗 プロフィール>

作編曲、レコーディングからモバイルコンテンツ制作を始めとする各種音楽制作等、マルチにこなすシンセサイザープログラマー兼キーボーディスト。
アーティストサポート(キーボード、シンセプログラミング等)を始め各種楽曲制作、雑誌、書籍などの出版メディアにおける記事、デモサウンド制作、楽器メーカーの製品開発コンサルティング等、幅広い活動を行なう。
また、専門学校横浜ミュージックスクール、Mu-Tech LAB FOMISを始め、数々の専門学校で講師として後進の育成にも尽力し、多数の優秀な人材を業界内へ輩出する実績を持つことから「若師匠」と呼ばれることも多い。
現在、月刊DTMマガジン「打ち込みのためのMIDIキーボード入門」、月刊サウンドデザイナー「打ち込みマスター養成講座」を連載執筆中。
JSPA(日本シンセサイザープログラマー協会)理事、有限会社FOMIS代表取締役。

 

辻 敦尊 氏によるArturia 「ANALOG EXPERIENCE THE LABORATORY 49」レビュー

先日うちのスタジオにArturiaの「ANALOG EXPERIENCE THE LABORATORY 49」を導入しました。
これはプリセットソフトシンセの最上位バージョン「ANALOG EXPERIENCE THE LABORATORY 49」と
ビンテージアナログソフトシンセ6製品を網羅した「V-COLLECTION 2」で構成されるセットなのですが
これさえあればArturiaのビンテージアナログソフトシンセでやりたいと思っている事はほぼ全て出来てしまいます。
丁度、今担当している舞台音楽(無名塾公演「友達」)のレコーディング作業でも「V-COLLECTION 2」などが活躍をしてくれています。
実機を触ったことはなかったのですが「ARP2600 V2」のサウンドなんかは特にお気に入りと言えますね!
本当に太い音というのを体感させてくれるシンセだと思います。
ArturiaのTAE技術に触れた今、今後発売されてくる製品にも大きな期待が持てそうです。


<辻 敦尊(つじあつたか) プロフィール>
シンガーソングライターとしての活動を中心としながら、作詞家、作曲家、アレンジャー、プロデューサー、映像や舞台の音楽監督、サウンド・デザイナー、ボイストレーナー、ライターなどとしても活躍中!
シンセサイザーやコンピューターを用いた音楽制作では定評が高い。
日本シンセサイザープログラマー協会 理事(JSPA)

 

 

小出祐輝 氏によるArturia「SPARK」レビュー

アルミ筐体のボディを採用したSPARK専用ハードウェアコントローラーを手に取ると、
ずっしりとした重みがあり、LEDを含め白で統一された外装と相まって、非常に高級感があります。
薄暗いスタジオの片隅に「SPARK」が置いてあるだけでモチベーションが高まります。

「SPARK」の操作はいたってシンプル。

定番ドラムマシンTR-808/TR-909方式のステップシーケンサーで打ち込んでいくスタイルなので、
マニュアルを読まなくても、「SPARK」が体の一部になったような感覚を味わうことができます。
定評のArturia製サウンドエンジンなので、ドラムサウンドはもちろん、フィルターやエフェクト
の効きもハイクオリティです。

また、PC上のSPARKソフトウェアも非常に洗練されていて、3つのパネルを切り替えながら、
パターンやインストゥルメントの細かなエディットが直感的に行えます。

自分だけのインストゥルメントを作りたい場合には、
SPARKソフトウェアへ任意のWave/Aiff/REXをドラッグ&ドロップするだけ。
好きなサウンドを瞬時に演奏できます。

SPARKソフトウェアはVST/Audio Unit/RTASなどのプラグイン規格に対応しており、
DAWへのマルチアウトも可能 (最大16)。パターンのMIDI書き出しもドラッグ&ドロップで行えます。

ハードウェアドラムマシンでしか味わえない人間と楽器の一体感に加え、ソフトウェアならではの
高度な柔軟性を兼ね備えた「SPARK」は、まさに次世代のドラムマシンを代表する一台かと思います。


<小出祐輝 プロフィール>
日本シンセサイザープログラマー協会 (JSPA) 会員
様々なハードウェア・ソフトウェアシンセサイザーに触れ、
より素晴らしい電子楽器が生まれるよう活動しております。 

小出祐輝 公式サイト